Microsoftが米国時間7月14日、オンラインイベント「Inspire 2021」にて、クラウドベースで「Windows 10」「Windows 11」にアクセス可能なSaaS型の仮想デスクトップ「Windows 365 Cloud PC」を発表しました。
月額サブスクリプション方式で提供されるようで、詳細な料金は8月2日の正式サービス開始時に改めて発表予定となっています。
既にMicrosoftはクラウドベースの仮想デスクトップサービス「Azure Virtual Desktop(AVD)」を提供していますが、こちらは従量課金制で実質利用料金に上限が無いのに比べ、「Windows 365 Cloud PC」は月額料金で利用可能となるのが大きな違い。
また、クライアントとしてWindows、Mac、iPad、Linux、Androidなどに対応し、ネイティブアプリが用意されるほか、Webブラウザからも利用可能となっています。
当初は企業/学校向けのサービスとして開始されることになるかと思いますが、個人ユーザーにとっても様々なデバイスからアクセスでき、いつでも作業の続きが行えるというのは魅力的。月額料金次第ではありますが、意外とニーズは高いかもしれません。
個人的にはGIGAスクール構想で提供されるWindows PCのスペックが貧弱という話を聞いているので、それなら「Windows 365 Cloud PC」を利用すれば、多少は快適に長くPCが利用できるようになるのではないかと期待しています。
以下はGIGAスクール構想における文部科学省の提示するWindows PCの標準仕様書です。
OS:Microsoft Windows 10 Pro 相当
CPU:Intel Celeron 同等以上 2016 年 8 月以降に製品化されたもの
ストレージ:64GB 以上
メモリ:4GB 以上
画面:9~14 インチ(可能であれば 11~13 インチが望ましい)、タッチパネル対応
無線:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 以上
LTE:通信 LTE 通信に対応していること(本体内蔵または外付けドングルを使用)
形状:デタッチャブル型またはコンバーチブル型
キーボード:Bluetooth 接続でない日本語 JIS キーボード
カメラ機能:インカメラ・アウトカメラ
音声接続端子:マイク・ヘッドフォン端子×1 以上
外部接続端子:USB3.0 以上×1以上
バッテリ:8 時間以上
重さ:1.5kg 未満
引用元:文部科学省 標準仕様書
CPU:Intel Celeron 同等以上 2016 年 8 月以降に製品化されたもの
ストレージ:64GB 以上
メモリ:4GB 以上
画面:9~14 インチ(可能であれば 11~13 インチが望ましい)、タッチパネル対応
無線:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 以上
LTE:通信 LTE 通信に対応していること(本体内蔵または外付けドングルを使用)
形状:デタッチャブル型またはコンバーチブル型
キーボード:Bluetooth 接続でない日本語 JIS キーボード
カメラ機能:インカメラ・アウトカメラ
音声接続端子:マイク・ヘッドフォン端子×1 以上
外部接続端子:USB3.0 以上×1以上
バッテリ:8 時間以上
重さ:1.5kg 未満
引用元:文部科学省 標準仕様書
参考サイト:PC Watch
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