2026年1月14日の定例アップデートを適用したWindows環境で発生していた、「OneDrive上のファイルを開くとアプリが固まる」「Outlookが応答なしになる」といった深刻な不具合を解消する緊急パッチがリリースされました。
Microsoftは2026年1月25日、この問題に対応する緊急パッチ(KB5078127等)を公開しました。特に仕事でOutlookやOneDriveを活用しているユーザーにとって、待望の修正となります。
1. 発生していた不具合:クラウド保存時のフリーズ
今回の修正により、1月中旬から報告されていた以下の問題が解決されます。
アプリが「応答なし」になる不具合
OneDriveやDropboxなどのクラウドストレージと同期しているファイルを開こうとしたり、保存しようとしたりすると、アプリがフリーズしたり予期せぬエラーが発生したりする不具合がありました。
特に「Outlook(クラシック)」への影響
企業ユーザーを中心に利用されている従来のOutlookでは、特に顕著な不具合が発生していました。
- OneDrive上にデータファイル(PST)を置いている環境で、Outlookがフリーズする。
- プロセスを強制終了したりPCを再起動しない限り、Outlookが再起動できない。
- 送信済みアイテムが正しく表示されない、または過去のメールが繰り返しダウンロードされる。
2. 解決策:緊急パッチの適用
Microsoftは、次回の定例アップデートを待たずにこの問題を修正するパッチ(Out-of-band update)をリリースしました。お使いの環境に合わせて以下のパッチを適用してください。
主要な修正パッチ番号(KB)
| OSバージョン | 修正パッチ番号(KB) |
|---|---|
| Windows 11 25H2 / 24H2 | KB5078127 |
| Windows 11 23H2 | KB5078132 |
| Windows 10 22H2 | KB5078129 |
| Windows Server 2025 | KB5078135 |
インストール方法
- 「設定」>「Windows Update」を開きます。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックします。
- 対象のKB番号が表示されたら、「ダウンロードとインストール」を選択してください。
インストール時の注意点
-
Windows 11(個人向け): 「設定」>「Windows Update」で「更新プログラムのチェック」を押すと表示されます。「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしている場合は自動で適用されます。
-
Windows 10 / Windows Server: 一部の環境ではWindows Updateに自動で配信されない場合があります。その場合は、Microsoft公式の「Microsoft Update カタログ」から対象のKB番号を検索し、手動でダウンロード・インストールする必要があります。
ライターの視点:なぜアンインストールではなく更新なのか
不具合が起きた際、原因となった1月14日の更新(KB5074109など)を消したくなるかもしれませんが、それはセキュリティ上推奨されません。
今回の緊急パッチは「累積的」な更新であり、これまでのセキュリティ修正を維持したまま不具合だけを取り除くことができます。以前案内されていた「PSTファイルをOneDriveから移動させる」といった回避策をとっていた方も、このパッチを適用することで元の運用に戻すことが可能です。
出典・参考元:

コメント