日に日に暖かくなり、桜も咲いていよいよ春も本番といった感じですが、我が家は田舎にあるため、この時期(4月初頭)から梅雨時期、夏の終わり頃まではムカデに非常に悩まされます。
無対策のころは年に数回家の中に侵入され、子供が小さい頃は寝ている頭の横にムカデがいて妻が悲鳴をあげたなんてこともあります。また、家の中で発見してしまうとやっつけるまでは気が気でないし、見つけたら見つけたでどうやって退治しようかなかなか悩むものです。
しかし!要は家の中にムカデが侵入しないようにすれば万事解決します!
勿論、虫相手のことなので100%侵入させないというのは無理ですが、現時点で今回ご紹介する方法をマメに行っておけば、今のところ家の中への侵入はここ数年0件と、効果は出ている気がします。また、家の外で死んでいるムカデも年に数回見つけているので、ある程度効果はあるのでしょう。
という事で、本日は我が家のムカデ対策方法をご紹介しておきます。良かったら参考にどうぞ。
我が家のムカデ対策は3段構え!使っているおすすめ殺虫剤/駆除剤をご紹介!
我が家のムカデ対策ですが、具体的には3段構えとなっています。
使用している殺虫剤/駆除剤は以下の3種類。なるべく汎用品の安価な製品で選択しているのと、いくつか使い比べた結果、行き着いたのが以下の3種となります。
- フマキラー カダン 殺虫 駆除 庭用 虫キラー 粒タイプ 700g
- 【防除用医薬部外品】ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤 [屋外用 8個入] おいたその日から効く毒餌剤 (アース製薬)
- ムカデキンチョール 駆除・忌避 スプレー 300mL 行動停止プラス 百足 対策
それぞれ使い方を解説しておきますね。
ムカデ侵入対策:家の周りには「フマキラー カダン 殺虫 駆除 庭用 虫キラー 粒タイプ」を撒く
まず、家の周りにムカデ侵入対策の粉や粒タイプの殺虫剤を撒くのは非常に重要なポイント。
個人的に粉は家の周りに巻くと見栄えが損なわれるので使っていません。そして顆粒タイプも他メーカーやムカデ専用品なども試しましたが、効果と価格(コスパ)で現在は「フマキラー カダン 殺虫 駆除 庭用 虫キラー 粒タイプ」を使っています。
こちらは顆粒タイプなので、雨などで無くなると視覚的に分かりやすいのはありがたいところ。色味も茶色で目立ちにくいです。これを家の周囲と庭の鉢を置いているところなどにばら撒きます。1ヶ月に1回程度は見回って補充したりするので、年に2-3本(700g)程度使います。
ムカデ侵入対策:ドアや窓の周りには「ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤屋外用」を設置
家の周囲に顆粒タイプの殺虫剤を撒いたうえで、自分は置いておくタイプの駆除剤も併用しています。
特に玄関周りや窓の入り口あたりに重点的に設置。基本的にムカデはドアや窓からの侵入事例が多いようなので、ドアや窓を挟むようにして設置しています。(ドアや窓の左右に一個ずつ設置)
以下の「ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤 屋外用」は去年ぐらいから発売された駆除剤で、ゴキブリ用途と謳われていますが、成分のフィプロニルはムカデにも効きます。1年間効果が持続するとの事なので、去年からこちらを利用中です。
とりあえず今から設置すれば1年間放置で良いかと。個数は「(ドア(玄関/勝手口)数+窓数)×2」で計算してみてください。余ったら物置あたりに設置しても良いでしょう。
以前はムカデ用の「ムカデコロリ」を利用していました。こちらの効果は約一か月との事です。容器のつくりはムカデ用に良く考えられているので、上記の「ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤屋外用」とどちらが優れているかはなんとも言えないところ。悩ましいですが、効果が長いので現在は「ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤屋外用」を使っています。
ムカデ侵入対策:ドアや窓からの侵入予防に「ムカデキンチョール」をレールに噴射
上記の顆粒剤+容器タイプの駆除剤を使用しつつ、念には念を入れるために、ドアや窓の入り口レール部分には「ムカデキンチョール」を噴射しています。
こちらは、ムカデの駆除にも使えるのですが、侵入防止効果も謳われており、その効果は約一か月。どこまで効くかは分かりませんが、月に一回程度こまめに噴射していますよ。一本買えば意外と長持ちするので、コスパは良いかと。
スマホのカレンダーに駆除剤を撒く日を登録しておこう!
ムカデに悩んでいる方は駆除剤を撒くのを忘れないよう、あらかじめスマホのカレンダーに登録しておくと良いでしょう。
我が家は毎年4月の中旬ごろに駆除剤を撒くようにしています。それぞれ皆さん、ムカデの出る少し前あたりの時期にカレンダー登録(毎年繰り返し)しておくと良いかと思いますよ。
ムカデ対策:ムカデ侵入時に備えて複数個所に「火/炭ばさみ」は準備しておこう!
色々対策しても、どうしてもムカデが家に侵入してしまうことはあるでしょう。そんな時に困るのが捕獲方法。
特に家の中で発見した際は、手で掴むことは無理だし危険。かといって手ごろな道具もなかなか見つからないかと思います。
個人的には、掃除のときやキャンプの際に使う「火/炭ばさみ」をムカデを掴む際には利用しています。一応我が家では入り口の玄関ドアの傘立てに一つ、そして裏の勝手口周囲にも一つ立てかけて使えるようにしています。
別に100均の製品でも良いと思うので、もしもに備えて準備しておくと良いでしょう。
ムカデ対策:確実に即座にムカデを殺すなら熱湯がおすすめ!ゴキジェットも一応効く
ムカデ対策で殺虫剤を用意している方も多いかと思いますが、経験則上、最も確実にかつ即座にムカデを殺すなら、熱湯を使うのがおすすめ。
家の中では難しいと思うので、ムカデを上記のような火ばさみで掴み屋外へ。その間に妻にお湯を沸かしてもらい、沸いたら火ばさみで掴んでいるムカデにそのまま熱湯をかけます。
これでムカデは確実に死にます。下手な殺虫剤を使うよりも確実なので、一応覚えておくと役立つ場面があるかもしれません。ただし、熱湯をかけた後は汚れるので、地面など場所はしっかり選んでください。ちなみに、ムカデは切ったり踏んだりしてもなかなか死にません。生命力強過ぎ…。
それと、一応ゴキジェットも効果はあります。死ぬまで時間はかかりますが、大体のご家庭にあると思うので、いざという時は利用してみてください。ハエ用は効果薄いです。ゴキブリ用がおすすめ。
ムカデを家に侵入させないための基本的な対策方法
ムカデを家に侵入させないための基本的な対策方法を、話題のChatGPTに質問して聞いてみました。案外的を得ているかも?
ムカデが家に侵入することを防ぐために、以下のような対策が考えられます。
- 家の周りを清潔に保つ
ムカデは湿気の多い場所が好きなので、水溜りや湿った場所を好みます。そのため、家の周りを清潔に保ち、排水溝や下水管の通りを確保することが大切です。- 家の外壁やドアの隙間を塞ぐ
ムカデは細長い体型のため、家の外壁やドアの隙間から侵入することがあります。そのため、隙間を塞いで侵入を防止することが重要です。シリコンシーラーや防虫ネットなどを使用すると良いでしょう。- 窓に防虫ネットを設置する
窓からの侵入も防止するために、窓に防虫ネットを設置することが有効です。また、窓を開ける際には、ネットを閉じた状態で開けるようにしましょう。- 家の内部を清潔に保つ
家の内部も清潔に保つことで、ムカデが好む湿気を抑えることができます。特に、キッチンや風呂場などの湿気の多い場所を定期的に換気するようにしましょう。- 家の周りに殺虫剤を散布する
家の周りに殺虫剤を散布することで、ムカデの侵入を防止することができます。ただし、子供やペットがいる場合は注意が必要です。また、殺虫剤を使う場合は、製品の指示に従って正しく使用することが重要です。以上の対策を実施することで、ムカデの侵入を防止することができます。
庭に置いてある鉢やプランターの下などは、高確率でムカデが潜んでいます。先に駆除剤を撒いておくのも一つの手段です。
参考:過去にムカデに遭遇した経験談
参考までに、過去にムカデに遭遇した体験談をご紹介しておきます。何の参考になるかは不明。
- 中学時代(寮生活)、寝ている時にお腹の辺りがもぞもぞするので無意識に掴んで投げた→ムカデでしたー(幸いにも刺されなかった)
- 中学時代(寮生活)、寝ようと思って布団をのけるとムカデが先に寝ていた→悲鳴
- 実家で一人のときに廊下に超でかいムカデがいた→行方不明
- 気付くと壁にムカデが這っていた→やっつけた
- 乳幼児の子供の顔の横にムカデがいた→妻悲鳴、なんとかやっつけたが一番気分悪かったです
- 妻談:寝ている時におばあちゃんが耳に何か入ってきたと悲鳴→耳の中からムカデが…(幸いにもケガはなかったよう)
- (裸足で)勝手口に置いてあるクロックスに足を入れると何か柔らかい感触が→大きなムカデでしたー(ケガはなし)
- 子供の幼稚園バッグをのけるとムカデ→逃亡して一時行方不明も、必死に探して発見し、なんとか駆除
- 庭の鉢やプランターの下にムカデ→これはもう慣れた。殺虫剤や熱湯で駆除
- 出勤時に玄関を開けるとでかいムカデが瀕死の状態→熱湯でやっつけたけど朝から気分悪い
私がムカデ嫌いになる理由がお分かりになられたでしょうか?
本当にムカデ嫌い!記事を書いていて気分悪くなりました…
個人的にムカデ系の多足類は本当に苦手で大嫌い!今回も記事を書く上でムカデの写真などが目に入り、ちょっと気分悪くなってしましました。まさに身を削る記事。
ムカデは刺されると痛みも強いので、出来れば家の中には侵入しないようにしっかり対策したいですよね。
一応、上記でご紹介した方法で、ここ数年は家の中へのムカデ侵入はなんとか防げています。それでも、家の外で15cmぐらいのムカデが死んでいるのを見つけるとゾッとしますし、出勤時、玄関を開けた際に瀕死のムカデを見つけた時はちょっと声が出ちゃいました。
とにかく、家の外でムカデを見つけるのと中で見つけるのとでは雲泥の差。
ぜひムカデが家に侵入して困っている方は、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
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