Windows 11はメモリ8GBで足りる?Microsoftが「日常使いに十分」と説明、最新アップデートの変更点を解説

Windows 11はメモリ8GBで足りる?Microsoftが「日常使いに十分」と説明、最新アップデートの変更点を解説 Windows 11
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パソコンを選ぶとき、「メモリは16GBないと不安」と聞いたことはありませんか? 一方で、手頃な価格のノートPCには、メモリ8GBのモデルがまだ多く並んでいます。

AIの需要拡大などでメモリ価格の高騰が続くなか、メモリ8GBのパソコンが改めて注目されています。こうした状況を背景に、Microsoftは8GBのPCでもWindows 11を快適に使えるよう、改善内容を公式に発表しました。

この記事では、初心者の方にもわかりやすく、何が変わったのかと8GBで足りるのかを整理します。

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そもそもメモリ(RAM)とは?

メモリは、パソコンが作業中のデータを一時的に置いておく「作業机」のようなものです。机が広いほど、たくさんのアプリやブラウザのタブを同時に開いても、動作が重くなりにくくなります。

Windows 11の最小システム要件はメモリ4GBです。一方、AI機能が使える「Copilot+ PC」には16GBが必要とされています。

 

Microsoftは8GBについて何と言っている?

今回の発表で、Windows部門のトップであるPavan Davuluri氏は、「多くの人にとって、8GBは日常的な用途にぴったりです」と述べています。

ただし、すべての人に8GBで十分というわけではありません。3Dモデリング、高度な動画編集、大規模なデータ処理などは、16GB以上のほうが向いているとしています。たとえばWebの閲覧や動画視聴、Officeソフトでの作業といった普段使いなら、8GBでも問題ないというのがMicrosoftの見解です。

 

8GB PCで何が改善された?

Microsoftの社内テストでは、以前のビルドと比べて、反応速度が最大20%向上し、複数の作業を同時に行う処理が最大40%速くなったとされています。主な改善点は次のとおりです。

  • メモリに残せるデータが増えた:8GB PCでは、遅いストレージへ移す前に、最大2GB多くのデータをメモリ上に保持できるようになりました。開いたままのアプリやブラウザのタブが、再読み込みされにくくなります。
  • メモリ消費の増え方が抑えられた:Windows、Edge、Microsoft 365アプリ全体で、メモリ使用量の増加が最大900MB抑えられたとのことです。
  • Officeアプリが軽くなった:Word、Excel、PowerPoint、Outlookで合計最大360MBのメモリを節約できたそうです。
  • ウィジェットの読み込みが変わった:8GB以下のPCでは、ウィジェットを開いたときだけ読み込まれるようになり、閉じている間は約200MBのメモリを節約できます。
  • Edgeが速く起動する:Edgeがバックグラウンドで動いている場合、最大33%速く起動します。
  • Edgeのタブが早くスリープする:非アクティブなタブは、既定で15分後にスリープするようになりました(従来は2時間)。

 

改善を受けるには?

この改善を受けるには、Windows 11 バージョン26H2のビルド26300.9818以降が必要です。このビルドは2026年10月28日に、オプションの更新プログラム(KB5127936)として公開されました。11月10日の定例更新(Patch Tuesday)では、全員に配信される予定です。

オプションの更新プログラムは、「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」→「オプションの更新プログラム」から入手できます。

現在のバージョンは、次の手順で確認できます。

  1. スタートボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 「winver」と入力してEnterキーを押す
  3. 表示されたバージョンとビルド番号を確認する

あわせて、EdgeやMicrosoft 365アプリも最新の状態にしておきましょう。

 

今後の改善予定と注意点

今後は、メモリ圧縮のさらなる効率化に加え、PCメーカーなどと協力し、ハードウェア用に確保されるメモリを最適化して、Windowsやアプリが使える容量を増やす取り組みが予定されています。

注意したいのは、今回の数値がMicrosoftの社内テストによる最大値であることです。実際の体感は、使っているアプリや開いているタブの数、PCの性能によって変わります。

8GBのPCで快適に使うには、次のような工夫も有効です。

  • 使っていないブラウザのタブを閉じる
  • タスクマネージャーの「スタートアップアプリ」で、不要な常駐アプリをオフにする
  • 使わないアプリをアンインストールする

 

まとめ

Microsoftは、Windows 11を8GBのPCでも快適に使えるよう改善を進めており、日常使いなら8GBで足りるという見解を示しました。最新の26H2に更新すれば、すでに8GBのPCを使っている方でも、動作の改善が期待できます。

ただし、動画編集や3D作業、AI機能を重視するCopilot+ PCを使いたい場合は、16GB以上が安心です。これから買う方は、「普段使い中心なら8GB」「余裕を持ちたいなら16GB」を目安に選んでみてください。まずは自分のPCのバージョンを確認して、最新の状態にしておきましょう。

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