まだiphone 5Sも発売されていないのに、早くもiphone 7の部品調達をアップルが開始した。なんて噂が出てきました。
もちろん、アップル大好き管理人なので、新しいiphoneに関する情報は嬉しいのですが、少し最近のアップルに対する不安もあります。
新しいiphone 7にはワクワクするが、アップルは大丈夫なのか?
ガジェット速報さんの記事で、iphone7に関する情報が。
「iPhone7の部品調達先は既に決まっている? ―生産拠点を台湾へシフトか」|ガジェット速報
まあ、iphone 5Sやiphone 6が年内発売といわれているので、アップルがスケジュール的にiphone 7の開発に着手していてもおかしくはありません。
しかし、最近のアップルに対しては、少し不安も感じます。
ジョブスさんが亡くなったせいだけではないと思うのですが、以前のような革新的な機能やワクワクするような驚きが減ってきている気がするのです。
iphone5は本当に素晴らしい、傑作スマートフォンだと思います。
しかし、iOSに関しては、iOS4→iOS5→iOS6と変わっても、あまり大きな変化もなく、どちらかというとキープコンセプトで面白みや驚きが少ないと感じています。
もちろん、iOS6のおやすみモードや、セキュリティ面の強化など、素晴らしい進化だと感じる部分もあるのですが、どうせならもっと大きな新機能追加もついつい期待しちゃうものです。
そういった面で、勝手にアップルに過度に期待しすぎているのかもしれませんが、最近のiOSのバージョンアップの内容の薄さに、少しさみしい感じがしています。
もちろん、これは言い換えれば、iOSの機能が成熟して、これ以上の新機能は必要ない。ともとれますが、今後「アップル独自の独創的な新機能」が搭載されなければ、いずれ量で押すアンドロイドに市場を大きく取られる可能性も高いと思います。
iOSは素晴らしい完成度だが、アンドロイドも進化している。
実際に、アンドロイドの進化には目をみはるものがあります。
自分はiphone, ipad, nexus7と様々なスマホ/タブレット端末を持っていますが、実際に使っていてもネクサス7/アンドロイドに対して大きな不満はありません。
むしろ、タブレットの大きな画面に対しては、アンドロイド特有の「ウィジェット」が非常に便利でむしろ使いやすいと思う場面もあります。
また、機能面では、iphoneはアップルからしか出ませんが、アンドロイドは多種多様なメーカーがどんどん新機種を開発/投入しているので、ハード面の進歩では正直アップルの優位性は薄れてきていると思います。
では、iOSのソフト面の優位性はどうでしょうか?
確かにiOSは完成度も高いし、アプリの充実度では圧倒的にiOSに軍配が上がると思います。
しかし、先ほどもいったように、操作性やUIが確立されているせいか、アンドロイドのようなウィジェット機能などの大胆な機能追加が難しい状況になっていると思います。
今後もiOSというか、アプリ充実度の優位性はアンドロイドを凌駕すると思いますが、iOSも何らかの大きな改革/テコ入れをしないと、いずれアンドロイドに追いつかれてしまうかもしれません。
しかし、UIを大きく変えると、従来のファンからは批判されるかもしれませんし、その落としどころが非常に難しく、逆にそこがアップルの腕の見せ所だと思います。
Windows 8のような失敗はさすがに無いと思いますけど。
つまらないiphone、つまらないiOSが実は最高に出来が良い
これは矛盾しますが、たいして新機能もなく、つまらないiphone、つまらないiOS、そう感じる製品こそが実は使いやすい最高のiphone、iOSなのだ。という意見もあります。
まあ、これは確かに一理あります。
放っておいてもちょっとデザインを変えたり、性能をよくしたり、それで売れるのなら、基本キープコンセプトを貫くのが危なげもなくビジネス的には最適でしょう。
しかし、アップルはそれでいいのでしょうか?
ジョブスさんが生きていたら、それを許したでしょうか?
どうせなら、アップルの製品には、いつも「驚きと感動」を与えてほしいと個人的には思っています。
iphone 5のハード面からは、薄さや軽さ、そしてトータルバランスの良さなど、確かに「驚きと感動」を与えてもらいました。
しかし、アプリやiOSなどのソフト面では、これといった「驚きと感動」は得ることができませんでした。
これが良いのか悪いのか。
アップルのiphoneが大好きなだけに、最近少し不安を感じてしまいます。
単なる杞憂に終わればいいんですけどね。
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