意外？Googleが日本に初のデータセンターを開設！Google系サービスの高速化や安定性強化に期待！

Googleが2023年4月13日、千葉県印西市に日本初となるデータセンターを設立したと発表しました。意外にも、Google自身が日本でデータセンターを開設するのは今回が初めてとなります。

なお、Googleは以前からクラウドサービス「Google Cloud Platform（GCP）」の東京リージョンと大阪リージョンを既に開設済みですが、いずれも自社建物ではなくDC事業者の施設を借りて運用していたようです。

この新しいデータセンターは、昨年発表された Google の日本社会のデジタル化を支援する取り組み「デジタル未来構想」の一環として開設されます。内容としては2024年にかけて総額1,000億円を日本社会に投資し、インフラへの貢献、デジタルトレーニングの提供、そしてパートナーや非営利団体への支援を更に拡大することにより、デジタルの恩恵を更に多くの人に広げていくことが目的とされています。

ちなみに、データセンターが整備された印西市は「DC（データセンター）銀座“INZAI”」と揶揄されるほど、昨今大手企業に人気の場所です。地盤が強固で海や川から離れており災害リスクが低いこと、水供給が安定していること、変電所新設での安定した電力確保が可能などといった点が評価されているようです。

今回最新のデータセンターが稼働開始したことで、今後はGoogleのツールやサービスを利用する際のアクセスの高速化、および高い安定性が期待されます。