本日はTOMTOP様より、6インチの大画面にAndroid 6.0を搭載した「Cubot Max」を提供いただいたのでレビューしてみたいと思います。
この「Cubot Max」ですが、スペックはこんな感じ。
CPUはMTK6753 64bit/1.3GHz Octa Core、3GB RAM、32GBのストレージ、4100mAhのバッテリー容量、6インチディスプレイ(1280 x 720ピクセル)、バックカメラ8MP/フロントカメラ1.3MP、DSDS対応となっています。決して高スペックとは言えませんが、抑えるところは抑えたバランスの良いスペックだと思います。
当初スペック的にあまり期待はしていなかったのですが(失礼!)、実際に使ってみると思った以上に動作がサクサクで、文字などのジャギーなども目立たず、案外悪くないなという印象。
そしてなんと言っても価格が安い!のが凄いです。記事執筆時点で$135.99という価格を考えれば、コスパで考えれば十分実用的かと思いますよ。
「Cubot Max」セット内容一覧
「Cubot Max」のセット内容一覧は以下の通り。
- 1 * Cubot Max Cell phone
- 1 * Battery(本体に装着済み)
- 1 * USB Cable
- 1 * Charger 5V1A(中国仕様)
- 1 * Protector Case(本体に装着済み)
- 1 * User Manual (English)
※初期状態ではバッテリーに絶縁テープが貼られています。最初は裏面のカバーを外し、絶縁テープを剥がしてから使用しましょう。
「Cubot Max」スペック一覧
「Cubot Max」のスペック一覧です。
Cubot Max スペック一覧 | |
---|---|
CPU | MT6753A , 1.3GHz Octa-core |
GPU | Mali - T720 |
System | Android 6.0 |
RAM | 3 GB |
ストレージ容量 | 32 GB (Expansion Supported: 128GB) |
ディスプレイ | 6.0 inch , IPS, HD 720X1280 pixels, 2.5D touchable display |
カメラ | フロント:1.3MP (Interpolated 5.0MP) リア:8.0MP (Interpolated 13.0MP) |
バッテリー | 4100 mAh |
Bluetooth | 4.0 |
センサー | G-sensor, Proximity sensor, Ambient light senor |
ネットワーク | FDD-LTE+WCDMA+GSM 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD-LTE 1800/2100/2600MHz |
Card | Dual SIM dual standby, Micro SIM card X 2, TF card X 1 |
TF card(microSD) | 最大128GB |
WiFi | 802.11b/g/n |
サイズ | Height : 164.5 mm Width : 83.5 mm Thick : 8.95 mm |
重さ | 221g ( with battery, 管理人実測値 ) |
※技適は通っていないのでご注意ください。
「Cubot Max」外観レビュー!
「Cubot Max」の外観をレビューしておきます。
まず外箱はこんな感じです。
開封した状態。
最初は保護シートが付いているので、これを剥がします。
初期状態から保護フィルムとTPUケースが付いています。TPUケースの品質はやや微妙(;´∀`)
裏面です。
ケースを外すとこんな感じに。
「Cubot Max」の右側面です。ちょっと見えにくいですが、ボリュームボタンとスリープボタンがあります。
ボリュームボタンとスリープボタン部分のアップ。ボタンの押し心地や反応などは問題なしです。
上部にはイヤホンジャックと、充電用のMicro USBポートがあります。充電ポートが上にあるのはちょっと珍しいですね。
左側面には特に何もありません。
下部にはスピーカー穴のみあります。
デザインはシンプルでそつない感じ。
裏面はプラスチック製ですが、案外悪くないです。カメラはありますが、指紋認証ボタンはありません。
背面アップ。
裏面カバーはこのように、隅にある窪みから外れる仕組みです。
開けるとこんな感じ。
まずはバッテリーの絶縁テープを剥がしましょう。
バッテリーは下部の窪みから簡単に外せます。
バッテリーが外れたら、絶縁テープを剥がして再度設置しましょう。
今回は検証用に「China Unicom」のSIMを使用しました。
SimはMicro Sim×2と別途MicroSDカードが使用できます。共用でないのは良いですね。
起動するとCUBOTのロゴが出てきます。
ちなみに、「Cubot Max」は6インチという事もあって、なかなか大きいです。iPhone 7 Plusと比較すると、まるでiPhone 7とiPhone 7 Plusを比べているような感じになります。重さも実測で221gと結構ずっしりした重さですね。
「Cubot Max」の日本語化/初期容量/Antutuスコアなどまとめ!
続いて「Cubot Max」の日本語化/初期容量/Antutuスコアなどをまとめておきます。
まず「Cubot Max」の日本語化ですが、これは最初の初期設定画面で「日本語」を選ぶだけでOK。非常に簡単に日本語化が行えます。一部英語の表示も残りますが、基本的な使用には問題ないレベルです。
日付と時刻(タイムゾーン)は「日本標準時 GMT+09:00」に設定しておきましょう。
初期状態のアプリは非常にシンプル。ほぼGoogleデフォルトのアプリのみで、不要なアプリは入っていません。またUIもシンプルなので、Androidを使ったことがあるならばすぐに使いこなせるでしょう。
初期状態での内部ストレージ空き容量はこんな感じ。
メモリも十分な余裕があります。
「Cubot Max」のAntutu / Geekbench4スコア
「Cubot Max」のAntutu / Geekbench4スコアをご紹介しておきます。
「Cubot Max」のAntutuスコア
「Cubot Max」のGeekbench4スコア
「Cubot Max」レビューまとめ!
ということで、この「Cubot Max」、スペック的には決して高スペックとはいえませんし、ディスプレイもHD画質なので特別高精細というわけでもありません。
しかしながら実際に使ってみると、思っていたよりも動作がサクサクしており、RAMも3GB搭載されていることもあって、ブラウジングや動画の視聴は意外と快適でした。画面が6インチと大きいのも良いですね。
そして個人的に6インチにHD(1280*720)って画面粗くないの?と気になっていましたが、使っていると文字のジャギーなどもほとんど気にならず、こちらも思っていたよりも悪くないなというのが率直な印象です。
バッテリー容量が4,100mAhとなかなか大容量なので、バッテリーのもちが良いのもいいですね。
ただし、外観やカメラ性能に関しては価格相応といったところ。特に外観はプラスチック製なので、どうしても安っぽい印象は受けてしまいます。また、最初からTPUケースも付属していますが、こちらも品質はやや微妙。多少傷付いても良いならば、素の状態で使ったほうが使いやすいかなと思います。
カメラに関しては、ちょっと色合いは微妙な感じでしたね。
それでも実売100ドルちょっとで購入可能というのは凄いです。手軽に使えるスマホ/ファブレットと割り切れば、サブ機としてはもちろん、スペックにこだわらないならメイン機としても“アリ”かもしれません。画面が大きいので、動画や写真閲覧用などに持っておくのも良いかもしれませんね。
実際にホームビデオ(FHD画質)をコピーして視聴してみましたが、特にもたつきなどもなく、スムーズに視聴できました。
という事で、この「Cubot Max」、使用用途を見極めれば、なかなか楽しめる大画面スマホ/ファブレットだと思います。案外基本的な動作面はサクサクしているので、使用感は悪くないです。安価で手軽に使えるファブレットをお探しなら、一考の価値はあるかと思いますよ。
以上、「Cubot Max」のレビューでした!提供いただいたTOMTOP様、ありがとうございました!
※価格は2017/1/12現在のものです。
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