先日配信開始となったWindows 11 22H2向けオプションパッチ「KB5020044」ですが、適用後、一部環境においてタスクマネージャが期待通りの色で表示されず、UIの一部が読めなくなる不具合が発生しています。
ただし、この問題は「設定」アプリの[個人設定]>[色]セクションで[モードを選ぶ]オプションを[カスタム]に設定している場合に発生し、[モードを選ぶ]オプションを[ライト]もしくは[ダーク]に設定していれば発生しません。
この問題が解決するまでは、一時的に上記の回避策で対応しておきましょう。
KB5020044:タスクマネージャが期待通りの色で表示されないことがある
KB5020044をインストールすると、タスク マネージャーのユーザー インターフェース(UI)の特定の要素が予期しない色で表示される場合があります。
この問題が発生したデバイスでは、タスク マネージャーは正常に機能しますが、UI の一部が読めなくなる可能性があります。
この問題は、設定の[個人設定]>[色]セクションで[モードを選ぶ]オプションを[カスタム]に設定している場合に発生する可能性があります。
「モードを選ぶ」の設定で「ダーク」または「ライト」を使用している場合は、この問題の影響を受けません。
回避策
この問題が解決されるまで、この問題を軽減するために、「モードを選ぶ」設定を「ダーク」または「ライト」のいずれかに設定してください。
これを行うには、デスクトップ上で右クリックまたは長押しし、「個人設定」を選択。次に「色」を選択し、「モードを選ぶ」で「ダーク」または「ライト」のいずれかを選択します。
対処状況
マイクロソフトは解決策に取り組んでおり、今後のリリースで更新を提供します。
影響を受けるプラットフォーム
今回の不具合の影響を受けるプラットフォームは以下の通りです。
- Client: Windows 11, version 22H2
- Server: None
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