Google Pixel 6シリーズで工場出荷時リセット後に文鎮化する不具合発生中、暫定的な回避策をGoogleが提示

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Google Pixel 6シリーズ(6、6a、6 Pro)の複数の所有者が、工場出荷時リセットを実行した後にデバイスが「文鎮化」されたと報告しています。

ちなみに工場出荷時リセットは、デバイス上のすべての個人データ、アプリ、設定を消去て初期化する方法であり、通常はデバイスの所有者が売却する時や大きな不具合が発生した際に実行されます。

BleepingComputerの記事によると、一部ユーザーから工場出荷時リセットを適用すると、起動時に「tune2fsファイルが見つかりません」というエラーが表示され、「Androidシステムを読み込めません。データが破損している可能性があります。」というリカバリ画面が繰り返し表示されるようになったとの事。

現時点で「文鎮化」の原因は不明ですが、この問題に対するGoogleからの対応はまちまちであると報告されており、多くのユーザーが保証期間が切れた直後にこの問題に直面しているため、適切なサポートを受けるのが困難な状況となっているようです。

なお、Googleはこの問題を認識して修正作業に取り組んでおり、Pixel所有者向けにいくつかのヒントが共有されています。

この問題を避けるためには、デバイスが完全に更新され、システムアップデート後に少なくとも15分間起動された状態でない限り、工場出荷時リセットを行わないでください。

すでにPixel 6、6 Pro、6aを工場出荷時リセットして問題が発生している場合は、このスレッドを注視して最新情報とアップデートをお待ちください。チームは問題の根本原因を特定しており、最適な解決策を開発中です。

引用元:Pixel Phone Help

 

とりあえず不具合が完全に修正されるまでは、Google Pixel 6、6a、および6 Proの所有者は工場出荷時リセットを極力実行しない方が無難でしょう。また、定期的にバックアップはしっかり取っておいてください。

ちなみに、2024年1月のPixel携帯電話向けAndroidシステムアップデートでは、内部ストレージへのアクセスができなくなったり、カメラアプリを起動できなくなったり、さまざまなPixelモデルでアプリを開けなくなったりする重大な問題が発生したばかりです。

GoogleのPixelシリーズは日本でも徐々に人気が増していますが、こういった不安定なアップデートについては今後要改善してほしいものです。

参考サイト:BleepingComputerPixel Phone Help

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