2022年11月8日、マイクロソフトが11月の月例セキュリティ更新プログラム/ Windows Update の配信を開始しましたが、これを適用したWindows 10やWindows 11 PCにおいて、「大臣NXシリーズ」の起動時にODBCエラーが発生したり、日付が昭和表示になる不具合が発生していることが分かりました。
現時点で原因は不明であり、開発元の応研株式会社はMicrosoftに調査を依頼しているとの事。
「大臣NXシリーズ」以外には影響ないようですが、現在「大臣NXシリーズ」を使用しているユーザーは、2022年11月のWindows Updateを適用しないようご注意ください。
不具合が発生する対象製品
不具合が発生する対象製品は以下の通りです。
- 大臣NXシリーズ Ver.3(クラウド版は除く)
不具合の症状
不具合の具体的な症状は以下の通りです。
- 起動時に ODBC エラー 37000/16909 や 00000/0 が発生する
- 日付が昭和表示になる
※上記と異なる現象が発生する場合もあります。
※「大臣 NX クラウド」では発生しません。
一時的な不具合の回避手順
応研株式会社では、今回の不具合の一時的な回避方法として、11月のWindows Updateを適用しないよう推奨しています。
また、すでにWindows Updateを適用済みの場合は、リンク先の動画または手順書を参照して一旦アンインストールするよう推奨しています。
不具合の対象となるWindows OSとセキュリティ更新プログラム
不具合の対象となるWindows OSとセキュリティ更新プログラムは以下の通り。
- Windows 11 バージョン 22H2:KB5019980
- Windows 11 バージョン 21H2:KB5019961
- Windows 10 バージョン 22H2:KB5019959
- Windows 10 バージョン 21H2:KB5019959
- Windows 10 バージョン 21H1:KB5019959
- Windows 8.1:KB5020023
- Windows Server 2022:KB5019081
- Windows Server 2019:KB5019966
- Windows Server 2016:KB5019964
- Windows Server 2012R2:KB5020023
対処状況
開発元の応研株式会社によると、現在Microsoftに調査を依頼しているとの事です。
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