Microsoftが10月のWindows Updateに起因する緊急パッチを配信開始、SSL/TLSハンドシェイクが失敗する問題を修正

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Microsoftが10月のWindows Updateに起因する緊急パッチを配信開始しました。

これは10月のWindows Update/月例更新プログラムを適用した一部のWindowsにおいて、SSL/TLSハンドシェイクが失敗する問題に対処したものです。

なお、今回リリースされた定例外の更新プログラムは「Microsoft Update カタログ」でのみ提供されます。「Windows Update」などを介して自動インストールすることはできず、手動でダウンロードして適用する必要がある点にご注意ください。特に不具合が出ていなければ対処の必要はありません。

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緊急パッチ一覧

今回提供されている定例外の緊急パッチ一覧は以下の通りです。利用中のWindowsバージョンに応じてご自身でインストール作業を行ってください。

累積的な更新プログラム:過去のパッチもすべて含んだパッチであり、事前に過去のパッチをインストールしておく必要はなし。

  • Windows 11, version 21H2: KB5020387
  • Windows Server 2022: KB5020436
  • Windows 10, version 20H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 22H1; Windows 10 Enterprise LTSC 2021: KB5020435
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019; Windows Server 2019: KB5020438
  • Windows 10 2016 LTSB; Windows Server 2016: KB5020439
  • Windows 10 2015 LTSB; KB5020440

スタンドアロンの更新プログラム:以下のバージョン向けのパッチには過去パッチが含まれないため、あらかじめ2022年10月のセキュリティ更新プログラムをインストールしておく必要あり。 

【追記】Windows Updateで配信されている最新のプレビューパッチを適用することでこの問題は解決するようになりました。

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