AppleがApple Watch Series7を発表しました。
最大の特徴はディスプレイの大型化。Series6とほぼ同サイズでありながら、ディスプレイを20%大型化。Series3と比較すると50%も大型化されています。
Apple Watch Series7のデザインは、四隅がより柔らかく丸みを帯びるように改良。新しいディスプレイは、縁で光を屈折させ、フルスクリーンの文字盤とアプリケーションがケースの曲面とシームレスに統合しているように見えます。また、Apple Watch Series7ではより大きくなったディスプレイに最適化されたユーザーインターフェイスも採用し、読みやすさと使いやすさを向上させています。
また、Apple Watch Series7では、タップしたりQuickPathでスワイプできる新しいQWERTYキーボードが提供され、ユーザーは指をスライドしてタイプできます。
watchOS 8では、より大きなディスプレイを備えたApple Watch Series 7のためにデザインされた文字盤が新しく追加されています。新しい「輪郭」文字盤は、目盛り盤をディスプレイの端まで大きく押し広げ、一日中、滑らかなアニメーションで動き、現在の時刻を強調します。新しい「モジュラーデュオ」文字盤は、広くなった画面領域を活用し、2つの大きな情報量の多いコンプリケーションを中央に表示します。これらとは別に、伝統的な時計をベースにした旅行者に最適な、クラシックな「ワールドタイム」文字盤は、二重の目盛り盤の周りで24のタイムゾーンの時刻を表示し、Apple Watch Series 4以降で利用できます。「ポートレート」文字盤は、iPhoneのポートレートモードの深度機能を使って美しくパーソナライズされた体験を演出します。
また、Apple Watch Series7では、ディスプレイの向上とこれまでと同様に一日中使える18時間のバッテリー駆動時間に加え、33パーセント高速に充電できるように改良されています。
そしてApple Watch Series7はこれまでで最も耐久性の高いApple Watchとなっており、これまで以上に強く、耐亀裂性の高い前面クリスタルを採用。他にもApple Watchで初めて防塵のためのIP6X認定を取得すると共に、WR50の耐水性能を維持しています。
ただし新たなセンサーの追加はありません。従来モデルと同じく電気心拍センサーと心電図アプリケーション、血中酸素ウェルネスセンサーとアプリケーションなどが搭載されています。事前の情報ではiPhone 12風の角ばったデザインが採用されると噂されていましたが、デザイン自体はSeries6と同様でキープコンセプトとなっており、もう少し見た目の目新しさが欲しかった気もします。
個人的にはディスプレイの大型化は魅力的なものの、新たな目玉機能(センサー)の追加がなかったのは残念なところ。とりあえず今年はSeries6から買い替えず、このまま使い続けようと思います。
Apple Watch Series7のカラーラインナップ
Apple Watch Series7のケースは、アルミニウム、ステンレス、チタニウムから選択可能。
このうちアルミニウムのカラーはミッドナイト、スターライト、グリーン、ブルー、(PRODUCT)REDの5色展開となっています。
Apple Watch Series7の税込価格
Apple Watch Series7のAppleオンラインストアでの税込価格は現時点で公表されておりません。報道では399ドルからとなっています。
Apple Watch Series7の予約開始日/発売日
Apple Watch Series7の発売日は“秋”となっており、現時点で具体的な予約開始日/発売日は発表されておりません。
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