ファーストサーバ データ消失に学ぶ。バックアップの重要性とクラウドサービスの落とし穴

0
530
クラウド
Pocket

ファーストサーバの障害問題、大変なことになっているようですね。
幸い自分は関係がないのですが、以前務めていた会社はサイボウズオフィスを使っていたので、運が悪いとデータ消失かも。

まあ、消えてしまったものはしょうがないし、そもそも復旧できないというのが信じられませんが、今の時代でもこんなミスが起こるんだなあ。と、悪い教訓にして、今後はしっかりとバックアップをとる習慣をつけていく必要があると感じました。(ある意味当然のことなんですけど)
それと、今回の件で少し、クラウドサービスというものに対して、企業側自身もバックアップ対策の強化を考える必要が出てきたと思います。

ということで、今日はちょっと真面目にバックアップの事とか考えてみたり。

- Advertisement -

ファーストサーバ データ消失に学ぶ。バックアップの重要性とクラウドサービスの落とし穴

20日から、企業・官公庁ユーザーが顧客の8割を占めるレンタルサーバーサービス大手でYahoo!の子会社である「ファーストサーバ」が提供するレンタルサーバに障害が発生。5000社以上の利用者のサーバ内に存在するウェブやメールなどのデータがすべて消失。復旧も無理とのこと。

詳細は【ファーストサーバ 6月22日に発生した大規模障害に関する「よくあるご質問」】で原因とか賠償について述べられています。

これだけ書くと、一般のあまりクラウドサービスに関わっていない人は、ああ、メールとかデータが消えたのね。ふーん。程度にしか思わないと思いますし、それが当然の反応だと思います。

しかしながら、今回のファーストサーバ障害の被害にあったサイボウズオフィス(グループウェア)を例に取ると、メールなどのほとんどのデータはウェブ上でのみやり取りし、パソコンにダウンロード/保存することはまずありません。
そもそも、クラウドサービスというもの自体が、ネット上のサーバーにデータを保管し、そこからデータを参照することが前提のため、契約企業側はそのサーバーを信用し、バックアップもそれほどマメに取ることは少ないと思います。(まあ、この辺はIT管理の意識の強さにも寄ると思いますが。)

サーバーを契約したことがある人ならば、まずはそのサーバーの健全性やバックアップ状態を必ず確認し、そして契約していると思います。
サーバー運営会社は、様々な言葉を並べて自分のサーバーの安定性やバックアップ体制の充実具合を宣伝しています。
しかしながら、我々契約者にしてみれば、どこでどのような状態、どのような人員でサーバーが運営されているかも分からない状態で、ネットの文言や画像、そして謳い文句やネットの評判を元に契約を決めます。

ですから、「うちのサーバーはたまに不具合がおきます。その時はバックアップもないし、もしもの時は責任はとりません。全部自己責任で使用してね。」なんて言われて契約していれば、契約者も頻繁にバックアップを自前でとる対処をしていたでしょう。
でもそもそも、そんなことが明記されていれば契約する人は殆どいないと思います。安ければいるかもしれませんが。

しかし、今回の件が致命的なのは、いくつかのポイントがあると思います。

・ファーストサーバという、レンタルサーバーでは大手の企業で起こった。
・蓋を開けてみれば、とても単純なプログラムミス
・バックアップ用のデータも消去され、しかも復元不可能
・顧客への賠償は今までのレンタル費用のみ(ここは今後の訴訟等で変わる可能性もあります。)
・サイボウズではそもそもバックアップの必要はないと前面に押し出していた部分があり、そのバックアップも消えているのが致命的

内容を少し自分なりに紐解いてみると、
・最悪メインサーバがダウンしたりしてデータが消失していても、普通はサーバー側でバックアップを取っており、日数はかかっても復旧することが多い。→全部ダメ
・データ消去されても、直後であればデータサルベージが可能なことが多く、ある程度の復旧は可能なことが多い。→これも全部ダメ

自分も以前間違って必要なパソコンデータを消去してしまったことがあったんですが、その際は、後述する【Glary Undelete】というフリーソフトで復元できました。

まあ、今回の件がどこまで企業にとってダメージがあるのか、まだなんともいえませんが、例えばメールデータ。
今までの数年間分のやり取りが全て消失し、そのバックアップが全く無くなったとすれば、これは非常にダメージが大きいと思います。
また、様々な顧客データ等もクラウド上で一元管理していたとしたら、それこそ企業運営の根幹に関わってくるし、場合によっては仕事にならない企業も出てくるかもしれません。

バックアップを取るということの重要性

本当に基本中の基本なんですが、意外とできていないこと。
それが【バックアップを取る】ということ。

これはなにも、会社運営の方だけでなく、個人のパソコンやスマートフォンにも言えることです。
みなさんは、自分のパソコンの中にある、写真やメールデータのバックアップはしっかり取っていますか?

パソコンの記録媒体であるハードディスクも、もちろん消耗品です。
購入して5年以上経っているパソコンを使用している方は、できれば外部媒体、例えば外付けハードディスクやDVD等にデータをバックアップしておくほうが良いと思います。
本当にパソコンが壊れるときはあっという間です。
つい昨日までは問題なく動いていたのに、今パソコンの電源つけたらウィンドウズ起動しないし∑(゚ω゚ノ)ノなんてことも、管理人は何度か経験しています。

また、管理人は個人的に、会社のデータ保管などにも多少携わっています。
その中で、最近はMicrosoftの【Skydrive】を活用しています。
この【Skydrive】のデスクトップアプリを使用すれば、使用している全てのパソコンのローカル環境に、クラウドのデータが保管され、しかも自動的に同期されます。

個人的には、この仕組が一番良いと思います。

理想としてはこんな感じ。

サーバーにデータ保管。
サーバーでバックアップデータを保管。
ローカル環境で同じくデータ保管。(できれば完全に毎回同期。)
さらにRaid環境でローカルデータもバックアップを取る。

もちろん、これをしておけば完璧!なんてことは物理上ありえないわけですが、今回のファーストサーバの障害に関しては、契約者がバックアップを自前で取っていなかったことが致命的なようです。
もちろん、サイボウズなどの会社自体が、バックアップはオンライン上で取っているので、契約者は何もしなくて安全かのように装っていたのにも問題があるとは思います。
ですから、今後はその辺りの整備というか、バックアップのとり方などについて改めて議論されていくかもしれません。

とういうことで、今回のファーストサーバのデータ障害の件で、改めてしっかりとバックアップを取っていく重要性を再認識させられました。
被害にあった方はそれどころじゃないと思いますが。。。

なんとか早くデータ復旧することを陰ながら祈っておりますm(__)m

ウィンドウズ7のデータ保管等について

以前にこんな記事をまとめています。
よかったら参考にしてください。

windows7初期化/リカバリー方法及びデータのバックアップについて

↓いざという時のために知っておくと便利なフリーソフト。

Glary Undelete

Glary Undeleteは、様々なファイル絞り込み機能を搭載したファイル復元ソフト。
誤ってごみ箱から削除してしまったファイルや、ウイルス感染、ハードディスクのクラッシュ などによって
失われてしまったファイルを、簡単な操作で検出&復元 することができます。
管理人が以前データを謝って消去した際にお世話になったありがたいフリーソフト様です。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
Pocket

- Advertisement -

質問やご感想があればお気軽にどうぞ。コメントは管理人の承認後に表示されます。※メアドは非公開です。