MicrosoftがWindows 11の標準キーボードに、新しく「Copilotキー」を追加することを発表しました。
Windowsの標準キーボードに新しいキーが追加されるのは、同社が1994年にWindowsキーを追加して以来、実に30年ぶりの大きな変化となります。
「Copilotキー」は「アプリケーションキー」部分に置き換えて配置?便利だが精度のアップに期待
新しい「Copilotキー」は、原則スペースバーの右側に配置され、これによって「Copilot」を簡単に起動できるようになります。Microsoftのブログで確認すると、スペースバー右横のAltキーの右側、アプリケーションキーに置き換えられているように見えます。
なお、2023年からMicrosoftはAIツールの「Copilot」を非常に推しており、サポート期限切れ間近のWindows 10にも「Copilot」を搭載したことには驚いた方も多いかと思います。それだけ「Copilot」の便利さを沢山の人に知ってもらいたいのでしょう。
ただ、現状ではまだまだ不正確な回答を行う場面もあるので、今後は「Copilot」の便利さと共に、情報の正確さ、新しい情報へどれだけ迅速に対応できるかなどが課題かなと感じています。
とは言え、使いようによっては非常に便利ですし、最近は画像生成や音楽生成も可能になるなど、どんどん高機能化しています。現状でも「Copilot for Windows」が利用可能なWindows PCであれば、「Windows キー+ C キー」の同時押しで起動できるので、気になる方は試してみてくださいね。
なお、Copilot 機能の提供および利用可能になるタイミングは、市場およびデバイスによって異なります。ログインするには Microsoft アカウントが必要です。「Copilot for Windows」がデバイス上で利用できないか有効になっていない場合、「Copilot キー」を押すと「Windows Search」が起動します。
Windows 12を見据えると、今後は「Copilot キー」が搭載されたPCを買う方が無難かも
この新しい「Copilot キー」が搭載された「Windows 11」PCは順次発表され、2024年1月9日~12日にラスベガスで開催されるCES 2024でもお披露目されるとのこと。Dellが先日発表した「XPS 2024年モデル」には、すでにこの新しい「Copilot キー」が搭載されていることが確認できます。新型「Surface」シリーズにも当然ながら搭載されることでしょう。
しばらくはMicrosoftのCopilot推しは続きそうですし、2024年にはWindows 12の発表も噂されているので、2024年にPCを購入する場合は、この「Copilot キー」が搭載されているモデルを購入した方が、後々便利かもしれませんね。
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