Microsoftが6月3日、「Microsoft Windows Event」を開催すると発表しました。米国東部標準時2021年06月24日(木) 11:00からの開催となっており、日本時間に換算すると2021年06月25日(金) 01:00からの開始となり、内容はオンラインでストリーミング配信されます。
「次世代のWindows」はWindows 10 21H2 Sun Valley?Windows 11?
今回のオンラインイベントでは、「次世代のWindows」が発表される見込み。MicrosoftのCEOであるサティア・ナデラ氏は「過去10年で最も重要なWindowsのアップデートの一つを発表する」としており、6月25日のイベントで発表される可能性が高いと予想されています。
その発表の中身ですが、従来の流れで行けば現在開発中のWindows 10 21H2 “Sun Valley”と思われていたものの、Microsoftの発表した以下の画像が大きな物議を醸しだしています。
Join us June 24th at 11 am ET for the #MicrosoftEvent to see what’s next. https://t.co/kSQYIDZSyi pic.twitter.com/Emb5GPHOf0
— Windows (@Windows) June 2, 2021
本来なら4つの窓から投影された影は同じように4つに分かれるはずですが、画像では影が2つになっており、これが「11」を示唆しているのではないか?との噂が囁かれている状況です。同様に、米国東部標準時2021年06月24日(木) 11:00からのイベント開催というのも“11”に繋がっているのではないかとの見方もあります。
2015年、Microsoftのリーダーは、Windows 10が象徴的なOSの最終リリースになり、Windows 11やWindows 12は存在しないと述べていました。これに沿って過去6年間、マイクロソフトはソフトウェアアップデートを通じ、Windows 10の定期的な改良を行ってきましたが、これが間もなく変わる可能性があります。
サティア・ナデラCEOは先日、マイクロソフトが次世代のWindows OSに取り組んでおり、それが“最も重要なアップデートの一つ”になると述べています。一部ではこの「次世代のWindows」が「Windows 11」と呼ばれるのではないかと推測されています。
Windows 10 21H2 “Sun Valley”でのアップデートはここ数年でもかなり大掛かりなアップグレードになるようですが、現行の命名法に沿って「Windows 10の別バージョン」にするとインパクトの面では劣ります。もしもマイクロソフトが次のWindowsアップデートを大々的に宣伝したいのであれば、単純な「Windows 10 + 月」という名前のブランディングから脱却する必要があるでしょう。
となると、次世代のWindowsを「Windows 11」と命名して宣伝する方がインパクトは大きくなるはずです。
勿論、これらはあくまでも“憶測”の域を出ない情報ですが、かなり興味深い内容でもあります。確かにここ数年のWindows 10は無難なアップデートが続き、面白みがなかったのもまた事実。かといって大掛かりなアップデートを施しても“Windows 10”という名称を使うと、ユーザーが混乱したり企業も戸惑うかもしれません。
果たして「次世代のWindows」は「Windows 11」なのか、「Windows 10 21H2 “Sun Valley”」がそのまま「Windows 11」となるのか、はたまた隠し玉が用意されているのか、いずれにしても日本時間2021年06月25日(金) 01:00から開催されるオンラインイベントで詳細はハッキリするでしょう。
これは非常にイベントが楽しみになってきました。当サイトでも続報が入り次第、お伝えしたいと思います。
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