楽天モバイルが本日、5Gに対応したプラン「Rakuten UN-LIMIT V」を発表しました!すでにウェブ・店頭での申し込みが開始されています。
お値段はなんと従来から据え置きの月額2,980円(税抜)!やっす!もちろん、データ使い放題&通話し放題(専用アプリ使用)となっています!
ただし、当初5G回線が利用できるのは本当に限られた少しの地域だけ。徐々にエリアは拡大していくようですが、現状4Gエリアですらまばらな状態なので、早急なエリア展開が急務でしょう。
それでも明瞭な1プラン構成、かつ価格も据え置きの大盤振る舞い。ぜひ楽天モバイルには頑張って欲しいものです。
Rakuten UN-LIMIT V:プラン内容/価格
「Rakuten UN-LIMIT V」のプラン内容と価格は以下の通り。
月額は2,980円(税抜)ですが、300万名までは1年間無料となっています。現時点で契約者数は100万人ほどと言われているので、まだ余裕はありそうです。
そして楽天回線エリア内なら引き続き5Gプランでもデータ通信は使い放題。これは嬉しいポイント。ただし、パートナー回線エリアでは引き続き5GB/月の制限がありますが、超過後も1Mbpsと比較的速い速度で利用は可能です。
通話についても引き続き「Rakuten Link」アプリを使う事で、原則無料で通話し放題となっています。
楽天モバイルの5G通信エリアは?
楽天モバイルの5G通信エリアは現時点で以下の通り。
※2020年9月時点
■北海道
札幌市白石区南郷通15丁目南付近
■埼玉県
さいたま市大宮区桜木町1丁目付近
さいたま市中央区新都心付近
■東京都
世田谷区瀬田1丁目付近
世田谷区瀬田2丁目付近
世田谷区瀬田3丁目付近
世田谷区瀬田4丁目付近
世田谷区上野毛1丁目付近
世田谷区上野毛2丁目付近
世田谷区上野毛3丁目付近
世田谷区上野毛4丁目付近
世田谷区玉川1丁目付近
世田谷区玉川2丁目付近
世田谷区中町1丁目付近
世田谷区野毛2丁目付近
世田谷区野毛3丁目付近
板橋区板橋3丁目付近
■神奈川県
横浜市西区浅間台付近
■大阪府
大阪市北区堂山町付近
大阪市北区曾根崎1丁目付近
■兵庫県
神戸市兵庫区御崎町1丁目付近
順次拡大予定との事ですが、チェックしたい方は以下のページから確認できます。
現状4Gエリアもまだまだ十分とは言えない状況。エリアマップは以下のページから確認できます。管理人の住んでいるエリアは、楽天回線拡大予定エリアにすら入っていない状況なのはちょっと悲しいです。
現在「Rakuten UN-LIMIT」を利用中のユーザーは順次自動でアップデートされる模様
現在「Rakuten UN-LIMIT」を利用中のユーザーは、10月12日から11月30日までの間に順次自動で「Rakuten UN-LIMIT V」にアップデートされるようです。もしも、すぐに適用したい場合は「my 楽天モバイル」から手動で手続きも可能となっています。
■Rakuten UN-LIMITアップグレード方法
オリジナル5G端末「Rakuten BIG」が意外と良さげ。製造はZTE。
今回の発表で、楽天モバイルからオリジナル5G端末「Rakuten BIG」が発表されました。
これが案外スペックや見た目は良く出来ている印象。6.9インチ 有機EL/Snapdragon 765G/6GB (RAM) / 128GB (ROM)/micro SDXC対応 (最大 256GB)/4,000mAhバッテリー/おサイフケータイ対応/メインカメラ(外側)約800万画素 (超広角) + 約6,400万画素 (広角) + 約200万画素 (深度測位) + 約200万画素 (マクロ)/ディスプレイ指紋認証/約227g/69,800円(税込)と、個人的にはアリかなと思います。ちなみにワイヤレス充電には非対応です。
製造はZTEが担当。取扱説明書に載っていました。
まとめ:「Rakuten UN-LIMIT V」はかなり頑張っていると思う!だけどエリアの狭さとiPhoneのETWS非対応が致命的。
現在管理人は妻のサブ用途で「Rakuten UN-LIMIT」を契約中。iPhone 11 Pro Maxにて運用中ですが、特にこれといった不具合もなく利用できています。
ただし、最大の欠点は肝心の使い放題となる「楽天モバイルエリア」の狭さにあるでしょう。徐々に広がってはいるようですが、現状管理人の住んでいるちょっと田舎だと、いつになったら楽天モバイルのエリアに入るのか全く予想もつかず、正直言って不安しかありません。
現状パートナー回線エリアでも5GBを使いきっても1Mbpsで通信できるのなら実用面では問題ないのかもしれませんが、ある程度楽天モバイルのエリアが広がった後にパートナー回線の使用が出来なくなったら果たしてどうなるのでしょうか。勿論、そこは楽天モバイルとauがいきなり仲違いして顧客に迷惑をかけるという事はないと信じたいですが、色々現状では先行きに不安を感じるのも事実です。
確かに今回の「Rakuten UN-LIMIT V」、明瞭な1プラン構成と価格も据え置きというのはかなりの英断だと思いますし、日本の携帯通信料がこれで引き下がるなら素晴らしい事です。ただし、【絵に描いた餅】では意味がありません。
とにかく、今はなんとしても早急に「楽天モバイルのエリア」を拡大させることが一番重要なポイントでしょう。
楽天モバイルがサービス開始したのが2020年4月8日。無料期間が1年なので、顧客を失わずに継続してもらいたいなら、最低でも来年の4月ごろまでにはある程度エリアを拡大しておかないとダメだと思います。
それともう一点。日本では最も利用者が多いiPhoneですが、一応iPhone XS, XS Max, XR, 11, 11 Pro, 11 Pro Maxで「Rakuten UN-LIMIT」は利用可能となっているものの、ETWS(緊急地震速報や津波警報などの受信機能)に非対応なのは大きな欠点だと思います。技術的な問題なのかもしれませんが、なんとかここは対応して欲しい所。そのため、メイン回線としてiPhoneで「Rakuten UN-LIMIT」を利用するのには躊躇してしまいます。サブ用途なら問題ないと思いますけどね。
個人的には大いに期待しているので、楽天さんにはぜひ頑張って欲しいものです。
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