Microsoftが3月26日、プロキシ/VPNを使用している一部Windows 10/Windows Server環境において、インターネット接続が制限されたり、全く接続できなくなる問題が発生していることを明らかにしました。
これに対する修正パッチは当初4月上旬にリリース予定となっていましたが、影響を鑑みて前倒しで急遽リリースとなったようです。
ただし、今回の修正パッチはWindows Updateから自動配信はされず、「Microsoft Update カタログ」から手動でインストールする必要があります。現在不具合に遭遇している場合は適用しておきましょう。なお、現時点で特に不具合が出ていない場合はインストールしなくても問題ないようです。
Windows 10/Windows Server環境でプロキシ/VPN接続に不具合が生じた場合の緊急パッチダウンロード方法
Windows 10/Windows Server環境でプロキシ/VPN接続に不具合が生じた場合の緊急パッチダウンロード方法は以下の通りです。
まずは現在利用中のWindows 10/Windows Serverのバージョンを調べます。
x64、x86については【PC】を右クリックして【プロパティ】を開くか、【コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム】から確認可能です。
後は該当するバージョンに応じて、対応する累積更新プログラムの数値(例:KB4554364)をコピーします。
- Windows 10 / Server version 1909、version 1903:KB4554364
- Windows 10 / Server version 1809、Windows Server 2019:KB4554354
- Windows 10 version 1803:KB4554349
- Windows 10 version 1709:KB4554342
その後「Microsoft Update カタログ」を開いて右上の検索窓に数値をペーストして検索し、該当する累積更新プログラムをダウンロードしてインストールしてください。
※検索結果へのリンクは出来なかったので、お手数ですが各自検索窓にコピペして検索してください。
後はダウンロードされた更新プログラムを指示に従ってインストールすればOKです。
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