Windows 10/11でプリンター名が「HP LaserJet」に変更され「HP Smartアプリ」が勝手にインストールされる不具合が発生も実用上は大きな問題なしの模様

Windows 10/11でプリンター名が「HP LaserJet」に変更され「HP Smartアプリ」が勝手にインストールされる不具合が発生も実用上は大きな問題なしの模様 Microsoft Tips
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先日から、Windowsパソコンに勝手に「HP Smartアプリ」がインストールされたとの報告が一部で上がっており、不具合?マルウェア感染が原因?などと騒ぎになっていました。

その後、今度はパソコンのプリンターのモデル名が「HP LaserJet M101-M106」に勝手に変更され、場合によってはアイコンが変わる場合もあるとの情報が報告されていましたが、これについてMicrosoftが12/4に正式に不具合と認めました。

当初はHPの何らかのアップデートが影響を及ぼしているのではないかと噂されていたものの、現時点でMicrosoftによるとHPのアップデートが原因ではないとの事。

なお、プリンターモデル名が「HP LaserJet M101-M106」に変更されても、印刷プロセスには問題がないようで、コピーやスキャンなどの他の機能と同様に、通常通り印刷ジョブをキューに入れることもできるようです。

実用上は問題ないようですが、なんとも不思議なバグですね。勝手に「HP Smartアプリ」がインストールされたり、プリンターのモデル名やアイコンが変わっても不具合なので、皆さん驚かないようにしてください。

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プリンター名とアイコンが変更され、HP Smartアプリが自動的にインストールされる場合がある不具合の概要

「Microsoft Store」にアクセスできる Windows デバイスで、プリンターの設定に関するいくつかの問題が確認されています。マイクロソフトでは、この問題を調査し、解決策についてパートナーと調整中です。

症状は以下のとおりです:

  • 一部のWindows 10およびWindows 11デバイスで、HPスマートアプリがインストールされる。
  • 製造元に関係なく、プリンターの名前がHPプリンターに変更される。ほとんどの場合「HP LaserJet M101-M106」モデルとして名前が変更される。プリンターアイコンも変更される可能性がある。
  • プリンターをダブルクリックすると、画面上に「このページで使用できるタスクはありません」というエラーが表示される。

注:Microsoftの調査によると、この問題はHPのアップデートによるものではないとの事。また、印刷プロセスはこの問題に影響されないと思われます。コピーやスキャンなどの他の機能と同様に、通常通り印刷ジョブをキューに入れることができるはずです。デバイス上のプリンターは、プリンター操作のために期待されるドライバーを引き続き使用します。

この症状は「HP Smartアプリ」の自動インストールに関連しているため、「Microsoft Store」にアクセスできないWindowsデバイスはこの問題の影響を受けないものと思われます。

 

不具合への対処状況

Microsoftはこの問題について調査中であり、詳細が判明次第、最新情報を提供する予定です。

この問題のサポートが必要な場合は、https://support.microsoft.com/contactus から Windows を選択してください。

 

影響を受けるプラットフォーム

影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。

  • ​Client: Windows 11, version 23H2; Windows 11, version 22H2; Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 22H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 1809; Windows 10 Enterprise LTSC 2019; Windows 10 Enterprise LTSC 2016; Windows 10, version 1607; Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
  • ​Server: Windows Server 2022; Windows Server, version 1809; Windows Server 2019; Windows Server 2016; Windows Server 2012 R2; Windows Server 2012

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