Windows 10 バージョン1909に2月の月例パッチ適用でブルースクリーン発生の不具合あり。既に修正パッチがリリースされているので速やかに適用を。

【Windows Update】マイクロソフトが2021年2月の月例パッチをリリース。複数の重大な脆弱性が修正されているので必ずパッチの適用を。一部バージョンで不具合あり。ご注意を。 Microsoft Tips
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Microsoftが2月11日に配信開始した定例パッチ/Windows Updateですが、一部の「Windows 10 バージョン1909」および「Windows Server バージョン1909」に「KB4601315」(KB4598298/1月に配信)を適用すると、“WPA3”(Wi-Fi Protected Access 3)を使用してWi-Fi接続を行う際にブルースクリーン(BSoD)が発生する不具合が確認されました。

ただし、すでにこの問題を修正した緊急パッチKB5001028が配信済みなので、現在「Windows 10 バージョン1909」を利用中のユーザーは速やかに「Windows Update」からパッチを適用しておきましょう。

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【解決済み】バージョン1909に「KB4598298/KB4601315」を適用するとWPA3 Wi-Fi接続を行うときにブルースクリーンと共にnwifi.sysで停止エラー「0x7E」が表示されることがある。

■不具合の内容:
Wi-Fi Protected Access 3 (WPA3) 接続を使用しようとすると、ブルースクリーンと共に nwifi.sys で停止エラー 0x7E が表示されることがあります。この問題は、切断後に Wi-Fi ネットワークに再接続したとき、またはスリープや休止状態から目覚めたときに発生する可能性が高くなります。注 現在、ほとんどの Wi-Fi ネットワークでは WPA2 を使用しているため、この問題は発生しません。

■原因となるパッチ:
KB4598298/KB4601315

■影響を受けるOS:
Windows 10、バージョン1909

■回避策:
この問題を軽減するには、次のいずれかを実行します。
①デバイスをWindows10バージョン2004またはWindows10バージョン20H2に更新します。
②WPA2を使用してWi-Fiネットワークに接続します。これを行うには、アクセスポイントまたはルーターの設定を再構成する必要がある場合があります。
③有線イーサネット接続を使用して接続します。

■解決策:
この問題は、帯域外アップデート KB5001028 で解決されました。自動更新プログラムを有効にしている場合は、この更新プログラムが自動的に受信されるため、それ以上の対処は必要ありません。この更新プログラムは累積更新プログラムなので、インストールする前に以前の更新プログラムを適用する必要はありません。この更新プログラムは、Windows Update、Microsoft Update Catalog、Windows Server Update Services (WSUS) を含むすべてのリリース チャネルで利用できます。

■リンク:
Windows 10, version 1909 and Windows Server, version 1909 | Microsoft Docs

 

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