MicrosoftがやっとWindowsの検索やスタートメニュー、UWPアプリが応答停止する不具合を修正

MicrosoftがやっとWindowsの検索やスタートメニュー、UWPアプリが応答停止する不具合を修正 Windows 10
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Microsoftがやっと、Windowsの検索やスタート メニューが応答しなくなったり、一部の Windows アプリケーション(UWPアプリ)が開かなくなる原因となる不具合に対処しました。

影響を受ける Windows デバイスでは、レジストリ キーまたはデータが破損している可能性があります。これはWindows、Microsoft Office、または Microsoft Outlook や Outlook Calendar と統合するための「Microsoft Office API」を使用するアプリ(例:BARCO ClickShare)が何らかの影響を与えている可能性があるとの事。

この不具合は2023年1月24日に認識されたもので、なんと解決まで5か月近くかかったことになります。影響は限定的でしたが、気になる方は先日配信開始されたオプションパッチを適用しておきましょう。

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不具合の概要

スタートメニュー、Windows検索、およびユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリが期待どおりに動作しない、または開くときに問題が発生する可能性があります。

影響を受けるWindowsデバイスでは、レジストリキーやデータが破損している可能性があり、Microsoft Office APIを使用してWindows、Microsoft Office、Microsoft Outlook、Outlook Calendarと統合しているアプリに影響を与える可能性があります。この問題の影響を受けるアプリの例として、ClickShareがあります。

根本的な問題は、Windows への更新プログラムのインストールによって引き起こされるものではなく、影響を受けるアプリの更新によって顕在化する可能性があります。

 

回避策

この問題を軽減するには、Windows、Microsoft Office、Microsoft Outlook、または Outlook Calendar と統合するアプリをアンインストールしてください。また、影響を受けるアプリのアップデートやアプリの開発元からの指導が受けられる場合があります。

BarcoのClickShareを使用している場合は、「症状:BarcoのClickShareを含むアプリがOffice APIにアクセスするとスタートメニューや他のシェルコンポーネントが機能しない」、「ClickShare App Calendar統合でWindowsタスクバーまたはユーザーシェルフォルダのパーミッションが反応しない問題」を参照してください。

 

対処状況

この問題は KB5027303(Windows 11) / KB5027293(Windows 10)で解決されました。

 

影響を受けるプラットフォーム

今回の不具合の影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。

  • Client: Windows 11, version 22H2; Windows 10, version 22H2; Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 20H2
  • Server: None

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