マイクロソフトが公式にサポートしてWindows 11上でAndroidアプリを動かすプロジェクトが発表され、現在米国限定ですが、「Microsoft Store」で提供される「Amazon Appstore」を介して約1000本のアプリが提供されています。
将来的には「Amazon Appstore」アプリは日本でも提供される見込みですが、少し気になるのがAndroidアプリを動かす為の最小要件。マイクロソフトが公開した情報を見ると思っていた以上に要件は高め。最近のWindows 11搭載パソコンなら要件を満たすものが多いとは思いますが、一応注意した方が良いかもしれません。
Windows 11でAndroidアプリを動かす為のデバイス要件
Windows 11搭載のPCでモバイルアプリを利用するには、「Amazon Appstore」アプリをインストールする必要があります。一度セットアップすれば、厳選されたカタログからモバイルアプリを閲覧し、インストールすることができるようになります。
※Windows上のAmazon Appstoreは、現在米国でのみ利用可能です。
モバイルアプリケーションをWindows 11デバイスで使用するには、PCが以下の要件を満たしている必要があります。
- RAM:
8GB(最小)
16GB(推奨) - ストレージの種類:
ソリッドステートドライブ(SSD) - プロセッサー:
インテル Core i3 第8世代(最小)以上
AMD Ryzen 3000 (最小) 以上
Qualcomm Snapdragon 8c (最小) 以上 - プロセッサーアーキテクチャ:
x64またはARM64 - 仮想マシンプラットフォーム:
この設定を有効にする必要があります。詳しくは、「Windows 11 PCで仮想化を有効にする」をご覧ください。
CPUに関しては、Windows 11がデフォルトで搭載されているPCなら要件を満たしやすいかと思いますが、RAMが最小8GB、推奨が16GBとなっている点には要注意。また、HDDではなくSSDが必須なのも注意が必要です。
今後Windows 11搭載パソコンの購入を考えている方は、上記のデバイス要件は頭の片隅に留めておきましょう。
なお、利用に際して仮想マシンプラットフォームの設定を有効にする必要があります。気になる方は予め予習しておくと良いでしょう。
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