今年はiPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxに関連した不具合が特に多い気がします。
まずアクティベートに関するエラーはiOS16.0.1にて対応済みですが、現時点でiPhone 14 Proがフリーズする不具合情報と共に、今度はカメラ関係の不具合が上がってきています。
中でもサードパーティー製カメラアプリを使うと背面カメラが振動するというバグは深刻で、場合によってはiPhoneのカメラが物理的に故障する事例も報告されています。この不具合を修正したアップデートが近日配信予定となっているので、それまでiPhone 14 Proでは、サードパーティー製カメラアプリの使用を控えた方が良いかもしれません。
iPhone 14 Pro/Pro Maxでカメラアプリの起動が遅くなる不具合報告
まずiPhone 14 Pro/Pro Maxでカメラアプリの起動が遅くなるという不具合報告から。
MacRumorsによると、「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」の一部のユーザーから、純正「カメラ」アプリを起動する際、読み込みに数秒かかるという不具合が報告されていることが分かりました。
この不具合に遭遇すると、「カメラ」アプリを一旦終了させた後に再度起動させると、カメラがオンになるまでに4~5秒かかるとの事。なお、「カメラ」アプリを手動で終了させて再度起動した場合、またはソフトウェアの再起動後には問題は発生しないようです。
つまり、Apple純正の「カメラ」アプリがバックグラウンドで実行されている場合にのみ発生する不具合であり、MacRumorsでは「カメラ」アプリのRAM管理の問題ではないかと推測しています。
なお、管理人のiPhone 14 Pro Max/iOS 16.0.1環境では特に問題は発生しておりません。
iPhone 14 Pro/Pro Maxでサードパーティー製カメラアプリを使うと背面カメラが振動する不具合、場合によってはカメラが故障する場合も
続いてもう一段深刻なのがこちらの不具合。
なんでも、iPhone 14 Pro/Pro Maxでサードパーティー製カメラアプリを使うと背面カメラがガタガタと振動して撮影できない不具合が発生しており、場合によってはカメラが物理的に故障してAppleに交換してもらったとの報告も入っています。
この不具合は、InstagramやTikTok、Snapchatなど、様々なアプリで発生しており、光学式手ぶれ補正に関連する問題ではないかと噂されています。
なお、Apple側もこの不具合を認識しており、バグを修正するためのソフトウェアアップデートを、2022年9月の第5週までに配信すると発表するとの事。可能であれば、iPhone 14 Pro/Pro Maxユーザーは、次のアップデートが配信されるまで、サードパーティー製アプリのカメラ機能の仕様は控えた方が良いでしょう。
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