本日はSOUNDPEATS様より、最新の完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Mini Pro」を提供いただいたのでご紹介しておきます。
SOUNDPEATS Mini Proは、非常にコンパクトなデザインながら、音質はクリアで非常に聞きやすく、低音から高音までバランスよく出ている優等生的な音つくりになっています。音の質感もなかなかで、サラウンド感もしっかり感じ取れます。
また、ANC(アクテイブノイズキャンセリング/ノイキャン)も搭載されており、6,680円(Amazon/記事執筆時点/ブラック)という価格を考えれば、なかなかコスパに優れたモデルに仕上がっていると思います。
勿論、数万円するヘッドホンとの音の違いはありますが、クリアな音質&軽量/コンパクトなイヤホンを手ごろな価格で購入したいという方におすすめですよ。
- SOUNDPEATS Mini Pro:パッケージ内容
- SOUNDPEATS Mini Pro:特徴
- SOUNDPEATS Mini Pro:外観レビュー
- SOUNDPEATS Mini Pro:音質レビュー
- SOUNDPEATS Mini Pro:ANC(ノイキャン)性能はそこそこ、価格を考えれば十分かも
- SOUNDPEATS Mini Pro:操作方法&iPhoneとのBluetoothペアリング方法解説
- SOUNDPEATS Mini Pro:Bluetooth仕様/対応コーデック/スペック/サイズ
- SOUNDPEATS Mini Pro レビューまとめ:バランスよいクリアな音質がいい感じ!ANC搭載もうれしい!
SOUNDPEATS Mini Pro:パッケージ内容
SOUNDPEATS Mini Proのパッケージ内容は以下の通りです。充電器は付属していないので、スマホ用などを利用してください。
- SOUNDPEATS Mini Pro
- イヤーチップ:6(S/M/L) ※Mは本体に付属
- 充電ケース*1
- USB-C充電ケーブル*1
- 取扱説明書*1
SOUNDPEATS Mini Pro:特徴
SOUNDPEATS Mini Proの特徴は以下の通り。
【スタイリッシュな外観と高水準ANCを両立させた小型イヤホン】
外部のノイズを高度な演算で算出した逆位相波形(アンチノイズ)で打ち消す「アクテイブノイズキャンセリング(ANC)」を搭載。フィードフォワードとフィードバックを組み合わせたハイブリッド方式を採用、可聴域で最大35dB(精密検査による値)というノイズ低減効果を実現します。体感できる確かなANC機能は日常生活で騒音を消し去り、出先・屋内どちらでも高い没入感と快適なリスニング環境を作り出します。コンパクト&スタイリッシュな外観で人気を博した「SOUNDPEATS MINI」のコンセプトを踏襲、小型で丸みを帯びたデザインも特にこだわったポイントです。
【バイオセルロース製の振動板採用、自然で繊細な音が楽しめる】
植物由来の繊維から生み出される「バイオセルロース」を利用した振動板は、質感が自然で透明感ある立体的なサウンドを奏でます。繊細で解像度の高い美しい中高域再生を実現、振幅の大きい低中音域も忠実に再現します。楽器の細やかなニュアンスも逃さず、ボーカルも分離よく明瞭に描き、サイズからは想像できないリッチなサウンドをお楽しみいただけます。
【ハイレゾの主流コーデックaptX Adaptive対応】
クアルコムの高性能チップ「QCC3040」を採用。サポートされるコーデック「aptX Adaptive」は高音質のaptX HDと低遅延のaptX LLなどを一本化、アルゴリズムに基づき動作モードを自動的に切り替えます。必要に応じて低遅延、高ビットレート、低ビットレートにすることで、安定かつ低遅延のリスニング環境が実現できるほか、室内はもちろん、電車内や駅構内など通信の混雑する場所でも、音切れが発生しにくい快適なオーディオ体験をお届けします。SBCとAACコーデックにも対応しています。
【cVc 8.0ノイズリダクション対応、テレワーク・オンライン授業でも大活躍】
最新のQualcomm cVc(クリアボイスキャプチャー)ノイズリダクションに対応しています。通話中、周囲の音を検出してノイズを軽減することができ、騒がしい環境でも通話相手の声がクリアに聞こえるほか、自分の声もノイズを取り除いたクリアな音質で相手に届けます。
【軽くて小さいけれどパワフルなバッテリー】
イヤホン単体約7時間(ANCの場合約5時間)、ケースと併用すれば最大21時間というパワフルなバッテリーを搭載。オンラインミーティングや旅行先など、長時間の使用でも充電残量を心配せずに使用できます。Type-Cでの高速充電にも対応しています。
【技適認証取得&安心・万全のメーカー12ヶ月保証】
本製品は、電波法ならびに電気通信事業法に基づく技術基準に適合しています。また、12ヶ月の正規メーカー保証が付属しています。
SOUNDPEATS Mini Pro:外観レビュー
続いて、SOUNDPEATS Mini Proの外観をご紹介しておきます。
まずSOUNDPEATS Mini Proですが、購入時は絶縁テープが貼られているので、これを剥がしておきましょう。
ケースにはバッテリーが搭載されており、イヤホンの充電が可能です。
イヤホン上部にはこのように「L/R」表記があります。
イヤーチップはS/M/Lの3種類が同梱されています。Mサイズは初期装着されています。
充電ケースの充電部はこんな感じ。
背面にはUSB-Cの充電ポートがあります。
USB-A to USB-Cのケーブルが付属しているので、手持ちのスマホ用充電器などを流用して充電しましょう。
イヤホン本体はタッチ操作となります。反応は特に問題ないレベル。
イヤホンの外観です。
SOUNDPEATS Mini Proは非常にコンパクト。手に持つとこんな感じ。非常に軽量(約4.97g)なので、耳に装着していても楽ですね。
SOUNDPEATS Mini Pro:音質レビュー
続いてSOUNDPEATS Mini Proの音質レビューです。
まず全体的な印象として、非常にクリアで透明感あふれるサウンドを奏でています。高音から中音、低音域までしっかり出ており、バランスの良い聴きやすい音質です。
高音域に関してはしっかり出ていますが、耳障りな刺さるような出方はしていません。あくまでもクリアな音質。ハイハットのクローズ/オープンなどもしっかり聞こえてきます。いい感じです。
そして中音域ですが、ボーカルはある程度前に出てきて聴きやすく、かつギターなどの野太い音はもしっかり再生されます。なかなかうまいバランスです。
低音域も迫力があり、ロックやポップスも十分楽しめるでしょう。ただし、イヤホンの装着位置によって低音の聞こえ方はやや変わってきます。初めて装着する際は、耳の装着位置をしっかり最適化するよう、調節してみてくださいね。
そして音の質感もなかなかですし、サラウンド感もしっかり感じ取れます。バランスの良い音質と相まって、みずみずしい非常に聴きやすい音質を奏でてくれる印象です。
なお、ANCオンオフや外音取り込みモードなどで若干音質が異なります。この辺りも一度聴き比べてみてくださいね。
SOUNDPEATS Mini Pro:ANC(ノイキャン)性能はそこそこ、価格を考えれば十分かも
次にSOUNDPEATS Mini ProのANC(ノイキャン)性能について。
これについては高価格帯のヘッドホンなどと比べればやや性能が落ちる印象ですが、6,000円台という価格を考えれば、ノイキャンの効果は十分実感できるレベル。
常時「サー」という風切り音のような音(ホワイトノイズ)は若干しますが、これは音楽を聴き始めればあまり気にならないと思います。逆に乗り物など、雑踏の中ではかなり音楽に集中できるので、ぜひ購入した方は試してみてください。通勤/通学など、騒がしい環境で音楽を聴くことが多いならおすすめですよ。
SOUNDPEATS Mini Pro:操作方法&iPhoneとのBluetoothペアリング方法解説
「SOUNDPEATS Mini Pro」の基本的な操作方法とiPhoneとのBluetoothペアリング方法を解説しておきます。
「SOUNDPEATS Mini Pro」は、音楽の再生・停止・早送り・巻き戻し、受電・着信拒否など、様々な操作をタッチボタンで操作できます。完全ワイヤレスイヤホンを初めて使用する方でも簡単に操作できるでしょう。
■音楽モードの操作方法
電源ON:イヤホンを充電ケースから取り出すと自動でオン、手動の場合はタッチボタンを1.5秒長押し
電源OFF:イヤホンを充電ケースに戻すと自動でオフ、手動の場合はタッチボタンを10秒長押し
音楽再生/停止:イヤホン(LまたはR)のタッチボタンを素早く2回タッチする
曲送り:イヤホン(R)のタッチボタンを1.5秒長押しする
■音量調整
音量を上げる:イヤホン(R)のタッチボタンを1回タッチする
音量を下げる:イヤホン(L)のタッチボタンを1回タッチする
■ハンズフリー機能
電話に出る:イヤホンのタッチボタンを2回タッチする
電話を切る:イヤホンのタッチボタンを2回タッチする
着信拒否:着信中、イヤホンのタッチボタンを1.5秒長押しする
通話切替:通話中、イヤホンのタッチボタンを2秒長押し
音声アシスタントを起動:イヤホン(R)のタッチパネルを3回タッチする
■ゲーミングモードの切り替え(オンオフ)
イヤホン(L)のタッチボタンを3回タッチする
■ANC(ノイキャン)オン/外音取り込み(パススルー)/通常モード(ノーマルモード)の切り替え
イヤホン(L)のタッチボタンを1.5秒長押しする
■手動ペアリングモード
イヤホンのタッチボタンを6秒長押し
■「SOUNDPEATS Mini Pro」の初期化/リセット方法
もしも「SOUNDPEATS Mini Pro」の音が出ない、ペアリングがうまく出来ない場合は、一旦初期化/リセットしてみましょう。
- まずはスマホなどのデバイス側で接続履歴を削除します。
- 両方のイヤホンを一旦充電ケースにセットし、充電中状態を確認します。
- その後充電ケースを開けた状態で両側のイヤホンのタッチボタンを同時に10秒長押しします。すると充電ケース正面のLEDインジケーターが赤と白に交互に2回点滅したらリセット完了です。
iPhoneと「SOUNDPEATS Mini Pro」のBluetooth接続/ペアリング方法解説
iPhoneと「SOUNDPEATS Mini Pro」のBluetooth接続/ペアリング方法について解説しておきます。
■初めて使う際のペアリング方法
- 充電ケースがバッテリー切れでない状態で充電ケースを開けてイヤホンを取り出すと、イヤホンは自動的にペアリングモード状態になります。
- iPhoneのBluetooth接続画面を立ち上げ、接続先リストから“SOUNDPEATS Mini Pro”をクリックして接続してください。
- 以上でiPhoneとのペアリングは完了です。後は音楽を存分に楽しみましょう。
■2回目以降の使用
「SOUNDPEATS Mini Pro」は、2回目のペアリングから、前にペアリングされた記録に基づいて自動的にペアリングが行われます。iPhoneのBluetooth機能をオンにした状態で充電ケースからイヤホンを取り出せば、iPhoneとオートペアリングが行われます。もしオートペアリングができない場合、Bluetooth接続画面から本機の接続先を選択して再度ペアリングしてください。
SOUNDPEATS Mini Pro:Bluetooth仕様/対応コーデック/スペック/サイズ
SOUNDPEATS Mini ProのBluetooth仕様/対応コーデック/スペック/サイズは以下の通りです。
Bluetooth仕様
- Bluetoothバージョン:5.2
- チップセット:Qualcomm 3040
- 対応プロファイル:HSP,HFP,A2DP,AVRCP
- 対応コーデック:aptX-Adaptive,aptX,AAC,SBC
- 通信範囲:10M
基本仕様
- 本体寸法(L*W*H):60*24*45 mm(ケース込み)
- 約4.97g(イヤホン/片側)、約37.5g(充電ケース+イヤホン両側)
- 防水規格:IPX5
- ANCノイズキャンセリング
- cVcノイズキャンセリング
バッテリー
- バッテリー容量:300mAh(ケース) 45mAh*2(イヤホン)
- 最大再生時間:約7時間(ANC OFF)約5時間(ANC ON)
- 約25時間(ANC OFF)、約21時間(ANC ON)
- イヤホン本体 充電時間:2時間
- 充電ポート:USB Type C
SOUNDPEATS Mini Pro レビューまとめ:バランスよいクリアな音質がいい感じ!ANC搭載もうれしい!
それでは最後に、SOUNDPEATS Mini Proのレビューをまとめておきたいと思います。
まず音質は非常にクリアで透き通った音を奏でており、バランスよい音質と相まって万人受けしそうな仕上がり。高音・中音・低音、それぞれしっかり出ています。個人的には今までのSOUNDPEATS製品の音つくりの中でもかなり気に入っている部類です。
そしてANC(ノイキャン)も、十分効果は実感できるレベル。この価格帯で本格的なANCが利用できるなんて良い時代になったものだと思います。
勿論、音質やANC性能など、上を求めだせばキリはないのですが、6,000円台という価格を考えれば、個人的にはかなりコスパは良いと思います。タッチボタンの反応も悪くないですし、サイズも非常にコンパクトで軽量の為、長時間装着しても耳が痛くなりにくいのも良いですね。
ということで、個人的にはなかなかおすすめのSOUNDPEATS Mini Pro、通勤/通学時に音楽を聴きたい方や、家で手軽に音楽を聴きたい方など、ぜひ検討してみてくださいね。
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