Windows 10 Version 2004/20H2向けの更新プログラム「KB5001330」を適用した一部PCにおいて、いくつかの不具合報告が上がってきていますが、そのうちのゲームパフォーマンスが低下する不具合について、Microsoftが4/23に対処し改善したことが報告されています。
ゲームパフォーマンスが低下する不具合は、3月のオプションパッチ「KB5000842」、または4月の累積更新プログラム「KB5001330」を適用し、かつゲームをフルスクリーンまたはボーダーレスのウィンドウモードで2台以上のモニターを使って利用しているケースで発生することが多いようです。
なお、この問題は4/23に「KIR」(Known Issue Rollback)と呼ばれるロールバックシステムによって解決されました。組織で集中管理されていない一般的な環境であれば、通常解決策が24時間以内に自動で適用されますが、デバイスを再起動すると早く適用される場合もあるようです。別途オプションの更新プログラムを適用する必要はありません。
とりあえずゲームパフォーマンスの低下に悩んでいる方は、PCを再起動してみると良いでしょう。
Known Issue Rollbackとは?
Known Issue Rollbackは、Windows 10においてセキュリティ以外の不具合修正をサポートする目的でバージョン2004から本実装された機能。パッチに重大な不具合が認められた場合に、該当する対象だけを以前のバージョンと同様に動作するよう戻すことができる。引用元:PCWatch
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