アンカー・ジャパンは、2022年11月17日 (木) より販売を開始したモバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000) 」 (製品型番:A1366) について、製品固有の設計に起因する不備により、国外で本製品が発火する事象が数件発生していることを公表。現状日本国内では発火の報告はないようですが、本製品の自主回収を実施すると発表しました。
回収・返金の申し込みは、以下の専用オンライン窓口からの受け付けとなっています。
自主回収対象モデルかどうかの確認方法は以下の画像を参考にどうぞ。品番に「A1366」となります。
不具合の原因については、製造過程において、温度検知をするための部品 (NTCサーミスタ) の接着剤が完全に硬化しきる前に本体の組み立てを行ってしまったため、電池セルと外装ケースの間にNTCサーミスタが挟まれてしまい、固定位置のずれが起こりえる状況が発生。他の製品と異なり、NTCサーミスタの配置が背面のため、適切な位置からのずれが起こりやすく、目視での網羅的な検品が不十分であった一部個体において、内部短絡が起こりえる状態で出荷がなされたとのこと。
現時点で他のAnker製品では同様の問題は発生していないようです。念のために、Anker製モバイルバッテリーを利用中の方はご注意くださいませ。
リンク:Ankerプレスリリース
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