以前からブログ記事の商品撮影用に撮影ボックスを購入しようか迷っていたのですが、いまいちサイズ感や価格、評価を踏まえるとこれといった商品が見当たらず、結局買わずじまいのままでした。
そんな中、以前から目を付けていたものの価格の面で踏ん切りがつかなかった「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」をふとチェックしてみると、なんとセール特価で4,122円になっているではないですか!
以前見たときは13,200円だったので目を疑いましたが、いつまでセールが続くかも分からないので即購入!無事商品が届いたので、本日は簡単にご紹介しておきます。なお、現在(R3.8.24時点)の価格は10,494円となっています。値段の変動が激しいので、買い時はご自身で判断してみてくださいね。
実際に使ってみた感想ですが、やや持ち運ぶには重さがあるものの大きさは自分の理想通り(縦64cm・横76cm・高さ64cm)で、多少大き目な商品でもしっかり撮影できます。メルカリやオークションなどへの出品、ブログ記事用の商品写真撮影などの機会が多い方には非常におすすめですよ。
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:セット内容
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」のセット内容は以下の通り。
- Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ
- 電源コード
- 日本語説明書
LEDライトや撮影用の布もセットされているので、購入して直ぐに撮影することが出来ます。
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:特徴
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」の特徴は以下の通り。
- カメラやスマートフォンでの撮影に最適な、高出力LEDライト内蔵の折りたたみ式ポータブルフォトスタジオ。
- 2台のLEDバンクライトがコントラストを最適化。LEDは5600kのデイライトに調整され演色評価数 (CRI) が高く、安定した色彩を実現。
- 正面の3ドア構造により、外部の反射を抑えつつ画角を最大化するほか、上部の穴からの撮影も可能。
- 縦64cm・横76cm・高さ64cmと一般的な撮影ボックスに比べるとやや大きめサイズ。これにより様々な被写体に対応可能。備え付けの取り外し可能な白一色のバックドロップと電源が付属。
- 組み立て不要で、薄く丈夫で持ち運べるポートフォリオケースに折りたたみ可能。Amazonベーシック1年間保証付き。
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:サイズ/重さ/スペック
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」のサイズ/重さ/スペックは以下の通り。
- 展開時の寸法:縦64cm x 横76cm x 高さ64cm
- 折りたたみ時の寸法:縦64cm x 横76cm x 高さ7cm
- 重さ(管理人実測):5.9kg
- バンクライト:デイライト (5600K)
- 撮影時の入射光測定値(Sekonic L758):ISO 400; F 8.0.3; S 1/60th
「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:推奨絞り値/ISO
「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を使用する際の推奨絞り値/ISOの目安は以下の通りです。
- スマートフォンを使う場合: App StoreやGoogle Playからカメラ手動設定アプリをダウンロードしてください。 初めにISO 200; S 250に設定してそこから調整してください。+/-ボタンを使って露出量を調整することもできます。
- デジタル一眼を使う場合: ISO 1250, S 80, F8に設定してください。
Amazon Sellerに登録している方なら、アプリから写真撮影すると加工もうまく出来て便利だそうです。自分は登録していないので試していませんが、一応情報として載せておきますね。
Amazon Seller 7.7.1(無料)
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
販売元: AMZN Mobile LLC – AMZN Mobile LLC(サイズ: 55.7 MB)
無料 ※価格は記事掲載時のものです。
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:外観レビュー&組み立て/収納方法
それではここから、「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」の外観レビューと組み立て/収納方法について簡単にご紹介しておきます。
「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」はこのように非常にコンパクトに収納された状態で届きます。
前面のカバーにはポケットがあり、ここを開けると電源コードや説明書が収納されています。
ちなみに上部は撮影用の穴が開いており、付属品の収納部分との間にはマジックテープ加工が施されています。
これによって撮影時には無駄に収納部分が開かず、なかなか良く考えられた作りになっています。
電源コードはここに挿します。LEDライトのオンオフスイッチがないのはやや残念なポイント。
上部には2箇所にLEDライトが配置されています。個人的に光量は十分でいい感じです。
「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:組み立て方
「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」の組み立て方は以下の通り。慣れればあっという間で簡単です。
まずは付属の電源コードを取り出しておきます。その後自分は立てた状態で組み立てています。最初に「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を広げます。最初はちょっと壊しそうで怖いですが、慣れれば大丈夫。
広げると同時に固定パネルが引っ張られてくるので、これを下までしっかり押し込み固定しましょう。
このようにしっかり固定出来たらOK。次に「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を寝かせます。
最後に「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」の内側の上面にマジックテープで固定されている「前フラップ」を外して垂らせば組み立ては完了!奥の白い布は引っ張り出して良い感じに設置してください。
組み立て完了するとこんな感じになります。
「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:収納方法/しまい方
「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」の収納方法/しまい方もご紹介しておきます。
自分の場合、一旦「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を立てて収納しています。説明書とは異なるので、便利な方を利用してみてください。
まずは前フラップをマジックテープで固定。
次に固定パネルを上に引き上げると共に左右を凹ませて畳みます。
次に電源コードを収納しておきます。
最後に左右の収納用マジックテープで固定すれば「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」の収納は完了です。
このように非常にコンパクトに収納できるのは便利ですね。
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:使ってみた感想
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を実際に使ってみた感想をまとめておきます。
まず組み立てや収納ですが、初回こそやや戸惑ったものの慣れればあっという間。本当に簡単です。重さは実測で5.9kgとやや重いですが、一応片手で持ち運びも可能です。
前フラップには3つの撮影窓が用意されています。
通常はこのように1か所を開けて撮影することになるでしょう。
左右にはマグネット配され、開閉時にはしっかり固定されます。
上部にも撮影窓があり、上からの撮影も行えます。これは地味に重宝しています。
大きい商品の撮影時には、前フラップを上にあげて撮影することも出来ます。ちなみにこちらは15インチの「Surface Laptop 3」です。
Amazonで「撮影ボックス」と検索すると30cm~40cmのものが多くヒットしますが、「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」は縦64cm x 横76cm x 高さ64cmとやや大き目サイズ。大型の商品撮影が多い方は購入時のサイズに十分注意しておきましょう。
光量は申し分なく、iPhoneのカメラでも十分綺麗に撮影できました。絞り値/ISOを適正にすればスマホでも十分かと思います。ただし光量の調節は出来ませんのでその点はご注意を。
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」:撮り比べ
実際に撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を使った場合と使っていない場合の撮り比べをご紹介しておきます。
まずはいつも通りテーブルの上で撮影。背景などや照明の映り込みなどが毎回気になるところ。
※以下のペンギンのぬいぐるみは全てiPhone 12 Pro Maxの「カメラ」アプリにてオートにて撮影
どうしても照明は写真に写り込みやすいです。
次に「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を使っての撮影。
上から撮影しても非常にきれいに撮影できました。
次に手持ちの一眼レフ「SONY α57」を使って前フラップ有り無しで撮影してみました。
こちらが前フラップを垂らした状態で撮影窓から撮影したもの。
こちらは前フラップを外して撮影したもの。個人的にはあまり差は感じませんでした。
次に上から撮影した写真をご紹介しておきます。
どうしても上から写真を撮ると自分の影が映りこんだり照明が映り込んだりして悩むことが多かったのですが、「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を使うと非常にきれいに撮影出来ていい感じです。
キーボード部分のアップもこの通り。これは重宝しそう。
撮影ボックス「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」レビューまとめ:良い点や悪い点など
思わぬ低価格で購入できた「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」ですが、とりあえずオールインワンでこれさえあれば直ぐに撮影できるのは初心者には本当にありがたいところ。組み立てや収納も簡単ですし、個人的にはかなり満足度は高いです。なお、重さを指摘する方も多いですが、外出時に持ち運ぶのは確かにしんどいかもしれないものの、家の中などで多少動かす程度なら女性でも大丈夫でしょう。
実際に撮影に使用してみたところ、光量も十分ですし、上からの撮影用窓もあってなかなか便利そう。大きさもちょうどよく、これぐらいのサイズがあれば自分が扱う商品であれば大体問題なく撮影できそうです。
ただし、プロユースで光量にもこだわったりするなら物足りないかもしないのと、価格の変動が激しいのはやや難点かもしれません。とりあえず4,000円台なら間違いなく買いだと思います。
最後に、個人的に使ってみて感じた「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」の良い点と悪い点をまとめておきます。
Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ:良い点
- オールインワンで簡易の撮影なら部品を追加購入の必要なし!LEDライトや光沢素材の白布(幕)もセットされているので初心者には最適!
- LEDライトの光量は必要十分!(個人的な感想)
- 縦64cm x 横76cm x 高さ64cmとやや大き目サイズがいい感じ!大は小を兼ねる的な?
- 上からの撮影の際、影が入らず綺麗に撮れる。
- 使わない時はコンパクトに収納出来て便利!
- 組み立てや収納も慣れればあっという間!
Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ:悪い点
- ちょっと重い(一応片手でも持ち運べる程度ではある)
- 電源のオンオフスイッチは無い(コンセントの抜き差しだけ)
- LEDライトの光量調節は出来ない
- 価格の変動が激しい(14,000円~4,000円程度の値動き)
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