Microsoftが10月27日、Windows 10向けに配信された2022年10月のセキュリティ更新プログラム「KB5018410」以降をインストールした環境において、「OneDrive」同期アプリが予期せず終了してしまう不具合が発生していることを発表しました。
現時点で回避策などは提示されていませんが、来週中には解決できる見込みとなっています。
【追記】10/28、今回の不具合に対処した「」の配信が開始されました。不具合に遭遇した場合は「Microsoft Update カタログ」から入手して適用してください。
不具合の概要
KB5018410 以降の更新プログラムをインストールした後、OneDrive が予期せず終了し、次の操作を実行しようとするとエラーが発生する場合があります。
- Microsoft OneDrive 同期アプリでサインアウトするか、アカウントのリンクを解除する。
- Microsoft SharePoint または Microsoft Teams サイトから、デバイスに同期するサイトまたはフォルダのリンクを解除する。
- OneDrive 同期アプリのアンインストールする(アンインストールに失敗する場合がある)
注:これらの問題は、OneDrive と OneDrive for Business の両方に影響する可能性があります。
対処状況
現在マイクロソフトは解決に向けて取り組んでおり、来週中には解決策が利用可能になる見込みです。
【追記】10/28、今回の不具合に対処した「KB5020953」の配信が開始されました。不具合に遭遇した場合は「Microsoft Update カタログ」から入手して適用してください。
ちなみに「KB5020953」は「Windows Update」での配信はなく、手動で「Microsoft Update カタログ」から入手する必要があります。「OneDrive」関連の不具合がなければ適用する必要はないので、必要に応じて対処してください。
リンク:KB5020953:Microsoft Update カタログ
影響を受けるプラットフォーム
今回の不具合の影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。
- Client: Windows 10, version 22H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2
- Server: None
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