2024年11月に提供されたWindows 10バージョン22H2向けのWindows回復環境(WinRE)アップデート「KB5048239」が、正常にインストールされたように見えても、Windows Updateを再度実行すると、再び表示されて再度インストールされる不具合が発生しています。
この不具合に対し、Microsoftは「KB5048239」を「KB5050411」に置き換えることで解決したと発表しました。ただし、一部ユーザーからは「KB5050411」でも解決していないとの報告もあります。一応ご注意下さい。
KB5050411のアップデート内容
KB5050411を適用することで、実行中のPC上のWindows回復環境 (WinRE) にSafe OS Dynamic Update (KB5050199) を自動的に適用します。この更新プログラムにより、Windows回復機能の強化が行われます。
デバイスにこの更新プログラムが確実に提供されるようにするには、手順に従ってパーティションのサイズを手動で変更するか、サンプル スクリプトを使用して WinRE 回復パーティションのサイズを大きくしてください。
パーティションに十分なディスク領域が確保されたら、[スタート] > [設定] > [Windows Update] > [更新プログラムの確認] の順にクリックして更新プログラムをインストールしてください。
なお、KB5050411は、以下のいずれかの条件に該当する場合には配信されません。
- Windows回復環境のパーティションに十分な空き領域(250MB以上)がない場合。
- Windows回復環境のパーティションが、「Windows REに更新パッケージを追加する」手順を使用して手動で更新され、すでに最新の状態である場合。
- Windows回復環境のバージョンが10.0.19041.5363以上の場合。WinRE イメージのバージョンを確認するには、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion」のWinREVersionレジストリ値を確認してください。
- Windows回復環境のパーティションがない場合。
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