楽天モバイルのデータ通信障害が復旧!原因はDNSの不具合?再発に備えて「1.1.1.1アプリ」をインストールしておこう!

楽天モバイルのデータ通信障害が復旧!原因はDNSの不具合?再発に備えて「1.1.1.1アプリ」をインストールしておこう! Android
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楽天モバイルのデータ通信に障害が発生し、LINEが使えない、ネットに繋がらない、インターネットの通信速度がいつもより遅いなどの不具合が、2024年3月15日(金) 午前5時00分頃から発生していました。

管理人も、外出先でLINEの新着通知アイコンは出るのに肝心の内容が受信できない、また、こちらからLINEを送信しても送信に失敗する、au Payを使う際にデータ通信速度が極端に遅いなどの不具合に遭遇しました。

長い時間不具合が続きましたが、やっと午後2時45分頃に復旧。現在は問題なく使用可能です。

なお、不具合の原因は現在究明中との事ですが、パブリックDNSサービスのGoogle「8.8.8.8」やCloudflareの「1.1.1.1」などを使うと回復するので、DNS周りの不具合ではないかと噂されています。

楽天モバイルは以前も同様の不具合があったため、またいつ再発するやもしれません。もしものデータ通信障害に備えて、Cloudflareの「1.1.1.1アプリ」をiPhoneやAndroidスマホにあらかじめインストールしておくと役立つ場面もあるかもしれませんよ。

現時点でも利用しづらい事象が続いている場合は、以下のいずれかの操作を行う事で改善するかもとの事。
・機内モード設定(ON/OFF)
・スマホの再起動(電源 ON/OFF)

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パブリックDNSサービスのGoogle「8.8.8.8」設定方法を覚えるのも良いけどCloudflareの「1.1.1.1アプリ」を使う方が簡単でおすすめ!もしもに備えてインストールしておこう!

今回の楽天モバイルのデータ通信障害はDNS周りにあったようで、パブリックDNSサービスのGoogle「8.8.8.8」やCloudflare「1.1.1.1」、無料VPNの「WARP」などを使う事で不具合を回避することが出来ました。

ただ、GoogleのパブリックDNSサービス「8.8.8.8」をiPhoneやAndroidスマホで使うには手動での設定が必要であり、スマホ初心者にはややハードルが高いです。

そのため、個人的にはGoogle同様、無料のパブリックDNSサービスを提供しているCloudflareの「1.1.1.1アプリ」をスマホにインストールしておき、必要な時にオンオフするのが簡単でおすすめ。なお、「1.1.1.1アプリ」では無料のVPN「WARP」を利用できたり、DNS設定から「マルウェアをブロック/アダルトコンテンツをブロック」などの設定も利用可能です。

今回のようなDNS周りのデータ通信障害が発生すると、アプリのダウンロードもままなりません。公衆Wi-Fiなどのセキュリティが気になる場面でも、無料で通信のセキュリティ強化が出来て有用なので、ぜひあらかじめCloudflareの「1.1.1.1アプリ」はスマホにインストールしておきましょう。

1.1.1.1: Faster Internet 6.23(無料)
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Cloudflare – Cloudflare Inc.(サイズ: 54.6 MB)
無料 ※価格は記事掲載時のものです。

1.1.1.1: Faster Internet|App Store 1.1.1.1: Faster Internet|Google Play

※「1.1.1.1アプリ」は、WindowsやMacなどのPC向けにもリリースされています。

 

Cloudflareの「1.1.1.1アプリ」「WARP」の使い方解説

Cloudflareの「1.1.1.1アプリ」「WARP」の使い方を解説しておきます。なお、「1.1.1.1アプリ」には「WARP」なる機能も搭載されており、デフォルトではオンになります。この辺りも解説しておきますね。

WARPと1111の違いは何ですか?

WARPは、個人デバイス(パソコンやスマートフォンなど)と、インターネット上のアクセス対象となるサービスとの間でセキュリティで保護された接続を確立します。1.1.1.1がDNSクエリのみを保護するのに対し、WARPはデバイスから来るすべてのトラフィックを保護します。

単純に言えば、VPNを利用できるWARPを利用する方がセキュリティ面では有利ですが、無料利用の場合だとやや通信速度が遅くなる可能性があります。状況に応じてWARPと1111を使い分けると良いでしょう。

たまに「1.1.1.1アプリ」を利用する程度であれば、「WARP:オン」で良いでしょう。通信が遅い、ログインにエラーが出るなどあればオフにしてみて下さい。

引用元:Cloudflare

 

「1.1.1.1アプリ」の使い方

それではここから、実際に「1.1.1.1アプリ」の使い方をご紹介していきます。

まずはアプリを起動します。なお、初回インストール時のみ「VPNプロファイルのインストール」作業が必要です。

初回インストール時のみ「VPNプロファイルのインストール」作業が必要

 

「許可」してインストールしておきましょう。

「許可」してインストール

 

「1.1.1.1アプリ」の使い方は非常に簡単。アプリが起動すると以下の状態になります。

ここのトグルスイッチをタップしてオンにすれば、「1.1.1.1/WARP」が有効化され、通信のセキュリティが向上したり、場合によっては通信速度の高速化が期待できます。

「1.1.1.1/WARP」を有効化

 

以下のように「接続済み」となれば、「1.1.1.1/WARP」が有効化されています。なお、通信速度を優先する場合は、後述する「WARPと1.1.1.1の切り替え」から「1.1.1.1」のみに変更するのがおすすめ。

「1.1.1.1/WARP」が有効化された

もしもトグルをタップしてオンにしても「接続確認中」の後、トグルが自動的にオフになってしまう場合は、一旦iPhoneやAndroidスマホを再起動してみて下さい。

 

「1.1.1.1/WARP」をオフにするのも簡単。再度トグルスイッチをタップするだけ。完全にオフにしたい場合は、「無効化」をタップして選択すると良いでしょう。

「1.1.1.1/WARP」をオフにする方法

基本的には、このトグルスイッチをオンオフして利用するだけです。簡単ですね。

 

その他の設定も解説しておきます。上部右上の「≡」をタップ。

その他の設定

 

まず上部の【①「1.1.1.1」「WARP」】では、接続方式を変更できます。デフォルトでは「WARP」が選択されています。セキュリティ面では有利ですが、やや通信速度が遅くなる場合もあるので、利用状況に応じて選択してみて下さい。

次に【②詳細】は後述します。

「1.1.1.1」「WARP」では、接続方式を変更可能

 

【②詳細】をタップすると、以下の画面になります。「接続オプション」をタップ。

「接続オプション」をタップ

 

「DNS設定」をタップ。

「DNS設定」をタップ

もしもネット接続に不具合が出たりWi-Fiが有効にならないなどあれば、一旦iPhoneを再起動してみて下さい。それでも直らない場合は、上部の「VPNプロファイルを削除」や「すべての設定をリセット」を試してみましょう。

 

「家庭向け1.1.1.1」をタップ。

「家庭向け1.1.1.1」をタップ

 

ここで、DNS設定を変更することが出来ます。勿論、切り替えは無料で利用可能。お好みで設定してみて下さいね。

DNS設定を変更可能

・なし(デフォルト)
・マルウェアをブロック
・マルウェアとアダルトコンテンツをブロック

 

DNSやDNSサーバー、パブリックDNSサービスについて解説

DNSやDNSサーバー、パブリックDNSサービスのGoogle「8.8.8.8」やCloudflareの「1.1.1.1」「WARP」について解説しておきます。

DNSとは?

DNSは、Domain Name System(ドメイン名システム)の略称であり、インターネット上のコンピューター、サービス、リソースの識別を行うための分散型のネームサービスです。DNSは、インターネット上で使用されるドメイン名(例:example.com)を、対応するIPアドレス(例:192.0.2.1)に変換するシステムです。

インターネット上のすべてのデバイスやサービスには、一意のIPアドレスが割り当てられています。しかし、IPアドレスは人間が覚えるのが難しく、また変更されることもあります。そのため、DNSは人間が覚えやすいドメイン名を使用して、それらのIPアドレスにアクセスできるようにします。

DNSは階層構造を持っており、ドメイン名は階層的に管理されます。たとえば、example.comというドメインは、comというトップレベルドメイン(TLD)の下にあり、さらにexampleというサブドメインの下にあります。DNSは、このような階層構造を利用して、ドメイン名とIPアドレスの対応関係を解決します。

DNSはインターネットの基盤として非常に重要であり、Webブラウジング、電子メール、ファイル共有など、ほぼすべてのインターネット通信に使用されています。

DNSサーバーとは?パブリックDNSサービスのGoogle「8.8.8.8」やCloudflareの「1.1.1.1」「WARP」について解説

DNSサーバーは、ドメイン名とIPアドレスを対応付けて管理し、それらの相互変換を行うサーバーです。これにより、ユーザーはウェブサイトのIPアドレスを覚える必要なく、ドメイン名(例:www.example.com)を使用してウェブサイトにアクセスできます。

今回はこのDNSサーバー周りに不具合があり、データ通信障害が発生した可能性があります。このDNSサーバーは設定すれば利用するサーバーを任意に変更可能。一般的に「パブリックDNSサービス」と言われ、Googleの「8.8.8.8」やCloudflareの「1.1.1.1」などが有名です。

一時期はGoogleのパブリックDNSサービス「8.8.8.8」を使うとネットの通信速度が速くなる!と話題になった事もありました。これは利用回線次第なので一概に全ての環境で速度が上がるわけではありません。ただ、ネット上では、インターネットの通信速度が特定の時間帯に遅い場合など、こういったパブリックDNSサービスを試してみるよう解説してある場合が多いですね。

Googleの「8.8.8.8」は、Googleが提供するパブリックDNSサービス(Google Public DNS)のアドレスです。このサービスは、ネット上の膨大な数のIPアドレスやドメイン・ホスト名を管理し、サイト閲覧やメール送受信などができるように変換する役割を担っています。

リンク:Google Public DNS を使用するようにネットワーク設定を構成する

CloudFlareの「1.1.1.1」は、Cloudflareが運営するパブリックDNSリゾルバで、高速かつプライベートなインターネットを閲覧するための手段を提供します。多くのDNSリゾルバとは異なり、1.1.1.1はユーザーデータを広告業者へ販売することはありません。また、1.1.1.1は、利用可能な最も高速なDNSリゾルバであるという測定結果が出ています。

CloudFlareの「WARP」は、1.1.1.1に構築されたオプションのアプリで、デバイスからのすべてのトラフィックを保護します。WARPは、パブリックインターネットではなく、Cloudflareネットワーク上でトラフィックをルーティングすることによってこれを実現します。このように、WARPは、多くの有償のVPNがもたらすパフォーマンス低下やデータプライバシーに関する懸念なしに、Virtual Private Network(VPN)サービスのセキュリティ上の利点の一部を提供します。

リンク:1.1.1.1

 

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先日からメイン回線を楽天モバイルに変更しています。今回の不具合はちょっと困りましたが、電話やSMSは普通に使えましたし、まあなんとか自力で対処も出来たので良しとします。auの大障害に比べればなんてことないレベルです。あの時は酷かった。

なお、楽天モバイルは3,278円/月でテザリング/インターネット共有も含めてデータ使い放題、電話もRakutenLinkアプリを使えば使い放題と満足度は高め。au時代に比べると料金は半額になりましたからね。

物価高で生活が苦しい中、携帯代という固定費が大幅に節約できたのはマジで感謝しています。今後はプラチナバンドで繋がりやすさもアップしていくと、利用者もますます増えていくのではないでしょうか。

現状は赤字続きで大変みたいですが、ぜひこの難局を乗り切って頑張って欲しいものです。

 

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リンク:【復旧】楽天モバイルの一部サービスがご利用しづらい状況について(3月15日午後3時25分時点)

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