ついに招待制から誰でも利用可能になった「Spotify」。無料で音楽聴き放題ということもあり、WindowsやMacといったパソコンですでに楽しんでいる方も多いかと思います。
そんなPC版「Spotify」アプリに、大量のデータをストレージに書き込む重大なバグが見つかりました。これはGigazineさんの記事で知ったのですが、なんでも最初にこのバグを発見したユーザーの報告では、1時間に10GBのデータが書き込まれていたそう。その後別のユーザーの検証では、約2時間半の間に約28GBものデータが書き込まれていたそうです。しかも音楽を聴いていないアイドル状態でも書き込みが行われていたとのことなので、かなりたちが悪いバグだと思います。
これだけ大量のデータが毎日SSDやHDDに書き込まれてしまうと大幅にSSD/HDDの寿命が縮む可能性がありますが、Spotify側もバグを認識し、即修正版をリリースして対処してくれました。ぜひ現在パソコン版の「Spotify」アプリを使用中の方は、最新版へのアップデートが済んでいるか確認してくださいね！
PC版「Spotify」アプリのバグはすでに対処済み。アップデートが済んでいるか確認する方法をご紹介しておきます。
一般的にHDDやSSDは読み書きの回数で性能が劣化していきます。SSDでは1日20GB使用で理論上は数十年使用可能と言われていますが、それでも毎日余分に100GB～数TBものデータが書き込まれると、SSDやHDDの寿命が大幅に縮まる可能性があります。
現時点でSpotify側がすでに不具合対策済みの最新バージョンを提供しており、それを適用すればバグは修正される様子。ぜひ現在PC版「Spotify」アプリを使用中の方は、一度更新が完了しているか確認しておきましょう。
参考：ハードドライブの平均寿命は？ 使わなければいつまでも壊れない？｜lifehacker
PC版「Spotify」アプリの更新/バージョン確認方法
PC版「Spotify」アプリの更新/バージョン確認方法をご紹介しておきます。
まずは「Spotify」アプリを起動し、上部メニューから【ヘルプ＞Spotifyについて】と進みます。
以下の画面が開くので、ここでバージョンが【1.0.42～】となっていればOKです。もしも【1.0.41～】の場合は、バグを含む可能性があるので、指示に従って早急にアップデート作業を行いましょう。
とりあえず最新版にアップデートすれば今回のバグは修正されるようです。なかなか気付きにくい問題ですが、パソコンを使う上で非常に厄介なバグだと思います。ぜひ現在PC版「Spotify」アプリを使用中の方は、早急に確認しておいてくださいね！
コメント