Windows 10 22H2に最後のオプションパッチ「KB5063842」が配信開始。SMBv1プロトコル接続の不具合など修正。必要に応じてインストールを

Windows 10 22H2に最後のオプションパッチ「KB5063842」が配信開始。SMBv1プロトコル接続の不具合など修正。必要に応じてインストールを Windows 10
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Microsoftは、Windows 10 バージョン22H2を実行しているPC向けに、追加のオプションパッチ(通称“C”パッチ)「KB5066198」の配信を開始しました。Windows 10のサポートは2025年10月15日をもって終了するので、今回が最後のオプションパッチ配信となります。

今回のオプションパッチ「KB5066198」では、KB5065429 のインストール後、NetBIOS over TCP/IP NetBIOS (NetBT) 上で Server Message Block (SMB) v1 プロトコルを使用している場合に、共有ファイルやフォルダーに接続できなくなる不具合の修正と、Windows Autopilot を使用して Windows 10, version 22H2 を展開する際、登録状況ページ (ESP) が構成されているデバイスで、Out-of-Box Experience (OOBE) 中に ESP が読み込まれない場合がある不具合の修正が行われています。

あくまでも「KB5066198」はセキュリティ修正を含まない定例外のオプションパッチであり、特に問題が発生していない場合は無理にインストールする必要はありません。必要に応じてインストール作業を行ってください。

なお、「KB5066198」の内容とセキュリティ更新を含む最後の定例月例パッチは10月15日(水)に配信予定です。

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「KB5066198」のアップデート内容

「KB5066198」の更新には、セキュリティ以外の各種品質改善が含まれています。主な変更点は次のとおりです。

Windows 10 バージョン 22H2

[SMBv1 プロトコル接続 (既知の問題)] 修正済み:
KB5065429 のインストール後に、NetBIOS over TCP/IP NetBIOS (NetBT) 上で Server Message Block (SMB) v1 プロトコルを使用している場合に、共有ファイルやフォルダーに接続できなくなる可能性がある問題。

[Autopilot 登録状況ページ (ESP) (既知の問題)] 修正済み:
Windows Autopilot を使用して Windows 10, version 22H2 を展開する際、登録状況ページ (ESP) が構成されているデバイスで、Out-of-Box Experience (OOBE) 中に ESP が読み込まれない場合がある問題。

以前の更新プログラムをインストールしている場合、このパッケージに含まれる新しい更新プログラムのみがデバイスにダウンロードおよびインストールされます。

「KB5066198」の既知の不具合

「KB5066198」では、現時点で以下の既知の不具合情報が提供されております。今後、不具合情報が入り次第追記いたします。

 

Windows 10 22H2:「KB5066198」のダウンロード&インストール方法

Windows 10 22H2向けのオプションパッチ「KB5066198」のダウンロード&インストール方法は以下の通りです。
※あくまでも“オプションパッチ”のため、必要に応じてインストール作業を行ってください。

  • Windows Updateの「更新プログラムのチェック」から入手
  • Microsoft Update Catalogから更新プログラムをダウンロード

 

Windows Updateの「更新プログラムのチェック」から入手する場合は、以下の通り作業してください。

まずは「設定」アプリを開き「更新とセキュリティ」を開きます。

その後「Windows Update」を開き、【オプションの品質更新プログラムがあります】の項目にある「2025-09×64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2の累積更新プログラム(KB5066198)」の下部にある【ダウンロードしてインストール】をクリックします。
※表示されない場合は【更新プログラムのチェック】をクリックしてください。

Windows 10 22H2:「KB5066198」のダウンロード&インストール方法

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