「iPad(第10世代)」が10月26日発売!Air風デザインに刷新されホームボタン廃止、ポートはUSB-C、価格は6万8800円から

「iPad(第10世代)」が10月26日発売!Air風デザインに刷新されホームボタン廃止、ポートはUSB-C、価格は約6.9万円から ipad
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Appleが10月18日(現地時間)、第10世代となる新型の「iPad」を発表しました。既に予約受付中で10月26日に発売されます。

iPad(第10世代)は、従来のホームボタンを搭載したデザインからAir風のモダンデザインに刷新され、指紋センサーのTouch IDはトップボタンに移動。外部接続端子(ポート)はLightningからUSB Type-Cに変更となっています。これはEUの規制強化を鑑みれば順当な仕様変更でしょう。

搭載されるOSはiPadOS 16で、第1世代のApple Pencilにも対応します。ただし、充電には付属のUSB-CとLightningを変換する専用アダプタを使う必要があります。

プロセッサは第9世代iPadのA13 BionicチップからCPUが20%、グラフィックス性能が10%向上したA14 Bionicチップを搭載。機械学習機能は、A13の2倍の16コアNeural Engineによって、最大80パーセント向上するとされています。なお、最新のiPad ProはM2チップ搭載、そして最新のiPhone 14 ProにはA16チップが搭載されています。iPad(第10世代)はA14のため2年ほど型落ちのチップとなりますが、一般的な用途であればまだまだ十分な性能でしょう。

ディスプレイはホームボタンが無くなった分大きくなり、10.2インチから10.9インチとなっていますが、サイズ自体はほぼ変わりません。新しいLiquid Retinaディスプレイは、2,360×1,640ピクセル解像度、約400万ピクセル、500ニトの輝度、True Toneテクノロジーを備えています。

iPad(第10世代)のディスプレイ

次にカメラですが、iPadでは初めて、インカメラが横向きの位置に搭載されました。これにより、FaceTimeなどで通話をする際、横向きにiPadを持ち、正面からカメラを見られるようになります。これは地味に大きな進歩かと思います。また、12MPセンサーと122度の視野角を備えた横向きの超広角フロントカメラは、センターフレームに対応し、ユーザーの動きに合わせて自動的に向きを変えたりズームして、その姿をとらえ続けます。これでビデオ会議などでも十分実用的になりましたね。

そして12MP広角バックカメラは、240fpsのスローモーションに対応し、高解像度の写真や高精細な4Kビデオを撮影できます。意外と侮れない性能です。

ネットワークについては新たにWi-Fi 6に対応。iPad(第10世代)のWi-Fi接続は、前世代で対応していた802.11ac Wi-Fiよりも30パーセント高速です。5G対応のCellularモデルでは、最高3.5Gbpsの通信速度を実現。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。

カラーバリエーションはブルー、ピンク、シルバー、イエローの4色展開。価格はいずれも税込で64GBのWi-Fiモデルが6万8800円、Wi-Fi+Cellularモデルが9万2800円、256GBのWi-Fiモデルが9万2800円、Wi-Fi+Cellularモデルが11万6800円となっており、既に予約は受付中です。

なお、旧モデルのiPad(第9世代)も引き続き49,800円~で販売中ですが、チップやデザイン刷新などを考慮すると、個人的にはiPad(第10世代)の方がおすすめな印象です。

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