PSVR2レビュー:祝!初VR!GT7はほぼ実車感覚、Horizonは遊園地のアトラクションみたいで楽しい!

PSVR2レビュー:祝!初VR!GT7はほぼ実車感覚、Horizonは遊園地のアトラクションみたいで楽しい! SONY
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紆余曲折あったPSVR2購入ですが、なんとか無事発売日に入手することができました!

管理人にとっては、このPSVR2が初めてのちゃんとしたVR機器であり、実際に遊んでみると簡易のVR眼鏡とは段違いのリアルさでとても満足しています!

GT7はほぼ実写というより実車を操作している感覚!これは感動ですね。車好きならぜひ遊んでみてほしい!そしてHorizon Call of the Mountainも、導入部分はまるで遊園地のアトラクションのようでわくわくしましたし、遊んでみても断崖絶壁を上りつつ下を見ると、思わず身をのけぞってしまうほど。戦闘も物陰に隠れながら隙をみて攻撃したりと臨場感抜群です!

という事で、本日は「PSVR2レビュー」をご紹介しておきます。初めてVR機器の購入を考えている方は良かったら参考にどうぞ。

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PS5とPSVR2との接続はUSB-Cケーブル一本!セットアップも簡単!

PSVR2ヘッドセットは意外と重い!けれど遊んでいると気にならない。初装着時はずれて大変!しっかり締めるのがポイント

PS4と初代PSVRの接続はかなり面倒だったようですが、PS5とPSVR2の接続は非常に簡単!

PSVR2ヘッドセットについているUSB-CケーブルをPS5前面のUSB-Cポートに繋ぐだけ。別途電源の確保もいりません。有線接続なのはちょっと残念ですが、接続が本当に簡単なのは素晴らしいですね。

セットアップも、説明書とテレビに表示される解説通りに進めていけば全く問題ありませんでした。

PSVR2の導入方法に関しては総じてかなりスムーズだった印象です。

 

PSVR2ヘッドセットは意外と重い!けれど遊んでいると気にならない。初装着時はぼやけるしずれるしで大変!後ろのダイヤルでしっかり位置を固定するのがポイント

PSVR2ヘッドセットは意外と重い!

PSVR2のヘッドセットですが、本体は約560gと数字だけ見るとなかなかの重さ。持ってみてもそこそこな重みがあり、「これずっと頭に装着していてしんどくならないのかな?」と思いましたが、実際に装着してみるとあまり気になりませんでした。

そもそもバイクのフルフェイスヘルメットであれば1kgを優に超えるので、「そういえばバイクに乗っていた時はメット被っていてもなんともなかったな」と思い返すと、急に重さが気にならなくなったのは不思議です。

なお、初めてPSVR2ヘッドセットを装着する際は、とにかくヘッドセットが正常な位置からずれ落ちてくるのに戸惑いました。とくに前の方に重みが集中しているので下にずれやすい。そしてずれると視界がぼやけるのでかなりストレス。

しかし、これはPSVR2ヘッドセットを装着後、画面がくっきり見える位置にヘッドセットを少し持ちあげながら微調整し、そのまま後ろのダイヤルでしっかり固定することでほぼずれなくなりました。位置がうまく固定できれば視界がぼやけることもなくなり快適になりましたね。

PSVR2ヘッドセットをダイヤルで固定

このヘッドセットの締め上げ/固定は非常に重要な設定ポイントだと思います。ずれやすい方は改めてダイヤルでの固定をしっかり行ってみてください。併せてレンズ間距離の調整なども行っておきましょう。

とにかく、PSVR2を遊ぶ上では、面倒でもセットアップを丁寧に行うことが重要!以下のポイントは確認しておきましょう。なお、いずれも後から再調節可能です。

  • PSVR2はずれないようにしっかり固定!後部ダイヤルでの固定/締め上げがポイント!文字がくっきり見えるよう調節を!
  • レンズ間距離も正しく調節!合わない場合はヘッドセットの位置が下がっていないか要確認!

 

部屋のプレイスペースは自動で測定!2m×2mの確保は意外と難しい

部屋のプレイスペースは自動で測定!2m×2mの確保は意外と難しい

部屋のプレイスペースは、PSVR2ヘッドセット付属のカメラで自動的に測定してくれます。ずれている部分のみ手動で修正すればOK。問題なければデフォルトのままで大丈夫です。

ちなみに、プレイスタイルにはルームスケール/シーテッド/スタンディングの3つが用意されており、動きながらプレイする「ルームスケール」の利用には2m*2mの空間が必要。我が家では空間の確保が難しく、現在はシーテッド/スタンディング(1m*1m)で遊んでいます。まあ、これでも十分楽しめますけどね。

PSVR2の設定/プレイスペースを後から変更する方法

PSVR2ですが、遊び始めた際はヘッドセットの装着に慣れず、後から設定変更したい場合もあるかと思います。また、プレイスタイルをルームスケール/シーテッド/スタンディングで変更したい場合などもあるでしょう。

そんな時は、以下の手順で設定変更可能です。何かPSVR2の設定などで気になることがあれば、以下の手順を覚えておくと良いでしょう。

PSボタンを押してコントロールセンターにアクセス>表示されている「PSVR2 クイック設定カード」を選択

 

他にも、以下の通り「設定」から変更することも可能です。再セットアップなどはこちらを利用しましょう。ちなみに、上記の「PSVR2クイック設定カード」からアクセスも出来るようになっています。

PS5:ホーム画面>[設定]>[周辺機器]>[PlayStation VR2]

 

 

まるで映画館!PSVR2のシネマティックモードは120Hz対応で大画面テレビの代替としてもおすすめ!画面サイズ変更は「クイック設定カード」の利用が便利!

PSVR2には、VR非対応のゲームを遊んだりAmazonプライムなどの映画を楽しめる「シネマティックモード」が搭載されています。

これによって1920×1080 HDRビデオフォーマット&24/60Hz/120Hzのフレームレートでコンテンツが楽しめます。フルHD相当なので4Kほどの高画質ではありませんが、まるで映画館のような大画面でゲームや映画が見られるのはなかなか楽しいです。音質も付属のイヤホンで十分迫力があり、サラウンド感もしっかり感じられます。当初はあまり期待していませんでしたが、個人的には満足できるレベルです。

ちなみに「シネマティックモード」の画面サイズ変更は、PSボタンを押してコントロールセンターにアクセスし、「PSVR2 クイック設定カード」を経由すると簡単に変更出来て便利です。最大サイズにすると、本当に映画館にいるような感じになり、映画やアニメ、ドラマなどを見るには非常におすすめですよ!

初期設定時はそこまで大きな画面設定にはなっていません。「シネマティックモード」を大画面で楽しみたい方は、「PSVR2 クイック設定カード」などから【画面サイズ】を大きく設定しなおしておきましょう。せっかくなので、ぜひ一度は”最大サイズ”にし、AmazonプライムやYouTubeなどで動画を楽しんてみ欲しいですね。

なお、画面が大きいと迫力はありますが、ゲームなどの場合は逆に遊びずらくなる可能性もあります。随時お好みで調節してみてください。

 

PSVR2:GT7/グランツーリスモ7 レビュー

ここからは実際にゲームをPSVR2で遊んだ感想をご紹介していきます。まずは「GT7/グランツーリスモ7」から。

はっきり言って凄い。

従来のGT7も十分実写同然で綺麗で満足していました。しかし!この【GT7/PSVR2】の組み合わせは予想以上に凄い!

VRなので向いた方向にそのまま視線がうつるのですが、これがレースゲームと非常に相性がよく、まるで実車(”実写”ではない)を操作しているような感覚になりました。

例えば、コーナーリングの際にはコーナー方向に視線を向けますよね。これが凄く自然に見えるので運転がしやすいですし、ライバル車を追い越す際にも挙動を追いやすく、ぶつからずに上手く抜くことができました。そしてアップダウンもリアルに感じられ、本当に車を運転しているような感覚になり最高です。

遊んでいると、昔、ランエボⅥでサーキット走行していた思い出が甦ってきました。もうレースゲームはずっとPSVR2で遊びたいです。VR対応レースゲーム増えるといいな。

お金に余裕のあるレースゲーム好きな方なら、【PS5+PSVR2+GT7】の組み合わせはマジでおすすめですよ。

 

PSVR2:Horizon Call of The Mountain レビュー

続いて「Horizon Call of The Mountain」のレビューです。

こちらはSONYのVRに向けた気合がひしひしと感じられる大作に仕上がっています。とにかく、VRの楽しさをこれでもかと詰め込んだゲームに仕上がっており、PSVR2を買うならぜひ遊んでみてほしいと思います。

導入部分はまるで3D映画を見ているよう。水面は美しく揺れ、周囲を見渡すと様々な機械獣が闊歩しています。そして機械獣が頭上を横切ったり水面から飛び出すさまは本当に迫力満点!もうずっとこのまま見ているだけでも十分かも?なんて思ったりもしました。遊園地のアトラクションのような印象ですね。

そしてゲームが進むと、今度はクライミングや弓を使って敵と戦ったりするシーンが出てきます。

クライミングは断崖絶壁を登るのですが、ふと下をみると物凄い高さでちょっと腰が引けます。周りで様子を見ていた子供(6歳)からは「何怖がってるの?何もないよ!」と笑われました。ロープでサーっと滑り落ちた際は、着地の際にリアルによろめくことも。不思議ですねー。

戦闘に関しては最初は慣れず苦戦しましたが、矢をしっかりひくコツをつかむと、サクサク敵に当たるように。矢数は無限なので、気にせずどんどん撃てるのはストレスフリーで良いです。また、戦闘も障害物に隠れながら敵の隙をついて攻撃するなど、VRを上手く使った戦闘が楽しめます。

物陰に隠れてこっそり頭を出して敵を確認。見つかりそうになったらすぐに物陰に隠れる!そして敵の隙をついて攻撃!

昔サバゲーを遊んでいた時を思い出し、なかなか楽しいです。思わず息をひそめちゃったりするほどリアル。家族からすると変な動作してるだけなんでしょうけど。

なお、後から知ったのですが、アクセシビリティから自分の攻撃力を変更できます。これを3倍とか5倍にすることで簡単に敵を倒せて進めるようになります。受けるダメージ量も調節できるので、とりあえずクリアしたいという方は調節してみてください。

難易度は変更できますか?

『Horizon Call of the Mountain』では、2つの値を調整して自分だけの難易度設定を作り出せます。調整できるのは以下の値です。

■与えるダメージ – 敵の機械獣に与える全ダメージの倍率が上昇します。
■受けるダメージ – レイアスが敵の機械獣から受けるダメージの割合を下げます。

引用元:『Horizon Call of the Mountain』サポート

とにかく、この「Horizon Call of The Mountain」、VRの楽しさがめいっぱい詰まった素晴らしい作品だと思います。PSVR2を買ったなら、ぜひ遊んでみてくださいね。

 

PlayStation VR2 Sense コントローラー用の別売り充電スタンドは必要か?

PlayStation VR2 Sense コントローラー用の別売り充電スタンドは必要か?

PlayStation VR2 Sense コントローラーは、左右それぞれ、USB-Cポートから有線で充電する必要があります。

PS5のフロントはPSVR2を繋ぐとUSB-Aポート1つしか空きがなくなるのと、付属するケーブルも「USB-C to A」ケーブルが1本だけなので、SONYとしては一つずつ充電してね。ということなのかもしれません。

一応専用の充電スタンドは別売りであるのですが、税込み5,480円という価格をどう感じるかがポイントでしょう。

個人的にPSVR2を毎日使うことはあまりないですし、そもそもVRゲームを長時間遊ぶのは非常に疲れます。また、「シネマティックモード」で非VRゲームを遊んだり映画を見たりする際には、普通のDualSense ワイヤレスコントローラーを使用するので、PlayStation VR2 Sense コントローラー自体の使用時間もそれほど多くないのが現状です。

そのため、自分は別売りの充電スタンドは買わず、家にあるスマホで利用している急速充電器を使って夜に充電するようにしています。勿論、充電の際には「USB-C to Cケーブル」も利用できますよ。

ただ、PSVR2をがっつり遊ぶ方や、定番の収納場所を作りたい方は購入すると良いでしょう。また、PlayStation VR2 Sense コントローラーのUSB-Cポートは、やや作りが心許ない印象なので、充電スタンドに付属する「充電用アタッチメント」を付けることで、その不安も解消できるかと思います。

という事で、必要に応じて購入を検討してみてくださいね。
※定価は税込5,480円です。購入の際はご注意ください。

 

PSVR2ヘッドセットは眼鏡のまま装着可能、特に曇ったりもしない

PSVR2ヘッドセットですが、眼鏡をかけたまま装着も可能です。自分は大体夜に遊ぶことが多いので、コンタクトを外した後、眼鏡にして遊んでいます。現状、特に遊んでいて眼鏡が曇るようなこともありません。

ただし、PSVR2ヘッドセットを装着する時や外す際は、どうしてもヘッドセットと眼鏡が引っかかったりずれたりすることはあります。こればかりは慣れの問題かと思いますが、可能なら眼鏡ではなくコンタクトで遊ぶ方が脱着は容易かと思います。

なお、眼鏡も外して裸眼(視力0.2)で遊べるかな?と試してみましたが、流石にこれはぼやけて無理だったことを併せてご報告しておきます。

 

付属のイヤホンの音質は悪くない!Tempest 3Dオーディオ技術に対応!自分好みのイヤホン/ヘッドホンに入れ替えも可能!

付属のイヤホンの音質は悪くない!Tempest 3Dオーディオ技術に対応!自分好みのイヤホン/ヘッドホンに入れ替えも可能!

PSVR2に付属のイヤホンですが、あまり期待せず使ってみたものの、音質はそこまで悪くないです。高音域もしっかり出ていますし、そこそこ迫力のある低音も響きます。3D/サラウンド感もしっかり感じられ、映画を見ていても迫力は十分でした。

とりあえず、まずは付属のイヤホンを使ってみて、不満があれば買い替えると良いかもしれません。

ちなみに有線接続が可能なら、自分の持っているイヤホン/ヘッドホンを付け替えて利用することも可能。ただし、PSVR2のヘッドセットと干渉する可能性もあるので、その点はご注意ください。

また、出来れば3Dオーディオに対応したイヤホン/ヘッドホンを利用すると良いでしょう。

付属のイヤホンの音質については、後日、手持ちの「WH-1000XM4」を装着して聴き比べ、改めて感想を追記したいと思います。

 

PSVR2のおすすめ/満足ポイントまとめ

PSVR2のおすすめ/満足ポイントは以下の通り。

  • PS5との接続がUSB Type-Cケーブル1本で済み非常に簡単
  • イヤホンやコントローラーも付属するオールインワン仕様で追加の出費は不要(必要に応じて充電スタンドは購入の必要あり/自分は不要かな)
  • 本格的なVRが手軽に遊べる(セットアップも慣れれば簡単)
  • SONY自体にゲームソフトの開発力があり、今後も大作VRゲームの発売が期待できる
  • 「シネマティックモード」を利用すればまるで映画館で視聴するような雰囲気が手軽に味わえる
  • 「有機EL+HDR」で映像表現が素晴らしい。GT7は感動した。
  • ライトシールドの遮光性が素晴らしい。全く外の光が入らず、ゲームにしっかり集中できる。映画を見ていると本当に映画館にいるかのよう。
  • 思っていたよりも付属のイヤホンの性能が悪くない。3D音響が手軽に楽しめるのは良い
  • ヘッドセットで振動が感じられるのは意外とアリ!臨場感が増す!

 

PSVR2の不満点まとめ

PSVR2の不満点は現状以下のような感じ。

  • 有線ケーブルがやや鬱陶しい。座って立つ際に引っ掛かった時は冷や汗が出た。
  • VR酔いするかも?(自分は初回酔ったけど2回目からは慣れました。できれば購入前に試せると良いかも)
  • クッキリ見えるスイートスポットが狭い?慣れるまではヘッドセットをしっかり装着するのが難しかった(文字や映像がぼやける場合はセットアップが上手く出来ていないと思います)
  • シネマティックモードがフルHD画質で4Kほど高画質ではない(映画ではあまり気にならないが、4Kなら最高だった)
  • 「シースルービュー」の切り替えボタンが押しにくい。出来ればヘッドセットの下部ではなく、サイド(左右)にボタンがあると嬉しかった。

価格については、VR初心者にとっては高い印象を持つかもしれませんが、他社の製品に比べると性能で考えれば妥当なレベルであり、不満点には入れておりません。

 

PSVR2 レビューまとめ:初VRにおすすめ!やや高価だが満足度は高い!

PSVR2レビューまとめ

管理人にとって初めての本格的なVR機器となった「PSVR2」ですが、当初思っていた以上に満足度は高いです。

GT7はまるで実車を操作しているような感覚に陥りますし、Horizon Call of The MountainもVRの楽しさがしっかり味わえて満足度は非常に高いです。バイオハザード ヴィレッジも興味津々ですが、お金的に厳しいのでセールで値下げになったら買います。

なお、個人的には当初ローンチ時に発売予定から3/16に発売延期となった「The Dark Pictures:Switchback」を買おうかなと思っています。ジェットコースターアクションホラーシューティングゲームと聞くとちょっと惹かれません?

 

そして「シネマティックモード」も、まるで映画館にいるような雰囲気を手軽に楽しめるのは良いですね。高精細!とは言えませんが、手軽に映画を見る分には十二分な印象です。4K画質はPSVR3に期待でしょうか。

購入する前は「VRの眼鏡に8万円…」と、かなり悩みましたが、結果的には買ってよかったと思います。後日妻にも試してみてもらい、買ってよかったと思ってもらえると良いな…。

後は、今後どれだけしっかりしたVR対応ゲームが発売されるかが肝でしょう。爆発的なヒットは価格もそこそこするので難しいかもしれませんが、ゲームの未来は十分感じられた気がします。ぜひSONYさんには今後もVR分野を盛り上げてほしいと思います。

お金に余裕があるならみんなも買っちゃいましょう!VR万歳!

PlayStation VR2(CFIJ-17000)
ソニー・インタラクティブエンタテインメント

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