【Windows Update】マイクロソフトが2017年6月の月例パッチをリリース。今のところ大きな不具合報告は無し。今回も重大な脆弱性が修正されているので早急に対応を!

【Windows Update】マイクロソフトが2017年6月の月例パッチをリリース。今のところ大きな不具合報告は無し。今回も重大な脆弱性が修正されているので早急に対応を! Microsoft Tips
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2017年6月14日、マイクロソフトが6月の月例セキュリティパッチ/ Windows Update の配信を開始しました。今のところ大きな不具合報告は出ていません。

2017年4月から、セキュリティ情報の提供方法が変更になりましたので、詳細についてはマイクロソフトの「セキュリティ更新プログラム ガイド」をご参照ください。

また、先月はランサムウェア「Wanna Cryptor」で大騒動になりましたが、今月も「国家レベルでの攻撃および情報開示による悪用の危険性が高まっているため」急遽サポートが終了しているWindows XP、Windows Vista、Windows Server 2003向けにも修正パッチが配信されています。基本的にサポートが終了したOSを使うのはおすすめできませんが、何らかの理由で現在も使用している方は、面倒でも早急に手動で更新しておきましょう!

という事で、大事になる前に、皆さん早急に「Windows Update」を行うことを強く推奨致します。

また、Adobe Flash PlayerやJavaなどのアップデートも配信中です。こちらも早めに対処しておきましょう。

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2017年6月の「月例パッチ/Windows Update」が配信開始に

2017年6月の「月例パッチ/Windows Update」が配信開始になりました。

対象となるソフトウェアは以下の通り。

  • Internet Explorer
  • Microsoft Edge
  • Microsoft Windows
  • Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
  • Silverlight
  • Skype for Business および Lync
  • Adobe Flash Player

内容は、新規セキュリティ更新プログラムを公開すると共に、新規のセキュリティ アドバイザリ 1 件の公開、既存の脆弱性情報 2 件の更新が行われています。なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに Win32/Xiazai に対する定義ファイルが追加されています。

  • 対象:Windows 10 および Windows Server 2016 (Microsoft Edge を含む)
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動
  • 対象:Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動
  • 対象:Windows Server 2012
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動
  • 対象:Windows RT 8.1
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動
  • 対象:Windows 7 および Windows Server 2008 R2
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動
  • 対象:Windows Server 2008
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動
  • 対象:Internet Explorer
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動
  • 対象:Microsoft Office、Office Services、Office Web Apps、およびその他の Office 関連ソフトウェア
    【緊急】リモートでコードが実行される ※再起動が必要な場合あり
  • 対象:Microsoft Silverlight
    【緊急】リモートでコードが実行される ※再起動が必要な場合あり
  • 対象:Microsoft Lync および Skype for Business
    【緊急】リモートでコードが実行される ※再起動が必要な場合あり
  • 対象:Adobe Flash Player
    【緊急】リモートでコードが実行される ※要再起動

詳細なアップデート内容については、マイクロソフトの公式サイトでご確認ください。

 

また、先ほども述べたように、すでにサポートが終了しているWindows XP、Windows Vista、Windows Server 2003向けにも修正パッチが配信されています。

該当するユーザーは、今すぐ以下のリンク先から修正パッチを手動でダウンロードし、適用しておきましょう。

 

なお、更新プログラム適用後は、指示に従って再起動する必要があります。スリープのままではきちんと適用されない場合もあるのでご注意を。

Windows 10の場合は、再起動等が必要な場合は以下のような指示がポップアップで出ます。速やかに再起動させましょう。

Windows 10:Windows Update後の再起動指示

また、【スタートボタン>電源】と進み、以下のような【更新してシャットダウン】【更新して再起動】の指示が出ている場合も、速やかに指示通り再起動などを行うようにしましょう。

更新して再起動、更新してシャットダウン

 

Adobe Flash PlayerやJavaなどのアップデートもお忘れなく!

マイクロソフトの月例パッチ提供と日を同じくして、Adobe Flash Playerの更新プログラムも提供開始されています。こちらもきちんと更新しておきましょう。

また、その他Javaやブラウザ等も適時更新しておくことは非常に重要です。ぜひ「MyJVN バージョンチェッカ」などを活用し、更新状況を確認しておきましょう。

起動するとこのようにチェックされます。ぜひWindows Updateでの更新作業が完了したら、セットで確認作業を行うことを強く推奨します。

MyJVN バージョンチェッカ

コメント

  1. jan より:

    昨日シャットダウンしようとしたら、「更新してシャットダウン」ガ出ていたので、そのままOFFしました。今朝電源を入れたらなにやらもそもそやっていたので、再起動して設定しているんだな、と思いました。無事に終わり、不具合はありません。

    • よっしー より:

      更新お疲れ様です!最近は重要なアップデートが多いので、早めの対処が重要ですね(=゚ω゚)ノ