Mozillaがブログで、Firefoxのプラグインをセキュリティ上の問題から、将来的に廃止すると発表しました。
これについて今回記事を書いたのですが、管理人大失敗。超初歩的なミスで、プラグインとアドオンを混同して記事を書いておりました。ここにお詫びして訂正、さらに今回のミスの顛末について検証してみたいと思います。
Twitterやコメントでご指摘いただいた皆様、ありがとうございました。
【正しい内容】Firefoxがセキュリティ強化のため、将来的にプラグインを廃止の方向に。
まずは正しい内容をお伝えしておきます。
Firefoxがセキュリティ強化のため、将来的にプラグインを廃止の方向にすると発表がありました。現行バージョンでもデフォルトではオフ設定になっており、これをさらに推し進める方針のようです。
参考:Mozilla Security Blog:Update on Plugin Activation
今回の謝った記事配信の顛末
今回の管理人の誤った記事の配信の経緯を説明しておきます。
そもそも、Firefoxにはプラグインとアドオンという全く別の機能があり、今回廃止になるのはプラグインです。
ただ、ここで管理人が読んだ記事に以下の記述があり、完全にプラグインとアドオンの機能について混同してしまいました。
しかし、Firefoxのプラグインはなくてはならない存在であることをMozillaも重々承知しており、人気プラグインなどは当面利用できるように“plugin whitelist”(Mozillaがセキュリティーが保たれているとお墨付きを与えたプラグインのリスト)を設置し、ユーザーとのバランスを保つ方針です。プラグインは非常に便利ですが、やはりセキュリティー面でリスクを無視できないという判断を下してしまいました。
ウェブブラウザーシェアの構図が大きく変わるきっかけになるかもしれません。
転載元:週アス Plus
さらに、以前Mozilla Firefoxアドオンの【AutoCopy】【Fasterfox Lite】、Google Chromeの拡張機能である【Smooth Gestures】にスパイウェア疑惑が浮上しており、実際にChromeストアから一時期【Smooth Gestures】が削除、その後オプション設定で変更ができるようになって復活したという経緯がありました。
ブラウザ拡張機能のスパイウェア化、開発者をどう支えるか
FirefoxのAutoCopyや、ChromeのSmooth Gesturesなど人気の拡張機能がスパイウェア化。
→ Mozilla Re-Mix: [AutoCopy][Fasterfox Lite]などのFirefoxアドオンが買収され現在の所有者があらゆる情報を収集している件。転載元:蹴茶
これらの情報を勝手に頭の中で変換し、プラグイン=アドオンと混同してしまったわけです。本当に稚拙なミスでお恥ずかしい限り。申し訳ありませんでした。
【中二病】元記事と訂正、検証
一応元記事を張っておきます。自分でも読み返すと【中二病www】という感じで恥ずかしい限り。。。一応書きたかった事は、プラグインの部分をアドオンに置き換えると、少し読めるかもしれません。
以下元の記事内容。
なぜ今回のFirefoxプラグイン廃止について予想していたかというと、実はすでにGoogle Chromeの拡張機能を悪用し、アドウェアやマルウェアを混入させている業者が増加していることが問題になっており、Googleも対応に苦慮していることを知っていたためです。
はい、完全に間違え。知ったかぶりもここまでくると清々しいですな。死ね自分!
【元々個人等が作成した拡張機能(誤り:
プラグイン)→業者に売却→アップデートと称し、アドウェア/マルウェアを仕込む→利用者は問題ない拡張機能プラグインの認識のままアップデートを行い、知らないうちにアドウェア/マルウェアに感染】というのが流れ。参考:Google Chromeの拡張機能を介してマルウェアを配布する業者が増加中|Gigazine
この拡張機能
プラグインのアップデートを悪用したアドウェア/マルウェア混入の問題点は、通常のウイルスと異なり、現時点ではアンチウイルスソフトでPCをスキャンしても発見できないことにあります。つまり、怪しい挙動が無いか自分で確認し、必要なら自分でプラグインを停止しなければならないのです。これは普通の方にはまず無理な要求でしょう。
この事例から、同じようなアドオン
プラグインのあるFirefoxもどうなのかな?と疑問に思っていた矢先に、Mozillaから今回の「Firefoxのプラグインを段階的に廃止する」報道があったため、正直やっぱりか、、と思った次第です。
やっぱりかじゃねーよ!バカかよ!
Firefoxはプラグイン無しで大丈夫なのか?→大丈夫です!
確かにセキュリティ面や開発のことを考えれば、プラグインの廃止というのは理に適っていると思います。しかしながら、現状FirefoxやChromeからプラグインが全廃されると、かなり操作が不便になることが増えそうです。
個人的には、マウスジェスチャー機能、Tab Mix Plusのタブ強化機能、画像や動画のダウンロード支援プラグインなどなど、正直これらが無いとかなり困りそうです。←特にこのへんが痛い
イメージ的には、Firefoxは素の状態が簡素で、そこから自分好みにプラグインで機能を追加・カスタマイズしていくことに一番の魅力を感じていただけに、今回の発表はかなり残念。もちろん、今後のFirefox自体のアップデートで様々な便利機能が追加・強化され、プラグインが不要になれば問題ないのですが、それは今後のMozillaの方針次第でしょうか。
いやいや、アドオンじゃなくて、プラグインだから、お前それ間違ってるから!
まとめ&反省
今回の記事は、今までの当ブログ史上でも、もっとも稚拙なミスによる誤った記事の配信でした。本当にすみませんでした。
なお、今後は改めて記事アップの際には、情報を精査し、検証してからアップするよう努めていきたいと思います。
なお、今回のミスについてご指摘いただいた皆様、この場を借りてお礼申しげたいと思います。本当にありがとうございました。今後とも間違っている点などあれば積極的にご指摘いただければ幸いです。
コメント
「マウスジェスチャー機能、Tab Mix Plusのタブ強化機能、画像や動画のダウンロード支援」は拡張機能であって、今回の話とは何の関係もありませんよ。プラグインとはJavaなどの事です。アドオンマネージャを開いていただければ分類や該当するプラグインが分かると思います。
本当にその通りです。ご指摘ありがとうございました。