えらいこっちゃですよ。
なんと膨大なユーザーが利用しているであろうデスクトップ版Googleドライブで、半年分程度のデータが消失するなどの同期に関する不具合が発生していることが分かりました。
不具合の内容としては、以下のようなものが挙げられています。
- 削除などを行っていないのに、突然Googleドライブのファイルが2023年5月の状態に戻った。
- Googleドライブ上のファイルが見つからない。
- フォルダとサブフォルダはあるが中身がない。
いずれの場合も、手動でのデータ削除ではないためゴミ箱にも入っておらず、当然ゴミ箱からの復旧も無理。Googleサポートチームから提示された回復プロセスに従っても失敗したとの事。かなり深刻な状態です。
この不具合は既にGoogleドライブチームも認識しており、不具合はデスクトップ版アプリ(バージョン84.0.0.0~84.0.4.0)で発生しているとの事。現在調査中で、今後のアップデートにてフォローする予定となっています。
なお、Googleドライブチームはこの問題が解決するまでは、以下の操作を行わないよう注意喚起しています。
- デスクトップ版Googleドライブで「アカウントの切断」を選択しないでください。
- アプリ データ フォルダーを削除または移動しないでください。
・Windows:%USERPROFILE%\AppData\Local\Google\DriveFS
・macOS:~/Library/Application Support/Google/DriveFS
また、現時点でデータバックアップに問題がない方も、出来るだけ早めにデータのバックアップ/コピーを取っておくことも推奨されています。
Googleドライブを利用中のユーザーは十分ご注意ください。
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