Windows 10/11:2022年6月の月例パッチ適用後、Wi-Fiホットスポット機能に不具合発生。利用中のユーザーはご注意を

Windows 10/11:2022年6月の月例パッチ適用後、Wi-Fiホットスポット機能に不具合発生。利用中のユーザーはご注意を Microsoft Tips
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2022年6月15日、マイクロソフトが6月の月例セキュリティ更新プログラム/ Windows Update の配信を開始。Windows 11には「KB5014697」が、Windows 10 バージョン21H2、21H1、WindowsServer バージョン20H2には「KB5014699」が配信されていますが、これらを適用したWindows 11/Windows 10 PCにおいて、Wi-Fiホットスポット機能が正常に動作しない不具合が発生しているようです。

不具合の内容としては、Windows デバイスでWi-Fi ホットスポット機能を使用しようとすると、クライアント デバイスが接続した後、ホスト デバイスのインターネットへの接続が失われる場合があるとのこと。クライアント側は問題なくネット接続が利用できるようです。

現状対処方法としてはWi-Fi ホットスポット機能を無効にするしかないようなので、Windows PCをモバイルホットスポットとして利用しているユーザーはご注意ください。なお、上記の月例セキュリティパッチをアンインストールすることでも対処可能ですが、今月のセキュリティパッチには重大なゼロデイ脆弱性の修正も含まれています。安易なアンインストールは控えたほうが無難でしょう。

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2022年6月の月例パッチ適用後、Wi-Fiホットスポット機能使用時にインターネットに接続できなくなる不具合が発生中

■ステータス:調査中(開設日: 2022-06-16, 14:12 PT / 最終更新日 2022-06-16, 14:12 PT)

■概要:
KB5014699 / KB5014697 をインストールすると、Windows デバイスで Wi-Fi ホットスポット機能を使用できなくなることがあります。ホットスポット機能を使用しようとすると、クライアント デバイスが接続した後、ホスト デバイスのインターネットへの接続が失われる場合があります。

■回避策:
この問題を軽減し、ホストデバイスのインターネットアクセスを回復するには、Wi-Fiホットスポット機能を無効にしてください。手順については、「Windows PCをモバイルホットスポットとして使用する」を参照してください。

■対処状況:
マイクロソフトは現在調査中であり、今後のリリースで最新情報を提供する予定です。

■影響を受けるプラットフォーム

  • Client: Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2; Windows 10 Enterprise LTSC 2019; Windows 10 Enterprise LTSC 2016; Windows 10 Enterprise 2015 LTSB; Windows 8.1; Windows 7 SP1
  • Server: Windows Server 2022; Windows Server, version 20H2; Windows Server 2019; Windows Server 2016; Windows Server 2012 R2; Windows Server 2012; Windows Server 2008 R2 SP1; Windows Server 2008 SP2

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