Apple Watch最近使ってない人もぜひ!watchOS 3でかなり動作が高速化!新機能を徹底解説!

watchOS 3 新機能まとめ! apple watch
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「やっと壮大な有料βテストが終了したか。」という思いと、Apple Watchに対して「お前、やれば出来る子やったんやな。。。」という思いが胸にこみ上げてきている管理人です。

元々初代Apple Watchが発売された際に、初期ロットは問題が多いとか、watchOSも全然こなれてなくて使い勝手が悪いというのは、ある程度理解したうえで購入していました。そのため、バッテリーの持ちが悪いとか、操作性が悪いとか、デザインがダサいとか、そういう部分はあまり気にしていませんでした。
また、当初Apple Watchを購入する一番の目的だったのが「iPhoneとの通知の連携(電話の着信など)」であったため、個人的にはそれなりに満足して使用していました。

しかし!そんな管理人も唯一我慢ならなかったのが、アプリの起動速度!例えば「天気」アプリをタップして起動すると、読み込みマークがぐーるぐーるして待つこと数十秒。やっと天気が表示されたと思ったら読み込みエラー。そんなことが結構頻繁にあったんです。これは本当にストレスだったし、この辺りの動作不良でApple Watchの使用を中止した人も多いのではないでしょうか。

そんな中発表された「watchOS 3」ですが、Appleの事前発表では、なんと動作が最大7倍!も高速化されるとのこと。またまたそんな冗談を~。とか思っていましたが、実際に初代Apple Watchを「watchOS 3」にアップデートしたところ、アプリの起動が予想以上にサクサクに!起動も一瞬で、今までは何だったんだ?というほど素晴らしい動作具合。

これはアプリのバックグラウンド更新に対応したのと、アプリ起動の最適化が上手く機能しているのだと思います。これは本当に快適になりました。

そして文字盤が増えたのも嬉しい。さらに「watchOS 3」からは、画面の左右スワイプで簡単に文字盤を切り替えられるようなったので、これによって随分とApple Watchの各種機能をより使いこなしやすくなりました。本当に良いアップデートだと思います。

とにかく、最近Apple Watchを使わなくなった人も、せっかくなのでぜひ「watchOS 3」にアップデートして、動作の高速化や操作性の進化を体感してみてくださいね!個人的には「iOS 10」よりも「watchOS 3」の進化に驚きました。

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watchOS 2までで満足していた点、不満点

Apple Watch

watchOS 2までで満足していた点、不満点をまとめておきます。

 

watchOS 2までで満足していた点

iPhoneとの通知の連携:
このためにApple Watchを買いました。
iPhone 6 Plusになり、サイズが大きくなったのでズボンのポケットに入れて持ち運ぶことが難しくなりました。そのため最近はバッグに入れている事が増えたのですが、これで困るのが電話やSMSなどの着信に気付けない事が増えた点。しかし、Apple Watchがあれば電話やメールもきちんと通知されるので、大幅にストレスが減りました。この点は大満足です。

アプリ連動による天気の通知:
当初はアプリも全然なかったのですが、最近は徐々に充実してきています。中でも「アメミル」というアプリの降雨予報が非常に重宝しています。雨雲が近付くとApple Watchにアニメーションで通知が入り、雨に備えることができます。もちろん降らないこともありますが、接客業においては傘立ての準備や窓を閉めるなど、便利だと思いますよ。

体調管理に気を遣うようになった:
Apple Watchには、カロリー消費の管理や脈拍を測定する機能が付いています。そのため、以前に比べるとカロリー消費に気を遣うようになりましたし、何気に通知が楽しみになっています。また、脈拍も体調管理の観点から、定期的に見返すと安心できますね。

「立つ」ことを促してくれる:
これは座りっぱなしの仕事をしている方にはおすすめですね。椅子に座ったまま時間が経つと、定期的に「立つ」ことを促してくれます。このタイミングで少し背伸びしたり体を動かしたりしてリフレッシュするようにしています。

 

watchOS 2までの不満点

バッテリーの持ちが悪い:
これは「watchOS 3」でも大幅な改善はありません。バッテリー容量の問題なのでしょうがないですよね。増やせば重く、厚みも出るし、Appleなりにギリギリのバランス調整をしての結果なのでしょうけど、時計なんだからせめて3日程度は無充電で持ってほしいものです。改善にはCPUや液晶、バッテリーなど、ハードウェア面の進化が必要ですね。
まあ、毎日iPhoneを充電するように、慣れればなんともないのですが、旅行の際などライトニングケーブルで直挿し充電できないのは不便です。

アプリの動作が遅い:
これはかなり致命的でした。おそらくApple Watchの使用をやめた人のうち、ある程度の方はこれが原因ではないでしょうか。【天気を確認したい→アプリタップ→グルグル読込み→数秒そのまま→データ取得失敗】とか、ちょっと時間返せよ!って突っ込みたくなることもしばしば。時間がかかるのが分かってたら、最初からiPhoneで確認するほうが速いやん。
しかし、これは最新の「watchOS 3」でほぼ解消されました。

時計が見れない、日付の確認ができない:
時計なのに時計が見れないとはこれ如何に?
Apple Watchは時計です。なんですけど、画面は通常真っ暗。手首を上げるとそれを検知して画面が点灯し、時計が見れます。もしくは画面タップ。
これが意外と上手く画面が点灯しないことがしばしばあります。非常にストレスフル。「watchOS 3」でも同様。
いずれはなんとか、バッテリー消費を抑えつつ、時計だけでも常時表示できる簡易機能とか欲しいですね。

それと、アナログ時計なら、秒針の下に日付があっても斜めにすると見えますよね?それがデジタルのApple Watchでは重なると日付が読めないんです。これもなんとかならないですかねえ、、、ま、「watchOS 3」からは文字盤の切り替えが左右スワイプで行えるようになったので、対処は可能になりましたけど。

 

watchOS 3の進化ポイント/新機能まとめ!

watchOS 3の進化ポイント/新機能まとめ!

「watchOS 3」には、様々な新機能や進化ポイントがあります。気になる部分をザッとご紹介しておきます。

アプリが最大7倍も高速化!:
Apple Watchを使っていて大きな不満だったアプリの動作が遅いという問題が、この「watchOS 3」で大幅に改善されました!本当に予想以上に快適になったので、これは嬉しい進化ポイントですね。

サイドボタンが「Dock」に:
「watchOS 3」からは、サイドボタンを押すと「Dock」が表示され、登録しているアプリの起動が快適に行えます。良く使うアプリは、iPhoneの【Watch】アプリを使って登録しておきましょう。最大10個までアプリを登録できます。

「コントロールセンター」搭載:
ついにApple Watchにも「コントロールセンター」が搭載されました。画面を下から上にスワイプすると表示されます。各種操作が随分行いやすくなりましたね。

文字盤のカスタマイズが快適に!新しいウォッチフェイスも登場!:
今回の「watchOS 3」アップデートで大きな改良があったのが、文字盤関連。シンプルで見やすい「Numerals」や「ミニーマウス」などが新たに搭乗。また、iPhoneの【Watch】アプリに、新たに【文字盤ギャラリー】が登場!以前よりも随分快適に、文字盤を変更できるようになりました。また、Apple Watchを左右フリックで簡単に好みの文字盤/ウォッチフェイスに切り替え可能に!これはかなり便利になりました。

サイドボタンの長押しで緊急SOSが利用可能に:
サイドボタンを長押しすると、「電源オフ」と「緊急SOS」が利用可能になります。事前にiPhoneの「Watch」アプリから設定しておきましょう。

アクティビティを家族や友人と共有可能に:
これは自分は使ってないですが、一緒に運動する人がいるとモチベーションアップに良いかも?

アクティビティアプリケーションを車椅子の方が使えるように最適化:
様々な速度や地形によって車椅子の操作の仕方が違うことを考慮に入れて最適化されているそうです。こういう取り組みは評価したいですね。

ワークアウトアプリケーション:
距離、ペース、アクティブカロリー、心拍数、経過時間といったワークアウトの測定値を、同時に最大5つ表示することができます。すべての数値を一度にチェックできるので、スワイプする必要がなくなります。

呼吸アプリケーション:
新たに「呼吸」アプリが登場です。呼吸アプリケーションは、深呼吸を連続して行うようあなたを導きます。良いタイミングで通知が出たりするので、意外と気に入っています。

Macのロック解除が可能に:
これは9月21日リリース予定の「macOS Sierra」との連動機能かと思いますが、Apple Watchを身に着けていると、Macのロックが自動的に解除されるようになるそうです。これはありがたい!早く使ってみたいですね~。

 

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

という事で、ここから「watchOS 3」の新しい画面UIの変更ポイントや、おすすめの初期設定などについて簡単に解説してみたいと思います。

まずは基本の操作について。

「watchOS 3」からは下にスワイプで「通知センター」が、上にスワイプで「コントロールセンター」が表示されるようになりました。また、左右スワイプで「文字盤」の切り替えが可能に。これで気分や状況に応じて、最適な画面を簡単に切り替えできるようになりました。これは良い改良だと思います。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

ちなみに、ミッキーやミニーの文字盤では、キャラクターをタップするとしゃべって時間を教えてくれます。ちょっとうれしい(*´ω`)

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

「コントロールセンター」はこんな感じになりました。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

アプリ一覧画面。これは相変わらず使い難い(;´∀`)

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

サイドボタンを押すと「Dock」が表示されます。良く使うアプリを配置しておくと、作業効率がアップします。上にスワイプで不要なアプリを削除もできます。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

続いてiPhoneの【Watch】アプリに関して。今回の「watchOS 3」アップデートに伴い、【Watch】アプリの画面も大幅に進化しています。下部メニューも整理され、「マイウォッチ」「文字盤ギャラリー」「App Store」「検索」の4つになりました。

まずは「watchOS 3」で大きく進化した「マイ文字盤」の部分について。「マイウォッチ」タブの「マイ文字盤」にある【編集】をタップしてみましょう。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

すると、以下のカスタマイズ画面になります。ここで不要な文字盤は削除し、良く使う順番に並び替えておくと、随分使い勝手が良くなると思います。Apple Watchの左右スワイプで文字盤を簡単に切り替えられるようなったのは、かなり便利になりましたよ。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

文字盤は、下部メニューの「文字盤ギャラリー」から自由に追加可能。新しい文字盤もなかなか良いので、ぜひ使ってみてくださいね。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

続いて「Dock」をタップしてみましょう。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

ここで「watchOS 3」から使用可能になった「Dock」(サイドボタンで起動)に表示するアプリを選択できます。良く使うアプリを配置しておくと便利です。右上の【編集】をタップすると、削除や追加、上下で順番の変更が可能です。設定が完了したら右上の【完了】をタップしましょう。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

後は各種設定を一通り見ておくのがおすすめです。とりあえず「一般」を開いてみましょう。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

まずは「Appのバックグラウンド更新」をタップ。ここで不要なあまり使わないアプリについては【オフ】にしておくと、少しでもApple Watchのバッテリー消費を抑えることができると思います。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

次に「画面をスリープ解除」の設定。ここはお好みで設定しておきましょう。画面がすぐ消えて嫌!という方は「70秒間スリープ解除」でも良いかも。ただしバッテリー消費には注意が必要です。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

次に「緊急SOS」はぜひ設定しておきましょう。【長押しして自動通報】は誤作動しちゃうと怖いので自分は“オフ”にしています。なお、【緊急連絡先を追加】から、3件まで家族などを登録できます。もしもに備えて設定しておくと良いでしょう。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

次に「サウンドと触覚」の部分。好みの応じて設定を。最後の【タップして時刻を読み上げる】は意外とお気に入りです(∩´∀`)∩

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

「パスコード」の部分は必ず設定しておきましょう。特に、面倒でも必ずパスコードは設定しておきましょう。【iPhoneでロックを解除】を併用すれば、ロック解除のストレスはほぼ無くなります。また、最後の【データ消去】も必ず“オン”にしておきましょう。盗難対策になります。

watchOS 3のおすすめ初期設定まとめ!

 

他にも、「明るさとテキストサイズ」など、設定項目は色々あります。時間がある時に一度じっくり確認してみてくださいね。

 

全ての不満が解消されたわけではない。だが随分快適にはなった。

watchOS 3の不満点

さてさて、「watchOS 2」から「watchOS 3」にアップデートされた事で、個人的には大幅に従来の不満点は解消されました。特にアプリ起動の高速化の恩恵は大きいです。
それでも不満点がないわけではありません。

まずは“時計”としての当たり前の機能が果たせていないのは大きなマイナスポイント。これは根本的なハードウェアの仕様なので、解消するのは難しいとは思いますが、現在時刻を確認したくても、腕を上げてスリープ解除しようとしても反応しないことがたまにあります。

そのため、例えば「時刻を確認したくて腕を上げる。」→「しかし検知が不十分だと画面は真っ暗なまま。」→「しょうがないので画面をタップ」→「これもタップが不十分だと検知されず画面が真っ暗なまま。」→「もう一回画面を押す」→「やっと時計が表示」なんてことも。

時計なのに時計が見れない。

個人的にはこれが、現時点でも【Apple Watch】最大の不満点です。もちろん、これはあくまでも運が悪い時だけで、通常は腕の動作で時計は表示されるし、それでも見れない時は一回画面をタップすれば大抵時計が表示されます。でもこれって地味にストレスなんですよね。オーバーアクションで腕を大きく傾けるのもなんか違う気がするし。

ゆくゆくは省電力ディスプレイの採用などで、時計だけでも常時表示される様になると随分印象は変わってくると思いますが、ここは是非なんとか改良して欲しいところ。

それと下からスワイプで出てくる「コントロールセンター」ですが、個人的には従来のように「Dock」が表示された方が使いやすかったかも。ボタンを押す方が楽か、画面スワイプが楽か、微妙なところですが、まあこれは慣れれば問題なくなるかな。

という事で、今回の「watchOS 3」、個人的には「iOS 10」よりも満足度は高めです。というか、やっとある程度アプリに関してはストレスなくApple Watchを使用することができるようになりました。

最新の「Apple Watch Series 2」では性能もアップし、かつFelicaにも対応、さらに防水機能もかなり強化されています。個人的には買い替えるほどではないですが、順当に進化してきている印象です。

後は、やはりバッテリーが充電無しで2-3日持つようになれば嬉しいのと、薄く・軽くなって欲しい。そして時計の常時表示、もしくはそれに準ずる方法をなんとか模索してほしいものです。現状でだいぶ不満は解消されたので、いずれ大きく進化するようなら、その際に「Apple Watch」を買い替えようかなと思います。

そうそう、意外と「Apple Watch」を付けていることに慣れると、付け忘れたときになんだか最近不安になるようになりました。それだけ自分は「Apple Watch」に依存しているんでしょうね。世間では悪評も多いですが、個人的には結構気に入っています。

という事で、今回の「watchOS 3」、なかなか良いアップデートだと思います。Apple Watchを使い続けているユーザーは勿論の事、最近使ってないな~というユーザーさんも、ぜひアップデートして使ってみてくださいね!随分使いやすく進化していますよヽ(*´∀`)ノ

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