これは驚いた!
マイクロソフトは意固地になって、絶対ウィンドウズ8にはスタートメニューを復活させないだろうと思っていたので、久々に自分の中では一大ニュースです!
まだ確定ではありませんが、こういった報道が出るという事は、マイクロソフト自身も少しはスタートメニューの廃止に対して考え直しているのは事実かもしれません。
という事で、ウィンドウズ8スタートメニュー復活に対する自分の感想と、現状のウィンドウズ8に対する個人的な評価/見解、そして自分なりのマイクロソフトへのウィンドウズ8改善に対する提言などをまとめてみました。
このニュースは本当であると信じたい!
Windows 8のスタートメニューが復活するかもしれないそうです!
驚きの一報は、ヤフーのニュース記事でした。
ウィンドウズ8「スタートメニュー」復活か 突然のトップ辞任で観測強まる|Yahoo!
ソフトウエア世界最大手、米マイクロソフトが、発売したばかりのパソコン向け最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の設計を変更するのではないかとの観測が強まっている。
[アップルでは…] ジョブズ氏の“まな弟子”更迭
歴代のウィンドウズに採用されてきた「スタートメニュー」が廃止されたことで、利用者から戸惑いの声が上がっていることに加え、同社のウィンドウズ事業部門トップが、最新版の発売後わずか半月で突然退職したことが憶測を呼んでいる。
同社は12日、ウィンドウズ部門を率いてきたスティーブン・シノフスキー氏が辞任すると発表した。同氏はバルマー最高経営責任者(CEO)の後任候補の一人と目されてきた幹部。さらに辞任のタイミングが最新版を発売直後だったため、関係者の話題を集めている。
13日の米紙USAトゥデー(電子版)によると、最新版からスタートメニューが消えたことで「どう操作すればよいのか」と、とまどう利用者が多いという。スタートメニューをなくしたのは、ウィンドウズの搭載ハードウエアが伝統的なパソコンから携帯端末に移行し、タッチパネル方式による操作が主流になるとしてシノフスキー氏が、社内を説得したためだという。
これが不評だったことで同氏が解職されたとの見方が出ている。USAトゥデーは、シノフスキー氏の後任であるジュリー・ラーソングリーン氏が最新版の改修を指揮するのではないかとする関係者の見方を紹介している。
Yahoo!by産経新聞
もしもこの報道が真実なら、マイクロソフトを称賛したい!
個人的に、今回のウィンドウズ8最大の不便な点というか、改悪点がこの「スタートメニュー/ボタンの廃止」だったので、もしも本当にスタートボタンが復活した暁には、マイクロソフトの英断というか、消費者の求めにきちんと応じてくれたということは最大限に評価したいと思います。
ただ、当初マイクロソフトはスタートボタンを廃止した経緯について、「現状ほとんどのウィンドウズユーザーがスタートボタンを使用しておらず、不要と判断した。」とのたまわれておりましたので、もしも復活を考えているなら、事前の重大なマーケティングミスだと思います。
現状ウィンドウズ8を実際に使用していて、ウィンドウズ8の動作速度や安定性などに関しては、特に不満はありません。むしろ軽快に動作しているので、その点は評価していいと思います。
ただ、ウィンドウズ8 スタート画面(いわゆるメトロUI)とデスクトップ画面を無駄に行き来しなければいけないことや、スタートボタンが無くなり、パソコンのシャットダウンや様々なウィンドウズ機能へのアクセスが圧倒的に不便になったことには大変失望していました。
しかし、もしもマイクロソフトが公式に、ウィンドウズ8にスタートボタンを復活させてくれるなら、大部分のユーザーは満足し、一気にウィンドウズ8の悪評が好転する可能性も高いと思います。
どうせならタブレットスタイルとデスクトップスタイルを選べるようにしてみてはどうか?~マイクロソフトへの提言~
ついでに、管理人が感じているウィンドウズ8の不満点、ウィンドウズ8 スタート画面とデスクトップ画面との行き来が面倒なことについてマイクロソフトさんが改善してくれれば完璧なんですけど。
ということで、マイクロソフトの社員さんがうちのブログなんか読んでくれていないとは思うんですけど、超個人的な提言をおどおどしながら提言してみたいと思います。
なんか提言なんて大それた言葉使うの、正直恥ずかしいんですけどね。。。
ウィンドウズ8の設定に、思い切って2つのスタイル作ってはどうか?~マイクロソフトへの提言~
ということで、管理人が考えるウィンドウズ8改善の提言。
思い切って【設定】として、メインスタイルを切り替える設定を作ってはどうか?
・タブレット/タッチパネル/シングルウィンドウでも問題ないライトユーザー向けには、現状と同じウィンドウズ8スタイルをメインとしたUIに。たとえばタッチUIとか。
・デスクトップをメインに使うユーザーや、企業向けに、デスクトップUI(従来のウィンドウズと同様の操作体系)を主体とし、クイック起動バーにウィンドウズ8スタート画面に遷移するためのボタンを作成する。通常はデスクトップ画面しか表示されず、使用者が必要と判断し、ボタンを押した時のみウィンドウズ8スタート画面が表示されるようにする。たとえばデスクトップUIとか。
そして、ウィンドウズの【設定】画面から、このタッチUIとデスクトップUIを簡単にいつでも切り替えられるようにする。
これだけでウィンドウズ8の印象は大きく変わると思うんですけど、どうでしょうか?
ウィンドウズ8の初回起動設定にでも反映されれば、従来のユーザーは納得し自分の気に入った方のUIが選べますし、新しいタッチパネル操作の気に入っているユーザーも満足できるのではないかと思います。
ウィンドウズ8というか、マイクロソフトには頑張ってほしい
個人的な見解ですが、やっぱりなんだかんだ言って、ウィンドウズ自体は今後も手放せないと思います。
長年慣れ親しんだソフトも沢山ありますしね。
だからこそ、マイクロソフトさんにはグーグルやアップルに負けず、今後も頑張ってほしいです。
もちろん変革/革新は重要ですし、そういった際には従来のユーザーから批判が出るのはしょうがないです。
しかし、それをねじ伏せるだけの完成されたシステム/利便性があれば、不満は抑え込むことができるはずです。
けれど残念ながら、今回のウィンドウズ8は、新しい事への挑戦は素晴らしいと思いますが、細かな点でミスが目立ちます。
しかも、この点は開発段階/プレビュー版の段階から、多数のメディアによって(自分を含めて)指摘されていたことです。
もしもマイクロソフトが本当にウィンドウズ8にスタートボタンを復活させるなら、それは素直に素晴らしいし、英断だと思います。
けれど、すでに多くのウィンドウズファンの失望を買い、そしてファンを失ってしまった事もまた事実です。悪いウィンドウズ8の評判やイメージを払拭するのは容易ではないでしょう。
また、以前このような報道がありました。
米Microsoftが7月19日(現地時間)に発表した第4四半期(4~6月期)決算は、純損益が4億9200万ドル(1株当たり60セント)の赤字となった。四半期決算が赤字となるのは1986年の上場以来初めてのことだ。
|IT Media news
色んな意味で、ちょっと危惧しています。
ぜひマイクロソフトさんには頑張ってほしいです。
なお、こんな記事を書いていますので、スタートメニューが復活するまでの繋ぎとして、よかったら参考にしてみてくださいね。
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