Windows 10/11の4月アップデート適用後にChrome/Edge/Firefoxが0xc0000022でクラッシュする不具合が発生、ESETとの互換性が問題か

Windows 10/11の4月アップデート適用後にChrome/Edge/Firefoxが0xc0000022でクラッシュする不具合が発生、ESETとの互換性が問題か Microsoft Tips
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2022年4月のWindows Update/月例セキュリティ更新適用後に、Chrome、Edge、Firefoxなどのブラウザで「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000022)」エラーが表示され、クラッシュして起動しなくなる不具合が報告されております。

これはWindows 10(KB5012599)/Windows 11(KB5012592)共通の不具合のようで、現時点ではセキュリティ対策ソフト「ESET」との互換性が問題視されています。

既に「ESET」販売元のキャノンでは不具合を認識しており、現在調査中との事。なお、暫定の回避策も提示されていますので、不具合に遭遇している場合はお試しください。

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Windows 10(KB5012599)/Windows 11(KB5012592)とESETに互換性問題?0xc0000022エラーでブラウザがクラッシュ

現時点で詳細はまだ分かりませんが、2022年4月のWindows Update/月例セキュリティ更新を適用した環境でChrome、Edge、Firefoxなどのブラウザを起動すると、「アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000022)」というエラーが表示されてクラッシュし、起動しなくなるようです。

Windows Latestの記事では、セキュリティ対策ソフトの「ESET」が原因ではないかと報告されています。

実際に日本でESETを提供しているキャノンもこの問題を認識しており、現在調査中との事。暫定の対処方法も紹介されているので、不具合に遭遇している場合はお試しください。

■不具合の概要:
2022年4月の「Windows Update」適用後にブラウザ(Chrome、Edge、Firefox)が起動せず、0xc0000022エラーでクラッシュする。現時点ではセキュリティ対策ソフトの「ESET」を利用している環境で発生している模様。

■不具合の対象製品:
・個人向け製品
ESET インターネット セキュリティ(まるごと安心パックを含む)
ESET スマート セキュリティ プレミアム
・ 法人向けクライアント専用製品
ESET オフィス セキュリティ

■不具合の対象となるプログラム:
以下のプログラムで問題が発生しているとの事。
・ESET Smart Security Premium V15.0 / V15.1
・ESET Internet Security V15.0 / V15.1

■対応状況:
ESETを提供しているキャノンはこの問題を既に認識しており、現在調査中。

■回避策:
現象が改善されるまで回避策は以下の通り。

①ESET LiveGrid(早期警告システム)を有効にする:
ESET LiveGrid(早期警告システム)を有効にする手順については、以下のWebページをご参照ください。
リンク:[Q&A]ESET LiveGrid® (早期警告システム)について

②セキュアーブラウザーを無効にする:
セキュアーブラウザーを無効にする手順については、以下のWebページをご参照ください。
リンク:[Q&A]インターネットバンキング保護について

③4月の月例セキュリティ更新「Windows 10(KB5012599)/Windows 11(KB5012592)」を一旦アンインストールする
※セキュリティが脆弱になります。今月もゼロデイ脆弱性が修正されているので、出来るだけ上記の①or②の回避策をご利用ください。

コメント

  1. jan より:

    Updateをしましたが、EdgeもGoogle Choromeも問題なく起動しています。不具合もありません。セキュリティ対策ソフトはノートン360を入れています。ESETではありません。何年か前に、Updateをしたあとで、ノートンが原因で不具合があったことがありましたが、ノートンが修正プログラムを出して、解決したことがあります。

    • よっしー より:

      お疲れ様です。
      今回はどうやらESETとの相性問題だったようです。
      私もノートンを利用していますが、特に問題なく動作しております。