以前もレビューさせてもらったアラミド繊維を採用して高耐久/超薄/超軽量を謳うPITAKAのスマホケースですが、今回iPhone 11 Pro Max用の新製品「PITAKA Magcase」を提供いただきましたので、ガッツリご紹介したいと思います。
価格的には5,499円(2019/10/18時点)と決して安くはないスマホケースですが、十分価格分の価値はある素晴らしいケースだと思います。とにかく薄さと軽さは最高で、お世辞抜きにまるでケースを付けていないぐらいの感覚になります。そしてアラミド繊維の耐久性の高さも特筆もの。「シャープ AQUOS zero」のバックパネルにアラミド繊維が採用されたのには、個人的に「やるな、シャープ!」と密かに頷いたものです。高いガラスをバックパネルに採用して保護ケースを付けるぐらいなら、最初から高耐久な素材にしちゃえという事ですね。合理的。
勿論、「Pitaka Magcase」にも弱点はあります。その薄さゆえに落とした際の当たりどころが悪いとディスプレイが傷つく可能性は捨てきれません。しかしながら、とにかく薄さと軽さと耐久性の高さを求めるなら非常におすすめのスマホケースだと思います。あまりに快適過ぎて、以前まで使っていた「Spigen TPU リキッドエアー」に戻れなくなっちゃいました。
【追記】PITAKA様より、「PITAKA MagCase iPhone 11,11 Pro/11 Pro Max用」でAmazonにて利用可能な500円オフクーポンを提供いただきました!最後に紹介しているので、興味のある方はぜひご利用くださいませ。2019年11月15日まで利用可能です。
「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用のセット内容
「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用のセット内容は以下の通り。
- PITAKA Magcase iPhone 11 Pro Max用 アラミド繊維製ケース×1
- 厚み調節用シール×1
- 保証書×1
シンプルに今回はケースと厚み調節用シール、保証書のみとなります。以前はガラスケースも入っていましたが、今は付属しないようですね。
「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用の特徴
「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用の特徴をまとめておきます。
■iPhone本来のデザインを損なわず、薄くて軽くて丈夫。iPhone 11 Proをしっかり守ります。
【頑丈さ】アラミド繊維そのものの軽量さや頑丈さを追求しており、耐衝撃性が高く、擦り傷も付きにくい製品です。 カーボン柄ですが、カーボンではないので、iPhone 11 Proの電波に干渉しません。
【優れた規格】薄さ:0.85mmと、まるで紙のような薄さ、そして重さはわずか14gと、その存在を感じないほど超軽量です。素材は軍用素材にもなるアラミドファイバー。宇宙船、スーパーカー、防弾チョッキなどによく採用される素材です。
【良好な手触り】真空成型や特殊な3層コーティングを採用し、ソフトで優しい、温もりのある手触りのコーティングと仕上げとなっています。
【ワイヤレス充電対応】ケース背面のメタルプレートは、スマホ中央を避けるように工夫されて配置されているため、Qiワイヤレス充電もケースを付けたまま使用可能です。
■PITAKA車載ホルダーと一緒に使用出来る卓越されたデザイン
【メタルプレート内蔵】PITAKA車載ホルダーと併用できるよう、背面にはメタルプレートが内蔵されています。これによりホルダーにしっかり張り付きます。また、メタルプレートの位置には工夫がされていて、スマホ中央を避けるよう配置されおり、NFC通信やおサイフケータイ、Qiワイヤレス充電の機能を妨げません。
「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用の外観レビュー
それではここから、「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用の外観レビューを行っていきます。写真多めにしっかり魅力をお伝えしていきますね
まず、上部のカメラ部分に多少厚みを持たせているのですが、これによるケースとiPhoneのガタつき軽減のために、専用のシールが付属しています。
これをこのように貼付するよう指示があったのであらかじめ張っておきましょう。貼付後は上面の透明な説明シールは剥がしておきましょう。
「PITAKA Magcase」の内側はこのような感じ。
「PITAKA Magcase」の外側はこのような感じ。メーカーロゴも無く、限りなくシンプルな仕上がりです。
カメラ部分には若干厚みがあり、しっかりカメラを保護してくれます。
ケース素材にはアラミド繊維が採用されています。
「PITAKA Magcase」の細部を見ていきます。右側面。
スイッチ部分は丸みを帯びた滑らか仕上がりとなっています。
上部は大きく開口しています。
左側面。
下部も開口部は大きめ。ケーブルの抜き差しなども全く干渉せず問題ありません。
実際に「PITAKA Magcase」をiPhone 11 Pro Maxに装着してみた状態が以下。非常に薄く、持った感じはケース装着有り/無しで大きな差を感じないほどです。
ケースとディスプレイはほぼ面一。これは若干賛否あるかも。でも薄さを求めるなら最高ですね。
スイッチ部分はこんな感じ。ボタンを押す際の干渉も勿論ありません。
上部はこんな感じ。iPhone 11 Pro Max本来のアルミ仕上げがきれいに映えます。
下部も大きめの開口となっており、ライトニングポートのケーブル抜き差しは全く問題ありません。
次にカメラ部分。ここはカメラ周囲をやや厚みのある素材で囲っており、レンズ部分をしっかり保護してくれています。背面を下にしてデスクなどに置いても問題ありません。
実際に手に持ってみたところ。本当にiPhone 11 Pro Max本来の薄さをスポイルせず、まるでケースを付けていないような感覚になります。
PITAKA Magcase:取り付け方と取り外し方のコツについて
「PITAKA Magcase」は、非常に薄くて装着感は良好なのですが、ハードケースなので取り付けや取り外しの際に慣れるまでは苦労するかもしれません。一応公式の脱着動画もあるので参考に。
併せて管理人が普段行っている脱着手順も写真でご紹介しておきます。
まず「PITAKA Magcase」の取り付けですが、これは以下の手順で行っています。(あくまでも管理人の場合)
最初に左側をケースに装着します。
その後、右上と右下をそれぞれ個別に押し込んでいきます。この際に「PITAKA Magcase」をやや押し広げるようにしてiPhoneを押し込むとスムーズに装着できると思います。ハードケースですが、多少柔軟性はあります。
続いて「PITAKA Magcase」の取り外し方について。こちらはコツをつかめば簡単ですが、慣れるまではやや苦労するかもしれません。
こちらも自分は右上と右下を使用します。
まずは右下。右隅やケースの端に指を添え、やや内側部分を押しながらケースを手前に引きます。
右上も同様ですが、まずはボタン類がない右下から外すのが個人的にはおすすめです。
そうそう頻繁に外すことはないと思いますが、良かったら参考に。iPhoneに傷をつけないよう、慎重に作業してくださいね。
「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用レビューまとめ!
それでは最後に、「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用のレビューをまとめておきたいと思います。
まずケースで重要なフィット感ですが、これは全く問題ありませんでした。ケースのサイズはジャストフィットでずれるようなことは全くありません。
また、PITAKAの謳い文句通り「PITAKA Magcase」は非常に薄くて軽いため、ケースをiPhone 11 Pro Maxに装着してもiPhone本来の薄さや軽さを十分楽しめます。以前購入した「Spigen TPU リキッドエアー」に比べるとその厚みや重さの違いは歴然。Spigenのケースの方が厚みがある分、iPhoneを守ってくれる感は上ですが、普段使いでの使いやすさで言えば、薄くて軽い「PITAKA Magcase」の方が断然使い心地は良いですね。本当にケースを付けていないような感覚になります。
アラミド繊維ケースの外観はやや武骨で好みが分かれるかもしれませんが、独特のしっとりした感触が個人的には非常に好みですし、それによって滑りにくくなっているのも良いと思います。
ただし、その薄さゆえに当たりどころが悪いとディスプレイなどに傷が付く可能性は捨てきれません。こればかりはどんなスマホケースでも同様ですが、特に薄い「PITAKA Magcase」では、やや取り扱い時に注意が必要かもしれませんね。しかしながら、採用されている“アラミド繊維”自体の耐久性の高さは折り紙付き。以前提供いただいた「iPhone 7 Plus」用のケースは今でも十分綺麗なので、ケース自体の耐久性は問題ないと思います。
こちらが3年使っているPITAKAの「iPhone 7 Plus」用ケース。多少擦り傷はありますが、目立つような傷はほぼありません。ノーメンテナンスでこれなので凄いと思います。TPUだと色褪せたり固くなったりしますが、このPITAKAのケースは触り心地や質感も当初と全く変わりないです。
という事で、「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用ですが、今回も相変わらず素晴らしい仕上がりになっていました。とにかく薄くて軽くて耐久性の高いiPhone用ケースをお求めなら、十分一考の価値はあるでしょう。やや値段は張りますが、個人的にその価値は十分あるケースだと思います。
なお、後日改めて紹介しますが、今回の「PITAKA Magcase」にはケース内部にメタルプレートが内蔵されており、車載スマホホルダー/ワイヤレス充電器の「PITAKA Magmount Qi」とセットで使えば、車内での充電やスマホの通知確認が非常に簡単/便利に行えるようになります。こちらも気になる方はご検討ください。なお、メタルプレート内蔵で重さが増すのかな?と当初予想していましたが、こちらは全く気にならないレベルでした。従来と遜色ない軽さです。
それとディスプレイを保護するために、個人的に「Spigen 【2枚セット】 iPhone 11 Pro Max ガラスフィルム」を追加購入しました。こちらは「PITAKA Magcase」との相性も問題なく、ケースに干渉せず張ることが出来ました。もしも「PITAKA Magcase」と一緒にガラスフィルムの購入をお考えなら、なかなかおすすめの製品ですよ。
以上、「PITAKA Magcase」iPhone 11 Pro Max用のレビューでした。やっぱりPITAKAさんの製品はレベルが高いですね。あまりの薄さと軽さに、以前購入した「Spigen TPU リキッドエアー」はこのままお役御免になりそうです。
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