本日Appleが、各種不具合などを改善した「iOS 12.1.1」の配信を開始しました。
今回はボイスメモやメッセージアプリなどの不具合改善をはじめ、FaceTime通話中に以前と同様、1回のタップで背面側カメラと前面側カメラを切り替えることが可能になるなど、利用者のフィードバックを反映した改善も含まれます。また、中国本土および香港で「HomePod」が利用できるようになりました。発売は2019年初頭との事。日本でも早く発売してほしいですよね。(Amazon EchoがApple Musicに対応予定ですけど。)
参考:もうHomePodはあきらめた? Amazon EchoがApple Musicに対応、日本での提供有無は不明|INTERNET Watch
という事で、セキュリティ関連の不具合も修正されているので、皆さん早めにアップデートを適応しておきましょう。なお、現時点では大きな不具合報告は入ってきておりません。
iOS 12.1.1のアップデート内容
iOS 12.1.1のアップデート内容は以下の通りです。
iOS 12.1.1では、iPhoneおよびiPad用の機能が追加され、バグも修正されました。以下の機能および改善が含まれます:
- iPhone XRで触覚タッチを使って通知のプレビューを表示可能
- iPhone XR、iPhone XS、およびiPhone XS MaxでeSIMを使ったデュアルSIMに対応した通信事業者をさらに追加
- FaceTime通話中に1回のタップで背面側カメラと前面側カメラを切り替えることが可能
- 1対1のFaceTime通話中にLive Photosを撮影可能
- iPadおよびiPod touchでWi-Fi通話時にリアルタイムテキスト(RTT)を使用可能
- 音声入力とVoiceOverの安定性を改善
以下のバグ修正が含まれます:
- Face IDが一時的に利用できなくなることがある問題を修正
- ユーザによってVisual Voicemailをダウンロードできないことがある問題に対処
- “メッセージ”で、中国語または日本語のキーボードから入力したときに予測変換の候補が表示されないことがある問題を修正
- “ボイスメモ”の録音がiCloudにアップロードされないことがある問題に対処
- 時間帯が自動的に更新されないことがある問題を修正
このリリースには、HomePodの以下の追加機能およびバグ修正も含まれます:
- 中国本土および香港でのサポート
- グループFaceTime通話中にHomePodのLEDが点灯
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
iOS 12.1.1アップデート前にはバックアップをお忘れなく!
「iOS 12.1.1」へアップデートする場合は、必ず事前にデータのバックアップを取っておきましょう。現時点では大きな不具合報告はありませんが、最悪文鎮化してしまうとデータの復旧が困難になる可能性もあります。アプリなどのデータは勿論ですが、写真や動画などのデータもしっかりパソコンなどに保存しておきましょう。
iOS 12.1.1へのアップデート方法
「iOS 12.1.1」配信開始後すぐに手動でアップデートしたい場合は、iTunesを介してアップデートする方法と、iPhone単体でOTAアップデートする方法があります。どちらでも大丈夫ですが、個人的にはiTunesを介してのアップデートの方が安全性が高くおすすめです。
iPhone単体でのOTAアップデート:設定>一般>ソフトウェア・アップデート
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