本日は1byone様より、iOS/Androidアプリに対応した「1byone 体重・体組成計」を提供いただいたのでレビューしてみたいと思います。
この「1byone 体重・体組成計」ですが、基本的に本体のみでは、体重の測定・表示しかできません。
しかし専用のアプリと連携することで、体重/体内水分/脂肪/カルシウム/BMI/内臓脂肪/体重指数/筋肉質量といった8項目のデータを確認することが可能になります。また測定した数値はBluetooth機能で自動的にスマホへ反映されるので、いちいち手動で入力する必要もありません。
全体的にデザインもスタイリッシュで数値もLEDで確認しやすく、アプリの操作性もなかなか良いです。
また、iPhoneの場合は、Appleデフォルトの「ヘルスケア」アプリとデータ連動が可能なため、体重やBMIの管理が非常に手軽になります。
コスパで考えればよく出来た体組成計ではないでしょうか。これはおすすめですよ!
※iOS 8以上とAndroid 4.3以上のスマートフォンに対応
「1byone 体重・体組成計」のセット内容
「1byone 体重・体組成計」のセット内容は以下の通り。
- 1byone 体重・体組成計
- 単4形マンガン乾電池4本
- 説明書(日本語あり)
※保証期間
商品到着から12ヶ月間 (初期不良のみ)
「1byone 体重・体組成計」の特徴/仕様
「1byone 体重・体組成計」の特徴/仕様は以下の通り。
特徴
- 体組成計は、体重やBMI、基礎代謝(Kcal)、筋肉量Muscle(%)、体脂肪率Fat(%)、推定骨量Bone(Kg)、体内水分率TBW(%)が測定可能。なお、体重以外の数値の確認には、専用のアプりをダウンロードして利用する必要があります。
- 乗るだけで電源が自動的に入るので、スイッチ操作の必要はありません。測定後は自動で電源オフになります。
- 体組成計には、高品質、耐衝撃性が強いガラスを採用。耐久性も高いです。
- 4つの高精度センサーを搭載し、最高180キロの重さまで測ることが出来ます。
- 体組成計は最大10人のユーザー測定値を保存することが出来ます。測定時は必ず裸足で体組成計に乗って下さい。
仕様
- 27x80mmハイライトLEDディスプレイ
- 単位:kg / lb / st:lb(アプリで変更可能)
- 10のユーザーグループ
- 測定可能体重:180kgまで
- 最小質量の測定単位:0.1kg
- 筋肉量の測定単位:0.1kg
- 重量測定単位:0.1kg
- 体脂肪測定単位:0.1%
- 体内の水分測定単位:0.1%
- 骨密度単位:0.1㎏
- 年齢範囲:10歳~100歳
- 身長範囲:100CM~225CM
- 使用温度:10~40℃
- 使用湿度:20%~90%
- 保存温度:-10~50℃
- 効率:DC 6V(単4形マンガン乾電池4本)
- iOS8以上とAndroid4.3以上のスマートフォンに対応
「1byone 体重・体組成計」の使い方/初期設定
「1byone 体重・体組成計」の基本的な使い方と初期設定について簡単に解説しておきます。今回はiPhoneでの操作を例に解説していきますね。
まずは「1byone 体重・体組成計」を開封し、裏側の電池カバーを開けて付属の単4電池を4本入れます。特別スイッチなどは無いので、電池を入れるだけでOK。
次にiPhoneに「1byone Wellness」アプリをインストールします。
※現在は「1byone Health」アプリに切り替わっています。以下の解説は旧アプリでの解説となります。
1byone Health
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, ライフスタイル
iPhone/iPadの両方に対応
無料 ※価格は記事掲載時のものです。
インストールが完了したら「1byone Wellness」アプリを起動します。この際は事前にiPhoneのBluetooth機能が“オン”になっていることを確認しておきましょう。(iPhone→設定→Bluetooth→Bluetooth機能:オン)
「1byone Wellness」アプリを起動すると、最初にAppleの「ヘルスケア」アプリとのデータ連動を求められます。これを“オン”にしておくと、「1byone 体重・体組成計」に乗って体重を測定するだけで、自動的に「ヘルスケア」アプリにもデータが記録されます。
意外と現時点で「ヘルスケア」アプリとデータ連動できるメーカー/アプリは、管理人の知る限りではまだ少ないので、個人的には素晴らしい機能だと思います。
自分は全ての書き込みを許可しました。設定できたら右上の【許可】をタップ。
次に「1byone Wellness」の初期設定画面が開くので、【BODY FAT SCALE】をタップし、下部の【DONE】をタップします。
続いて個人データの入力画面になるので、それぞれ自分の情報を入力していきます。
ちなみに、「Unit」で体重計の測定単位を変更します。「kg」が選択されていることを確認しましょう。
最後の「Level」というのは意外と重要。運動などしていない方はとりあえず【Ordinary】を、ジムなどに通って体を鍛えている方は【Amateur】を、プロ並みに鍛えている方は【Professional】を選択しましょう。これによって体脂肪率などが変化するようです。ちょっと判断が難しいですけどね。
入力できたら最後に【Save】をタップ。
以下の画面が表示されれば、初期設定は完了です。この状態で「1byone 体重・体組成計」に乗れば、自動的に電源オンになり体重/体組成の測定が開始されます。Bluetoothの設定は特に不要でした。
測定が開始されたら、測定が終了するまでじっと待ちましょう。
なお、測定中はこのような表示が出るので体組成計の上から動かないように。
以下の画面が出たら測定完了です。データをセーブして良ければ「Yes」を選択しましょう。
測定が終了すると、自動的にアプリにデータが転送されます。iPhoneの場合は「ヘルスケア」アプリにも自動的にデータが反映されます。
「1byone 体重・体組成計」での測定の流れはこんな感じ。
1.iPhoneで「1byone Wellness」アプリを起動。(必要に応じてユーザー選択)
2.「1byone 体重・体組成計」に乗って体重測定。
3.スマホの画面に表示される「Yes」をタップ。
これだけ。
「1byone 体重・体組成計」の電源オンオフ操作も不要ですし、データは自動的に「1byone Wellness」アプリと「ヘルスケア」アプリに記録されるので、本当に手軽に体重/体組成が記録できます。
特に「ヘルスケア」アプリともデータが連動するのは本当に便利です!
ちなみに、このホーム画面から各種設定やデータを閲覧することができます。
①をタップすると、ユーザー管理画面になります。
②の各データをタップすれば、より詳細なデータを参照することができます。
③「Settings」をタップすれば、ユーザーの各種データの再設定が行えます。
①をタップすると、このように他のユーザーを追加する画面になります。「+」をタップでユーザー追加が可能。右上の「Edit」をタップすれば、不要なユーザーの削除が可能になります。
③「Settings」をタップすると以下の画面になります。①でユーザー切り替え。②をタップすれば再度各種個人データを再設定できます。「Level」の変更などはここから行えます。
②をタップすれば以下のように詳細なデータを参照することができます。
こちらは「Graph」表示。
「List」への切り替えも可能です。不要なデータがあれば、消したいデータをタップし、下の「Delete」をタップすれば消去可能です。
右上のアイコンをタップすれば、SNS等へのシェアも可能です。
「1byone 体重・体組成計」の実測値と「TANITA 体組成計」実測値との比較
Amazonのレビュー内で体脂肪率が不正確ではないかというレビューがあったので、家にあるTANITAの体組成計と管理人の実測値を比較してみました。
1byone | TANITA | |
---|---|---|
体重 | 54.0 | 54.1 |
BMI | 19.4 | 19.3 |
体脂肪 | 9.8% | 16.2% |
筋肉 | 44.0kg | 43.0kg |
骨量 | 2.38kg | 2.4kg |
基礎代謝 | 1378kcal | 1239kcal |
体水分 | 60.6% | 54.7% |
確かに体脂肪に関しては差がありますが、それ以外はそれほど大きな差はありませんでした。
なお、体脂肪率に関して色々調べてみると、日本製のメーカー間でも意外と誤差はあるようです。これはメーカーのサンプルデータによる差異らしいので、不具合というわけではないのかも。
あくまでも“参考”程度に活用するのが良いのかもしれません。
ちなみに、この「1byone 体重・体組成計」では、「Level」を選択することで体脂肪などの数値も変化します。ジムなどで本格的な測定器があり、体脂肪率を測定できるなら、この「Level」を変えてみて、自分に合うものを選択すると良いかもしれませんね。
「1byone 体重・体組成計」レビューまとめ!
「1byone 体重・体組成計」ですが、デザインはスッキリとしていて好印象。LED表示の数値も見やすくて良い感じ。測定する際は上に乗るだけで自動で電源オン。降りると30秒後に自動で電源オフとスイッチ操作が不要なのも良いですね。
また、なんと言っても「1byone Wellness」アプリの出来栄えがすばらしい!
表記こそ英語だったりはしますが、動作も快適でUIも分かりやすく、なおかつApple純正の「ヘルスケア」アプリともデータが連動できるのは本当に便利です。
自分はApple Watchを常用しているので、歩数や心拍数などは「ヘルスケア」アプリで簡単に見る事ができるのですが、従来だと体重やBMI等は、別途手動で「ヘルスケア」アプリに入力する必要がありました。こうなると最初のうちは記録するんですが、元々ものぐさな管理人、数日で記録するのをやめてしまい、結局なんとなく日々体重を測るだけになっていました。
しかし!この「1byone 体重・体組成計」と「1byone Wellness」アプリがあれば、体重測定前にiPhoneで「1byone Wellness」アプリを起動しておくだけで、自動的に体組成データがアプリに記録され、「ヘルスケア」アプリに手動で入力する必要もなくなるんです!
付属の「1byone Wellness」アプリでもデータの確認は簡単ですが、個人的には「ヘルスケア」アプリで歩数や心拍数といったデータも含めて一括でデータ確認がしたかったので、現在は本当に重宝しています。
価格も現時点のAmazonで3,500円と驚きの安さ!コスパで考えると十二分な製品ではないでしょうか。
あえて欠点を述べるとすると、説明書に日本語はあるけど、やや言い回しにおかしな点があることや、アプリが基本英語。そしてスマホと連動させないと体重計の初期表示を「kg」に変更できない点などが気になるポイントです。
ただ、使い方としてはそんなに難しくなく、初期設定等は当サイトの解説通りに進めれば問題ないと思います。スマホを持っていない方にはちょっとおすすめできませんが、特にiPhoneなどのApple製品(iOS 8以降)をお持ちであれば、「ヘルスケア」アプリとデータ連動ができるのは素晴らしいと感じました。
日常の体重管理はもちろん、ダイエットの数値管理などにも便利だと思います。個人的にはなかなかおすすめの製品だと思いますよ。
以上、「1byone 体重・体組成計」のレビューでした!提供いただいた1byone様、ありがとうございました!
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