9月にリリース予定のiOS 12ですが、前回のiOS 11の時と異なり、今回のアップデートにおいて切り捨てられる端末がありません!これはAndroidに比べると雲泥の差。なんと2013年発売のiPhone 5sも最新のiOS 12にアップデート可能なんです!
さらに今回のiOS 12では、旧機種での動作面の最適化が行われており、iPhone 6 Plusでの検証でリリース前のiOS 11.4とリリース前のiOS 12を比較すると、カメラの起動速度が最大70%、キーボードの起動が最大50%、アプリの起動が最大2倍も高速化するそうです。これは期待できそう!
古い機種が最新のiOSにアップデート可能で動作面が快適になるなら、Apple的には買い控えが起きて売り上げが落ち、損しそうな気もします。それでもこうやって真摯に、古い機種へも最新のiOSアップデートを対応させてくれるのは本当にありがたいところ。iPhone 6ユーザーもまだまだ機種変更しなくてもいけるかも!?
という事で、本日はiOS 12へアップデート可能なiPhoneやiPad、iPod Touch端末の一覧をご紹介しておきます。なお、バッテリーが劣化した一部モデルでは、意図的にCPUの速度が低下させられている場合があります。念のためにバッテリーの状態はチェックしておきましょう。
iOS 12 にアップデート可能な対応端末一覧
iOS 12 にアップデート可能な対応端末一覧は以下の通りです。
今年iPhoneの買い替え/機種変更をお考えの方は、それほど不満が現状なければ、とりあえずiOS 12リリース後にアップデートしてみて、動作面に不満が出るかどうかで検討してみても良いかもしれません。バッテリーの速度抑制問題にはご注意を。
iPhone~iOS 12へのアップデート対応端末~
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone SE
- iPhone 5s
iPad~iOS 12へのアップデート対応端末~
- 12.9インチiPad Pro(第2世代)
- 12.9インチiPad Pro(第1世代)
- 10.5インチiPad Pro
- 9.7インチiPad Pro
- iPad(第6世代)
- iPad(第5世代)
- iPad Air 2
- iPad Air
- iPad mini 4
- iPad mini 3
- iPad mini 2
iPod touch~iOS 12へのアップデート対応端末~
- iPod touch(第6世代)
参考:iOS 12|Apple
iPhone 6以降の端末をお持ちの場合は、バッテリーの容量や速度抑制状態に無いかの確認を。
なお、iPhone 6以降の端末をお持ちの場合、バッテリーの劣化状態によっては、CPUの速度が意図的に遅くされている可能性があります。
一度【設定>バッテリー>バッテリーの状態】と開き、【ピークパフォーマンス性能】に設定されているかの確認を。また、バッテリーの最大容量が大幅に減っている場合などは、今年中はiPhone 6 以降のモデルが3,200円(税抜き)にて割引価格でバッテリー交換を行えます。iOS 12にアップデート後、まだ使い続けるつもりなら、バッテリー交換を検討してみても良いかもしれません。
バッテリー劣化に伴うiPhoneの速度抑制問題については、以下の記事も参考にどうぞ。
最新の新型iPhoneやiOS 12に関する話題はこちら。
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