マイクロソフトは2026年1月17日(現地時間)、1月の月例セキュリティ更新プログラム適用後に発生していた深刻な不具合を解消するため、「定例外(Out-of-band:OOB)」の緊急アップデートを公開しました。
Windows 11 23H2でのシャットダウン障害や、クラウドPC(Windows 365等)への接続不能といった、業務に直結するトラブルを修正する内容となっています。
今回のアップデートで解消される主な不具合
1. クラウドPC・リモートデスクトップのサインイン失敗
「Windows App」などを使用してAzure Virtual Desktop(AVD)、Windows 365、Microsoft Dev Boxに接続する際、認証エラーが発生し、ログインできない不具合が修正されました。
- 対象: Windows 11 / 10 / Windows Server 各バージョン
2. 【23H2】PCが正常に終了できず勝手に再起動する
Windows 11 23H2において、シャットダウンや休止状態を選択しても、電源が落ちる直前にPCが勝手に再起動してしまう問題が修正されました。
- 原因: セキュリティ機能「Secure Launch(セキュア起動)」が有効な環境で発生。
OS別・修正パッチ(KB番号)一覧
お使いの環境に合わせて、以下のKB番号をWindows UpdateまたはMicrosoft Update カタログで確認してください。
Windows 11
| バージョン | 更新プログラム (KB番号) |
|---|---|
| Windows 11 25H2 / 24H2 | KB5077744 |
| Windows 11 23H2 / 22H2 | KB5077797 |
Windows 10
| バージョン | 更新プログラム (KB番号) |
|---|---|
| Windows 10 22H2 ESU / Enterprise LTSC 2021 | KB5077796 |
Windows Server
| バージョン | 更新プログラム (KB番号) |
|---|---|
| Windows Server 2025 | KB5077793 |
| Windows Server 2022 | KB5077800 |
| Windows Server 2019 / Enterprise LTSC 2019 | KB5077795 |
アップデートの適用手順
方法A:Windows Updateで取得(推奨)
- 「設定」>「Windows Update」を開く。
- 「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにする。
- 「更新プログラムのチェック」を行い、上記KBが表示されたら適用します。
方法B:Microsoft Update カタログからダウンロード
自動更新が降りてこない場合や、複数の端末に一括適用したい場合は、公式サイトから直接インストーラーを入手できます。
- Microsoft Update カタログにアクセス。
- 検索ボックスに上記表のKB番号(例:KB5077797)を入力して検索。
- 自身のCPUアーキテクチャ(x64 / ARM64)に合ったファイルをダウンロードして実行します。
注記: 今回の定例外パッチは「累積的」な内容です。1月13日の月例パッチをまだ適用していない環境でも、この緊急パッチを直接適用するだけで、最新のセキュリティ対策と不具合修正の両方が完了します。
最後に:管理者の皆様へ
今回の定例外パッチは「累積的」な内容です。1月13日の月例パッチをまだ適用していない環境でも、この緊急パッチを直接適用するだけで、最新のセキュリティ対策と不具合修正の両方が完了します。
特にリモートワーク環境やサーバー運用を行っている場合は、早期の検証と展開を推奨します。

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