昨今音楽のストリーミングサービスが全盛となり、無料/有料で利用可能なSpotifyを筆頭に、Apple Music、Google Play Music、Amazon Music Unlimitedなどなど、様々な音楽聴き放題サービスがリリースされています。
それぞれ一長一短ありますが、今回サービス開始となった「YouTube Music」は、最後発だけあって他にはない特徴もあります。早速有料サービス「YouTube Music Premium」を契約して使ってみましたが、まだまだ課題もあるものの満足度は高め。これは音楽好きならおすすめかもしれません。
なお、この「YouTube Music」、広告が表示されたりバックグラウンド再生には対応しないものの無料で基本的には利用可能。しかしながら有料契約すれば、より便利に利用可能となります。
そして注意点もあります。契約する際にブラウザやAndroid端末から処理するのと、iPhoneなどのApple系デバイスから契約するのでは金額が異なる点は要注意。また、先日発売されたGoogle Pixel 3ユーザーにはちょっとお得になる特別キャンペーンもあります。裏技というほどではないかもしれませんが、この辺りの情報もまとめておきます。音楽好きな方はぜひお試しあれ!
- YouTube Musicとは?有料と無料の違いは?Google Play Musicとはどう違う?特徴まとめ!
- Apple/iPhoneユーザー必見!YouTube Music Premiumをちょっとお得に契約する裏技?紹介。
- 「YouTube Music Premium」は11月28日までに契約すれば3ヵ月無料!Pixel 3ユーザーなら6ヵ月!その後は1ヵ月無料!
- すでに「YouTube Music Premium」は「Google Home」と連携可能!登録したら設定を変えておこう!既存ユーザーも試せる無料プロモーションも!
- YouTube Music Premiumで「音声のみ再生」に切り替える方法
- YouTube Musicの使い方:自分好みの選曲に変えていこう!
- 管理人が長年愛用していたApple MusicからYouTube Music Premiumに切り替えた理由
- ライバルも値引きで対抗!「Amazon Music Unlimited」は3ヵ月99円!「Spotify Premium」も3ヵ月100円キャンペーンを開始!
- まとめ:「YouTube Music Premium」は満足度高い!
YouTube Musicとは?有料と無料の違いは?Google Play Musicとはどう違う?特徴まとめ!
まずはYouTube Musicの特徴と、Google Play Musicとの相違点、有料/無料でのサービスの違いを簡単にまとめておきます。
この「YouTube Music」の特徴ですが、一般的なYouTubeの音源をベースに、Google Play Musicのアルバムなどを聴ける機能が合体したような印象。そのため、YouTube上の音楽を聴けるのは勿論の事、Google Play Musicで利用可能な最新音楽アルバムなども視聴可能となっています。
ただし、厳密にはまだ「YouTube Music≠Google Play Music」の状態であり、完全に同じ曲やアルバムが聴けるわけではありません。いずれはYouTube Music側に統合を図っていく予定のようです。
現状「Google Play Music」が優れている点としては、まず端末本体に保存した楽曲も再生可能であるという点、そしてクラウド上に保存した楽曲の再生/保存が可能であるという点、そして微妙に登録されている楽曲に違いがあるという点が挙げられます。特にプレイリストなどは「Google Play Music」の方が優れいている印象。
ただし、いずれはこれらも統合されていくでしょうし、何より嬉しいのが、現在有料で「Google Play Music」を利用している人はそのまま「YouTube Music Premium」も追加費用無しで利用可能であるという点。そしてこれは逆も然り。
後述しますが、現在管理人が使用しているGoogle Pixel 3 XLでは、「YouTube Music Premium」の6カ月無料お試しキャンペーンがあり、これに登録したところ、自動的に「Google Play Music」の有料契約も行われていました。これはかなりお得なキャンペーンだと思います。
逆に「YouTube Music」の優れている点としては、「Google Play Music」に登録されていないような楽曲も視聴可能であるという点が挙げられます。例えば、古い曲やマニアックな曲、非公式かもしれないけれど個人がアップロードしているアルバムや曲など、様々な音楽を聴きたければ、SpotifyやApple Musicなどと比べても契約する意味があるかと思います。この辺りはYouTubeの資産を上手く活用してきた印象ですね。
なお、「YouTube Music」には現在2つのバージョンが用意されています。
■広告が表示される無料の「YouTube Music」
■バックグラウンド再生、広告なしの音楽、音声のみモードなどの特典を備えたプレミアム音楽サービス「YouTube Music Premium」
Spotifyの有料/無料バージョンと似たような構成ですね。無料のSpotifyを利用しているユーザーさんは、「YouTube Music」の無料バージョンを試してみるのも良いかと思いますよ。
そして「YouTube Premium」というサービスも同時に提供開始となっていますが、こちらは「YouTube」の広告がすべて非表示になり、動画をダウンロードしてオフライン再生にも対応しています。動画好きなら試す価値アリでしょう。(200円増し)
YouTube Music Premiumの利点
有料の「YouTube Music Premium」のメンバーになると、広告なしの音楽、バックグラウンド再生、音声のみモード、オフライン再生などを利用できるようになります。
特にメインの音楽サービスとして利用するなら、バックグラウンド再生は個人的に必須。そしてスマホの通信量を抑えるなら、事前に音楽データをダウンロードしてのオフライン再生も必須だと思います。
この辺り、普段どの程度音楽を聴くのか、外出時も利用するのか、各人の利用状況に応じて契約してみてくださいね。
YouTube Musicへのリンク、アプリのダウンロードについて
一応「YouTube Music」へのリンクとiOS/Androidアプリをご紹介しておきます。
YouTube Music
カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント
iPhone/iPadの両方に対応
無料 ※価格は記事掲載時のものです。
Apple/iPhoneユーザー必見!YouTube Music Premiumをちょっとお得に契約する裏技?紹介。
裏技と声を大にして言うのはおこがましいですが、「YouTube Music Premium」は契約する際のデバイス/OSによって若干金額が異なります。
まず一般的なブラウザやAndroid端末経由であれば、月々980円での契約となりますが、iPhoneなどのApple端末の「YouTube Music」アプリ経由で契約すると割高になる点は要注意。
YouTubeの有料プラン一覧 | ||
---|---|---|
プラン | ブラウザ/Google プレイ経由 | App Store経由 |
YouTube Music Premium | 980円 | 1,280円 |
YouTube Premium | 1,180円 | 1,580円 |
YouTube Premium ファミリー (6人まで利用可能) | 1,780円 | 2,480円 |
そのため、iPhoneやiPadなどのAppleデバイスを利用中の方で「YouTube Music Premium」を契約しようと思っている方は十分ご注意ください。
しかしながら、一度ブラウザやAndroidデバイスから980円で契約しておけば、そのアカウントを引き継ぐことで、Appleデバイスでもそのまま「YouTube Music Premium」を利用可能となります。やり方としては以下の通り。
■パソコンのブラウザやAndroidスマホなどのiOS以外のデバイスから「YouTube Music Premium」に加入し、その後契約済みのGoogleアカウントをiPhoneなどに引き継ぐ。
■iPhoneやiPadなどで一旦「YouTube Music」アプリを削除し、その後Safariなどのブラウザから「YouTube Music」の登録ページを開き契約する。
※「YouTube Music」アプリがiPhoneなどにインストールされていると、「YouTube Music」の画面を開いた際に、自動的にアプリへ画面が遷移してしまいます。
もしもアプリの削除が面倒!Windowsパソコンとか持ってない!という方は、Safariの「プライベートブラウズ」機能を使って「YouTube Music」ページを開くことで、「YouTube Music Premium」に通常価格で加入する事もできます。
「YouTube Music Premium」は11月28日までに契約すれば3ヵ月無料!Pixel 3ユーザーなら6ヵ月!その後は1ヵ月無料!
そしてもう一点お得な情報として、無料期間の違いが挙げられます。
まず現在「YouTube Music Premium」サービス開始キャンペーンとして、11月28日までに有料版を登録すれば、通常1ヵ月の無料期間のところ、なんと3ヵ月無料で利用可能!これはかなりお得なので、ぜひ迷っている方は試してみましょう。勿論、無料期間だけ楽しんで解約することも可能ですし、「YouTube Music Premium」を3ヵ月無料で使えるだけでなく、同時に「Google Play Music」も3ヵ月無料で楽します。「AppleMusic」との違いを体験するという点でも良いかもしれません。
さらに!Pixel 3ユーザーであれば、なんと6ヵ月!無料で試せます!流石Google謹製スマホ!買ってよかったPixel 3!
という事で、Pixel 3ユーザーは登録しないと絶対損です。ぜひ試してみましょう。
すでに「YouTube Music Premium」は「Google Home」と連携可能!登録したら設定を変えておこう!既存ユーザーも試せる無料プロモーションも!
個人的にスマートスピーカー「Google Home Mini」のメイン用途は音楽視聴なのですが、AppleMusicを契約していた管理人は、Spotifyの無料バージョンを連携させて利用していました。
しかし、これだと指示した楽曲がなかなか掛からなかったり、音質が悪かったりと、満足のいくものではありませんでした。
しかしながら「YouTube Music Premium」を契約しておけば、「Home」アプリから設定変更することで早速メインの音楽サービスとして利用可能となっています。また、「Google Play Music」を指定することも勿論可能。現在「Google Home Mini」などを利用中の方で「YouTube Music Premium」を登録した方は、ぜひ設定を変更しておきましょう!
「Home」アプリ起動>右端の「アカウント」タブを選択>「設定」をタップ>サービス>音楽>ご利用中の音楽サービス>YouTube Music/Play Musicいずれかを選択
そしてGoogle Home/Home Miniをお持ちのユーザー向けに、耳寄りな情報があったのでご紹介しておきます。
各Premiumサービスは、当初3カ月の無料期間が用意されるほか、YouTube Music Premiumに関しては、スマートスピーカーのGoogle Homeシリーズ利用者向けに、2019年4月8日までという長期間の無料プロモーションが用意される。
グーグル広報によると、Google Home向けの無料プロモーションは、「新規購入」だけではなく、既存ユーザーも、いったんGoogle Homeシリーズをリセットすれば無料プロモーションを楽しめるという。
引用元:月額980円のサブスク新勢力「YouTube Music」は“Spotify潰し”になるか?|BUSINESS INSIDER JAPAN
という事で、現在Google Home/Home Miniをお持ちの方で手軽に「YouTube Music Premium」を試してみたい方は、ぜひリセット作業を行ってみましょう。ただし、改めてネット接続などの再セットアップ作業が必要となりますので、その点はご注意を。
参考:Google Home のデータを初期化(FDR)する|Google Home ヘルプ
YouTube Music Premiumで「音声のみ再生」に切り替える方法
一点、「YouTube Music Premium」を使っていてヘルプと異なる点があったのでご紹介しておきます。「YouTube Music Premium」で「音声のみ再生」に切り替える方法ですが、公式のヘルプには以下の記述があります。
音声のみモードのオンとオフを切り替える手順は次のとおりです。
- YouTube Music アプリを開きます。
- プロフィール写真 > [設定]を選択します。
- 動画モードと音声のみモードを切り替えます。
しかし、これが実際に「設定」を開いても見つかりません。結局以下の方法で「音声のみ再生」に切り替え可能でした。
まずは適当に音楽を再生します。その際に表示されている動画/画像部分をタップ。するとこのようにトグルが表示されるのでこれをタップ。
これによって「音声のみ再生」に切り替え可能です。通信量を抑えたい方、音楽のみの視聴をしたい方はぜひご活用くださいね。
ちなみに「YouTube Music」アプリでも、横向きにすれば全画面で動画の視聴が可能でした。
YouTube Musicの使い方:自分好みの選曲に変えていこう!
「YouTube Music」で音楽を楽しむうえで重要なのが、各楽曲への【評価】です。音楽を再生中に気に入れば右のボタンを、気に入らない場合は左のボタンをタップしましょう。基本的に「YouTube Music」は自分のアプリ上での行動や好み、トレンドに合わせてプレイリストやおすすめをお届けしますが、こうやって積極的に音楽を評価することで、より自分好みの選曲に調節することが出来ますよ。
管理人が長年愛用していたApple MusicからYouTube Music Premiumに切り替えた理由
ローンチ以来、長らく愛用していた「Apple Music」から、この度「YouTube Music Premium」にメインの音楽サービスを切り替えました。理由は以下の5点。
■音楽の幅が広い。
■Apple MusicをAndroidアプリで利用する際に、UIが洗練されていなかったり不具合が多い。
■Google Home Miniでデフォルトの音楽サービスとして「YouTube Music」が利用可能。
■「YouTube Music Premium」を契約すれば「Google Play Music」も利用可能。
■「Google Play Music」なら無料で最大で5万曲の音楽をアップロード可能。
特にGoogle Home Miniで早速利用可能となっていたのは嬉しかったですね。それと無料で5万曲アップロード可能というのも素晴らしい。手持ちのマニアックなCDを存分に楽しめそう。また、Pixel 3 XLで6ヵ月無料キャンペーンが行われたのもインパクト大でした。
ライバルも値引きで対抗!「Amazon Music Unlimited」は3ヵ月99円!「Spotify Premium」も3ヵ月100円キャンペーンを開始!
そして「YouTube Music」のサービス開始と同時に、ライバルの音楽配信サービスも魅力的な割引キャンペーンを展開中!
まずはAmazonの「Amazon Music Unlimited」ですが、こちらは2019年1月4日までに新規登録すると、3ヵ月たったの99円で利用可能!その後4カ月目以降は980円、Amazon Prime会員なら780円で利用可能です。普段Amazon EchoなどのAmazon系サービスを主体に利用しているなら、こちらの方が便利かもしれませんし、価格的にもお得ですね。
また、Spotifyも負けていません。こちらも「Spotify Premium」が新規登録で3ヵ月100円で利用可能。その後980円での利用となります。
>Amazon Music Unlimited
>Spotify Premium
まとめ:「YouTube Music Premium」は満足度高い!
という事で、早速ガンガン使っている「YouTube Music Premium」ですが、個人的には満足度は高め。UIもそこそこ上手く作り込まれていますし、おすすめ曲のレコメンドも適切。今後使いこんでいくとより上手く機能してくれると嬉しいですね。
特にマニアックな楽曲が色々あるのがマニア心をくすぐります。音楽好きならとりあえず一度体験してみる価値はあるでしょう。ただし、Android向けのウィジェットが用意されていないのはちょっと残念。
そして「YouTube Music Premium」を契約すれば、同時に「Google Play Music」が使えるのも嬉しいポイント。行く行くは統合されていくようですが、現時点では純粋に新曲のアルバムや各種プレイリストを楽しむなら、「Google Play Music」に一日の長がある気がします。また、無料で音楽をアップロードして楽しめるのも嬉しいポイント。
2つのアプリを行き来する必要はありますが、音楽好きなら非常に楽しめるのではないでしょうか。これで月額980円なら個人的には“アリ”だと思います。
という事で、サービス開始となった「YouTube Music Premium」ですが、なかなかよく作り込まれている印象。興味のある方は、ぜひお得な無料トライアルで試してみてくださいね!ただし、Appleユーザーは契約方法をお間違え無く!
リンク:YouTube Music
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