間もなくアップルから新型iphone 5Sの発表があると思われます。また、このiphone 5Sからはドコモも発売を開始すると言われており、これで日本では3大携帯キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク）全てでiphoneの取り扱いが開始されることになります。
今後は以前にも増して、新規にiphoneを購入する方が増えると思いますが、iphoneだから万能！アンドロイドスマホよりも全てが優れている！というわけでもありません。いざiphoneを購入して、アンドロイドではできていたことができない、、なんてことにならないよう、事前に自分のスタイルに合っているか、しっかりと確認しておきましょう！
という事で、iphoneとandroidスマホのどちらが良いのか悩んでいる方のために、管理人＠よっしーが独断と偏見で、それぞれの良い所・悪い所を比較検討してみたので、よかったら参考にしてみてくださいね。
iphoneの良い所
まず、iphoneがアンドロイドスマホに比べ優れている点をまとめてみます。
- 優良なアプリが多い。（人にもよるけど、一般的に）
- アプリのインストールが簡単。バッヂ表示も超便利。とにかく操作性や視認性が高く、総じて完成度が高い。
- iOSの挙動が安定しており、再起動・フリーズなどの不具合が少ない（意外とこれ重要！）
- アップデートがきちんと行われるため、長く最新のOSが使用可能。（通常2~3年は最新OSが配布される。）
- 対応カバーやアクセサリが多い。修理部品も多く出回っているので、頑張れば自分で直すことも可能。
- 機種がiPhoneのみなので、共通の話題になる（操作を教えるときなど）。
- Macと相性が良い。
- アップルブランド。おしゃれ。性能的には可もなく不可もなく（適度なスペック。オーバースペックではない）。安心して使える完成度の高さ。
- ウィルス感染の心配が（ほぼ）ない。ウイルス対策アプリは不要：アンドロイドに比べ、アップルはアプリの審査が厳格なため、不正アプリはほとんどありません。あったとしてもApp Storeから早めに削除されるなど、対応がきちんとしています。
- セキュリティ面がしっかりしている。：電話帳へのアクセスなど、アプリの挙動に関しては逐一確認画面が出てきます。結局のところ自己判断の部分もありますが、かなりセキュリティ面はしっかりとしています。
- ホームボタン一つで様々な操作が可能。シンプルな操作性で分かりやすい。
- iphoneの操作方法やトラブルの際の対処方法など、本やネット上などに情報が豊富にある。※これ初心者には超重要な事です！iphoneは人気機種ゆえに、本当にたくさんの情報がネット上だけでも氾濫しています。「iphone 初心者」などで検索すれば、簡単に解説サイトにたどり着けるでしょう。また、周りにiphone所有者が多いので、分からないところを簡単に聞けるのも良いと思います。
- 購入後に不具合があっても、例えば一年以内なら新品交換してくれることが多い。
※参考：iphone 5を発売後すぐに購入した方！間もなく無料修理保証期間が終了するので、ボタン不具合などがある場合は今すぐアップルストアへGO！
iphoneの悪い所
- 日本独自のサービスに対応していない。（おサイフケータイや赤外線通信、地デジ・ワンセグなどは非対応）
- SDカードスロットが無い。後から容量を増やすことができない。
- 基本的にパソコンから音楽や動画をiphoneに入れる場合は、iTunesを介して、紐付けしてある決まったパソコンからしか入れることができない。（制約が多い）※抜け道はあります。
- ウィジェット機能は無い。
- ホーム画面のカスタマイズなどは制約が多い。※ただし、言い換えれば安全性が高いとも言えます。
- IMEの変更ができない。
- 画面が最近人気のアンドロイドスマホの5インチサイズに比べると、やや小さい。（来年5インチクラスのiphone 6が登場すると噂されています。）
他にも、iOS 6までは、wifiやBluetoothのオンオフが簡単に操作できない。といった不満がありましたが、iOS 7からコントロールセンター機能が搭載されるので、この辺りはアンドロイドと比べてもデメリットではなくなると思います。
Androidの良い所
続いては、Androidスマホの良い所をまとめてみます。
- ウィジェット機能があってカスタマイズが楽しい。アプリの自由度も高い。ランチャーを変えれば自分好みの操作性にカスタマイズ可能。
- ホームボタン、戻るボタン、履歴ボタンが常に表示される。また、ホームボタンスワイプなどの操作方法を、ランチャーでカスタマイズも可能。これは慣れるとかなり便利。
- 日本独自のサービスに対応したスマホが多い。（おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信など。）
- 様々なメーカーから発売されているので、自分好みのデザインや機能が選べる。防水・防塵機能など。
- 発売メーカーが多いから、最新機能が早く手に入る。
- USBメモリ的な使い方も可能。音楽や動画の管理が簡単。フォルダの作成なども簡単にできる。
- 汎用性が高いマイクロUSBに対応しているので、充電やパソコンとの接続が容易。ケーブルも100均などで手軽に入手可能。
- SDカードが使える機種が多い。（容量の問題に悩まされない。）
- 自己責任にはなるが、Google以外のアプリストアからアンドロイドアプリを入手可能。ex Amazonなど。
- アプリの自由度が高く、機能制限もアップルに比べると少ないため、アプリ同士の連携が容易。場合によってはiphoneよりもかなり便利に使えたりもする。例えば、パズドラのデータ解析など、実際の画面上に解析結果を表示して操作が可能など。
- 動画や音楽などの対応形式が豊富。ほとんどの形式が再生可能。
- IMEの切り替えが可能。自分好みの入力形式を選択できる。
- Googleの最新アプリが配布される。Googleの各種サービスとの親和性が高い。Webクリエイターなら、アドセンスやアナリティクスアプリも公式に配布されています。
Androidの悪いところ
- 機種によって操作性が異なる。（Androidの操作性というよりは、各機種の性能による差が大きい。）
- Androidのバージョンアップがなかなか行われない。※Google謹製のNexusシリーズを除くと、大なり小なり各メーカーがカスタマイズしたAndroidを搭載しており、最新のOSがリリースされても最適化に時間がかかり、なかなか最新のAndroidにバージョンアップされないことが多い。これは個人的に大きな不満点。
- 古い機種ではAndroidのバージョンアップがされにくく、対応しないアプリが出てくる可能性も。
- 逆に、最新のAndroidを使用すると、アプリの最適化が間に合わず、使えなくなる場合もあり。
- とにかくAndroidのバージョンが混在していることが現在の大きな問題点。（消費者、開発者双方にデメリット）
- アプリの自由度が高い分、ウイルス・マルウェアアプリが配布される危険性も高い。→ウイルス対策アプリは必須か。
- iTunesのような、柱になる管理ソフトが無い。
- アプリのバッジ機能がiphoneに比べ弱い。アプリのインストールや削除が面倒。
iphoneとandroidの良い点・悪い点総評
結論として、独断と偏見で述べさせてもらうと、「あまりパソコンやスマホの操作に詳しくなくて、ウイルス・マルウェアとか良く分からない！ 」というような初心者さんや、「アンドロイドはフリーズが多くて嫌だ。」というような方には、断然【iphone 5S】の購入をおすすめします。（iphone 5cについては、ロースペックバージョンなので、個人的にはiphone 5sがおすすめ）
iphoneの良い点として、とにかくリリースされる機種が一つ（iphoneだけ）のため、AppleはOSの最適化を行いやすいというメリットがあります。そのため、操作性も滑らかだし、アプリの不具合も少なく、安心して使用することができます。実際に管理人も数年間iphoneを使用していますが、強制的な再起動というのは、ほとんど経験したことがありません。また、Apple Store経由でアプリをインストールすれば、ウイルスなどが混入したアプリを入手するという事はまずないでしょう。
さらに、一度iphoneを購入すれば、最低でも数年間は、Appleがリリースする最新のiOSを無償でインストール可能で、これにより機種変更しなくても、最新の機能を数年間使い続けることができます。また、売る時もiphoneは比較的高値で売却することが可能。そういった意味でも、iphoneを選択するというのは賢い選択だと思います。
ただ、iphoneは良い点だけではありません。Androidに比べると、カスタマイズ性が乏しく、音楽や動画などのiphoneへの保存はちょっと面倒だったりします。また、日本独自のおサイフケータイやワンセグ、赤外線通信などは非対応。まあ、そういった機能は無くてもさほど困らないんですけど、Androidスマホからiphoneに移行する際は、その辺りをしっかりと認識しておく必要があると思います。 ※iphoneで地デジ視聴したければ、VULKANO FLOW(ボルカノフロー)を使う。といった裏ワザもあります。
ただし、AndroidにはAndroidなりの良さがあります。まず一番は、カスタマイズ性の高さ。特にウィジェット機能はiphoneには無い機能で、天気やニュースの確認などにはかなり便利！また、個人的にUSBのように簡単にデータの保存や削除ができるのはとても便利で使いやすいです。
また、Androidは滑らかじゃない！とか再起動や不具合が多い！という方も多いですが、管理人が使っている「Nexus 7タブレット」はすこぶる快調。特に新型Nexus 7 2013年モデルは非常に出来栄えがよく、滑らかさはiphoneやipadにも負けないレベルです。つまり、Androidの不具合の多くは、機種自体の問題点でもあるともいえると思います。実際に管理人も、妹が買っていたMEDIASを操作した時は、あまりの操作性の悪さ・液晶の汚さ・処理の遅さに愕然としたものです。こういった機種自体の問題点が、「Android＝不具合が多い、使いにくい。」といった悪評を生んだのだと思います。
しかし、今管理人が使用しているNexus 7 2013年モデルや、知人の所有しているhtc j butterfly、Experiaなどを触ってみると、かなり出来栄えも良く、かえってiphoneやipadの性能を上回っている部分もあり、Androidが劣っているとは一概には言えなくなってきていると思います。
つまり、これからのスマホ選びは、iphone一択ではなく、自分が求める機能が搭載されているかどうか、自分は何をスマホに求めるのか、そういった目的意識を持って選択することが重要になってくると思います。
スマホに何を求めていいのか分からない。とか、とにかく使いやすいのがいい！という方は、絶対【iphone 5S】がおすすめ。逆に、おサイフケータイが無いと嫌！とか、ホーム画面とかいろいろカスタマイズしたい！とか、カメラの機能にこだわりたい！仕事柄防水・防塵じゃなきゃダメなの！という方は、最新のAndroidスマホを選ぶと良いのではないでしょうか。
ただ、Androidスマホを選ぶ上で問題なのが、【間違いのない機種を選ぶことの難しさ】にあります。以前ドコモショップでは、富士通のARROWSをイチオシしていた時期がありましたが、これが不具合満載で非常に不評な機種でした。つまり、「店員に相談する→おすすめされる機種を信じて買う→実は売りたい商品押しつけただけ→使ってみると不具合が多くて不満増大→Androidダメじゃん！」という流れになっているようです。
※参考：iPhone愛用中ドコモ店員「僕らは笑顔でARROWS Xというゴミを７万円で売っていた」 – ハムスター速報
ですから、Androidスマホを購入する際には、事前のリサーチはある意味必須。あまり店員の意見は聞かないほうがいいかもしれません。店員に相談するよりは、価格ドットコムの評判でも見た方がいいかも。もちろん、真摯に丁寧に対応してくれる店員さんもいるかと思いますが、それは判断が難しいですしね。
その点、iphoneは購入の際に迷うのは、色と容量だけ。基本的に性能は「iphone 5S」ならどれでも一緒なので、性能的に迷う事はありません。また、実際の性能も、リリースされる時点ではCPUや液晶、バッテリー、カメラなど、最新のスペックが搭載されているので、よほどのマニアでない限り、不満が出ることはほぼないでしょう。そういった意味でも、iphoneの購入は安心感があります。
※参考：iphone 5の容量のおすすめは？購入時に悩んでいる方へ。【16GB】【32GB】【64GB】
まとめると、初心者さんや、安定・安心を求める人、末永く一つのスマホに付き合いたい人には「iphone 5S」の購入がおすすめ。そして、人と違ったスマホを持ちたい。パソコンと親和性の高いスマホが欲しい、あれこれカスタマイズしたい、最新のスペックのスマホが欲しい、といった方には、「Androidスマホ」がおすすめです。
まあ、とにかく「iphone」を買っておけば、いろんな意味で無難だし、安定感は抜群。操作性もいいですしね。自分もスマホは、今後もiphoneを使い続けると思います。けれで、ことタブレットに関しては、新型Nexus 7 2013年モデル、かなり出来栄えが良い！これは本当におすすめできるタブレットなので、気になる方はぜひ家電量販店で触ってみてくださいね。少しでも今回の記事が、みなさんのスマホ選びの参考になれば幸いです(・ω<)
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