本日Appleが、以前より噂のあった廉価版iPadのアップデートを発表しました!
事前の噂では従来モデルに比べて価格が引き下げられるとの情報がありましたが、基本的な価格は据え置きで、性能がA10チップ採用により大幅アップ。そしてApple Pencilに対応となりました。
今回は学生向けのイベントでの発表という事もあり、安価でありつつApple Pencilでの手書き入力にも対応と、なかなか充実したコスパと性能になっていると思います。一般ユーザーにとっても魅力的なアップデートだと思うので、手軽に使えるタブレットが欲しい方は一考の価値ありだと思いますよ!
2018年/9.7インチiPadの価格一覧
今回発表された新型9.7インチiPadの価格一覧は以下の通り。前モデルから基本的に価格は据え置きとなっています。ただし、学生や教職員は、専用のストアから購入することで2,000円程度割安に購入可能となっていますよ。
iPad 価格一覧 | 価格(税抜) | 参考価格(税込) ※消費税8%での簡易計算 |
---|---|---|
iPad WiFi 32GB | 37,800円(税別) | 40,824円(税込) |
iPad WiFi 128GB | 48,800円(税別) | 52,704円(税込) |
iPad WiFi+Cellular 32GB | 52,800円(税別) | 57,024円(税込) |
iPad WiFi+Cellular 128GB | 63,800円(税別) | 68,904円(税込) |
アクセサリー | ||
Apple Pencil | 10,800 (税別) | 11,664円(税込) |
新型9.7インチiPadの性能について
今回の新型9.7インチiPadの性能ですが、まずiPhone 7と同じA10 Fusionチップを採用。これによって大幅な性能アップとなっています。前モデル比でCPUで40%アップ、GPUで50%のアップとなっています。もちろん、最新のiPad Proに比べると劣りますが、日常使用であればそれほど気になることはないのではないでしょうか。
そしてなんといってもApple Pencilへの対応は大きなポイント。これによって絵を描いたり、メモを手書きで取ることが可能に。学生さん向けのノート代わりにも大いに役立つことでしょう。ARアプリへも対応していますよ。
ディスプレイ自体の品質面では、広色域ディスプレイやTrue Toneディスプレイが省かれるなど、iPad Proに比べて廉価版となっていますが、Apple Pencilの使用感などは悪くないようですよ。
- ディスプレイ:9.7インチ、2,048 x 1,536ピクセル解像度、264ppi
- チップ:64ビットアーキテクチャ搭載A10 Fusionチップ、組み込み型M10コプロセッサ
- カメラ:フロント(FaceTimeカメラ)/1.2M、リアカメラ/8M
- バッテリー:32.4Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵、Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生/最大10時間
教育現場向けのアプリなどが充実!宿題もiPadで簡単にできるように!?
今回の廉価版iPadのアップデートに伴い、教育現場向けのアプリなどもアップデートされています。基本的に高額路線のAppleですが、やはり教育現場での需要というのは無視できないようですね。
今回は授業中に使用する「クラスルーム」アプリのアップデートだけでなく、先生が宿題の管理を行える「Schoolwork」アプリの発表もありました。
この辺りはGizmodeさんが詳しく紹介されているので、気になる方はご一読を。
廉価版iPadはライトユーザーにはおすすめ!ただし注意点もあり。
という事で、今回発表された廉価版の9.7インチiPadですが、個人的にはライトユーザーであれば購入しても満足できるのではないかと思います。
タブレットの用途としては、基本的にネットを見たり本を読んだり、動画を見たりが多いでしょう。そういった軽めの用途であれば、今回のiPadは十分快適に使用できるはず。また、Apple Pencilにも対応したので、お絵描きが楽しめるのも大きなポイントです。学生さんであれば、本格的にノート代わりに使うのもありかも。
ただし、ちょっと本格的にiPadを使いこなしたい方には注意が必要な点もあります。まず今回のiPad無印は、Smart Keyboardには対応していません。一般的なBluetoothキーボードは使えますが、この点には注意が必要。また、カメラ性能も簡易的な感じなので、その点も注意を。4K撮影には非対応です。
個人的には以前購入したiPad Pro 10.5インチに非常に満足していますが、用途的にここまでのハイスペックを使いこなせていないのもまた事実。手軽にサクッと軽めの用途で使うのではあれば、今回のiPadのアップデート、十分価値のあるものだと思いますよ。
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