今すぐChromeのアップデートを！すでに悪用の事実があるゼロデイ脆弱性が修正！

Googleが4月14日、すでに悪用の事実があるゼロデイ脆弱性を修正した「Google Chrome v112.0.5615.121」の配信を開始しました。

今回のアップデートでは2件の脆弱性が修正されており、なかでも「CVE-2023-2033：Chrome V8 JavaScript エンジンにおける型混乱の欠陥」は、すでに悪用の事実があるゼロデイ脆弱性とされています。皆さんできるだけ速やかにアップデートを適用しておきましょう。なお、脆弱性の詳細については、大多数のユーザーに修正が適用されるまで制限されるようです。

通常はバックグラウンドでアップデートチェックが入り、自動的に更新が適用されますが、気になる方は手動でチェックして適用しておくと安心でしょう。

Google Chromeの更新を手動でチェックしてアップデートする方法

Google Chromeの更新を手動でチェックしてアップデートする方法は以下の通りです。

まずChromeを起動したら、右上の【︙】をクリックし、その後【ヘルプ＞Google Chromeについて】と進みます。

すると、自動的にGoogle Chromeの更新があるかどうかのチェックが行われ、更新がある場合はアップデート作業が始まります。少し待つとこのようにアップデートが適用されるので、後は画面に表示されている【再起動】をクリックしましょう。

Google Chromeが再起動すればアップデートは完了。念のため【ヘルプ＞Google Chromeについて】を開き、以下のように「Chromeは最新の状態です」と表示が出ていることを確認すればより安心でしょう。

Stable Channel Update for Desktop

The Stable and extended stable channel has been updated to 112.0.5615.121 for Windows Mac and Linux     which will roll ...

chromereleases.googleblog.com

Security Update Guide - Microsoft Security Response Center

msrc.microsoft.com