Windows 11の次期バージョン23H2は2023年の第4四半期に提供開始予定とのロードマップがマイクロソフトより公表されましたが、ここで気になるのが次期Windows 12に関する話題。
現時点ではマイクロソフトからの公式発表はないものの、徐々に様々な噂や憶測が出回り始めています。
という事で、本日はWindows 12の発売日はいつになりそうなのか、また噂されている新機能やデザインなどの情報をまとめておくので参考にどうぞ。
Windows 12の発売日はいつ?現時点では2024年秋頃(10月)の予想が多い
現時点ではマイクロソフトからWindows 12に関する公式発表などは一切ありません。
ただ、「Microsoft Build 2023 年次開発者カンファレンス」において、Microsoftは「次世代Windows」に取り組んでいることを示唆しており、開発が進んでいることは間違いなさそうです。
また、以前Microsoftは「Windows 10が最後のWindows」になると宣言していましたが、後にこれを撤回。その後2021年10月5日にWindows 11が発売されました。
これにより、Windows OSはリリースサイクルを以前と同様の3年に戻し、次のバージョンは2024年になるとの噂が多く出回っています。
ちなみにWindows 11の発売日が2021年10月5日なので、3年というリリースサイクルを考慮すれば、Windows 12は2024年10月ごろの発売となるかもしれません。
参考:歴代のWindows 7/8/10/11の発売日
歴代のWindows 7/8/10/11の発売日情報を参考までにご紹介しておきます。
- Windows 7:2009年9月1日
- Windows 8:2012年8月16日
- Windows 10:2015年7月29日
- Windows 11:2021年10月5日
Windows 12 Next Valley の新機能やデザインは?
Windows 12のコードネームは「Next Valley」とされ、現時点では新機能やデザインに関する情報はあまり出回っていません。
あくまでも噂の段階ですが、Windows 12では「フローティング」タスクバーを備えた新しいデスクトップエクスペリエンスなど、いくつかの新しいデザインアイデアを社内で実験しているとの情報があります。Microsoft は、タスクバーをデスクトップから分離し、端を丸くすることで、タスクバーに浮遊効果を生み出したいと考えているようです。
他にも、MicrosoftはWindows 12をARMプロセッサ向けに最適化しているとのことで、Smart Snap UIやWindows Copilotではない「深く統合されたAI機能」への言及も確認されています。
現状MicrosoftはGoogleやAppleと比較してもAI技術を積極的に採用しており、次世代のWindows 12では、より本格的にAI技術をWindows OSに統合してきてもおかしくないでしょう。
また、新たにコードネーム「Core PC」と呼ばれるWindowsを近代化するためのアップデートが計画されているとの情報もあります。「CorePC」はOSを複数のパーティションに分割することで、OSの高速アップデートとセキュリティの向上が見込まれる上、より高速で信頼性の高いシステム リセット機能も有効になります。これは、教育分野で競合するChromebookに対抗するという点でも重要な機能となるでしょう。
いずれにしてもまだまだ噂の段階ですが、今後も新しい情報が入り次第、当サイトでもお伝えしていきたいと思います。
参考サイト:Windows Latest、Windows Central
画像引用元:Microsoft Ignite オープニング(画面キャプチャ)
Windows PCの買い替えや自作は2024年末~2025年がおすすめか
まだ確定ではありませんが、もしもWindows 12が2024年10月ごろに発売されるとなると、当然ながらPCの必要要件/スペックも刷新されるはず。
となると、現状Windows 11を搭載したPCを買うよりは、Windows 12を搭載したPC、もしくはWindows 12への更新/アップグレードに正式対応したモデルを買う方が長く使えてお得でしょう。
管理人も自作PCの刷新を考えていますが、Windows 12の噂が出始めていることもあり、しばらくは様子を見ようかなと思案中です。
勿論、2023年モデルであればWindows 12へのアップグレードは問題なく出来るとは思われますが、現時点でWindows PCの買い替えや自作をお考えの方は、購入時期をよく検討してみてくださいね。
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